第5回詩人バトル
poem6
桜を食む少女 黒い瞳でちらりと見遣り 「貴方も一皿、どうですか?」 散る桜 喰われる桜 唇から漏れる快楽の吐息は 誰かの逆上を呼び覚ます 桜を食む少女 白い首筋ゆらりとかしげ 「貴方も一口、どうですか?」 熟れた桜 惑える桜 言の葉は花に交じりて 尖った刃と突き刺さる 桜を食む少女 噛まれた指に滴る紅色 「貴方も一回、どうですか?」 萎びた桜 千切れた桜 崩れ落ちるは我が脚の感覚 見上げればそこは少女の笑い
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