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第5回中学生1000字小説バトル
Entry2

Time for tea

作者 : 春詩音
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文字数 : 1000
 僕は毎朝日課の、散歩をしてたんだ。君が消えてからの日課。僕
の頭は、君が突然消えた結婚式場、悲しむ親、世界が(僕達の)消
えて行く瞬間で、溢れて消える事は、殆ど無いだろう。何がその日
の僕にそうさせたのか。
 僕は、毎朝通り過ぎるだけの喫茶店に入った。
 所で僕が今、君(誰か、誰にだろうか?)に話してる事は本当に、
一瞬で起こり、消えたんだ。御茶を頼んで、砂糖を入れる迄の時間。
或いは、地球が傾く迄の時間、或いは一日と言う概念の法則で出来
た時間、或いは、或いは、何だろう?
 兎に角、一瞬で起こり消えて、片方の僕の視点からは、永遠、今
も、起きてる事なんだ。
 御茶が僕の所に運ばれて、コールガールが、僕の方を下品な視線
で眺め、僕と視線が合った瞬間コールガールが銀ラメの毛糸の上着
から下着を着てない胸を、(豊満な胸を)わざと、(実にわざとら
しく)はだけて、僕がコールガールの所に行く前に出来事は起きた。
コールガールの視線が熱過ぎて窓の外を眺めたんだ。僕の「君」
(世間一般で通じる俗称を使えば彼女、結婚相手、同棲相手、セッ
クスフレンド、大切な人)が(所で僕の「君」に対する想いは、俗
称のどれにも当てはまらなかった)僕の方を見ながら、車が走って
る道を微笑みながら、歩いてきた。
 それは、「不気味」に写るだろう。だが、違かった。むしろ、何
よりも爽やかで、美しい姿だった。彼女は束縛から開放されたのだ。
 ……。
 車が去って行く。
 信号が青に変わる。
 死体が……死体が、無い? 彼女の姿形、何も無い……? 彼女
は一体? その後、僕はとんでもない喪失感、絶望感、虚無感に襲
われた。僕は生まれて、初めて、膝を震わして、泣いた。忘れよう
と努力してた物事がぶり返す様な感覚。
 ……。
 数分後、泣いてる僕に例のいやらしいコールガールが(豊満な胸
の良い女)、僕に向かって来て「何で泣いてるのか知らないけど、
あなたハンサムだから、一万で良いわ」と言った。僕は無視した。
「ほら、泣いてないで私の暖かい性器に全部ぶち込みなさい」
 普通は、普通は只単にいやらしいだけだ。だが、僕はコールガー
ルの言葉に愛を感じた。
 金で買った愛とか、何も理解出来てない評論家が言いそうだ。だ
が、違う。僕等の間には愛が有ったのだ。
 ……。
 結局、この今僕が話してる話で、僕が何を伝えたいのか僕自身分
からない。だが、何か感じ取った物が有った。それを、誰かに伝え
るべきだと思った。
 僕は今君にこの手紙を書きながら、大好きな本を読んでる。岡崎
京子の、(岡崎は僕の神、師匠だ)「リバーズエッジ」を読んでる。
この漫画の中で、良い言葉を教えて上げよう。

「平坦な戦場で僕等が生き延びる事を」……。






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