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詩人倶楽部

第7回詩人バトル
poem26

レッドリバーバレー

作者 : ぶるぶる☆どっぐちゃん
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ゆるやかに、ひどくゆるやかに
気持ちの良い風が流れて来て
だからあたしは、ああ
どこかで戦争が終わったのだな、と思いました

(ずっと昔輝いていた何かは
みんなが欲し
欲し
欲し

そしてそれは
血に汚れ
涙に濡れ

だからそれは何だったのか

「愛だったのか。お金だったのか」

誰にも、もう
解らない)

ゆるやかに、ひどくゆるやかに
太陽が西へ傾いていって
だからあたしは、ああ
どこかで戦争が始まるのだな、と思いました

(その昔あたし達はひどく飢えていて
凍えていて
豚を食べ
森を燃やし

だからお腹いっぱいに何かが詰まった今
核の炎が燃える今
どうしたら良いのか

「誰を殺すべきなのか。敵は本当はどこにいるのか」

誰にも、もう
解らない)

あたし達は何も知らない
あたし達は何も知らない

何も知らないまま銃なんてものを作り出して
何も知らないまま死んでいって

だから
だから今度こそ
今度こそ
銃を手放せ無いならそれでも良い
その愚かさの先に
今度こそ
せめて今度こそ
何かを
知れたら良いなと思う
何かが
有ったら良いなと思う


もうすぐ河が赤く染まる






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