| # | 題名 | 作者 | 文字数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 悪魔とおれと。 | そら | 828 |
おれは美由紀のことが大好きだ。 愛してるって言ってもいいだろうってぐらいに。 おれは美由紀をよく抱きしめた。 そうすると美由紀は猫みたいにすりよってきた。かわいい。 おっと、おれはそんなことを言いに来たんじゃない。 ・・・おれは美由紀に抱き締めてもらいたかった。 って、のろけじゃないんだ!聞いてくれ。 でもおれの口からそんなこと言えやしない。 流石にちょっと恥ずかしすぎる。 だからおれは悪魔に頼んだ。 「お易いご用ですよ。それくらい」 「なぁ、まさか命をとるとか言わないよなぁ」 「まさか!最近の悪魔はそんなことはしないんです」 なんだか虫がいい話だとはおもったけど、ラッキーって思った。 「さぁ、美由紀さんはここですよ。貴方を待ってます」 美由紀が・・・、思っておれはかなり嬉しかった。 そこはまるで箱みたいな所だった。一つしか戸がない。 美由紀が床に転がってた。 すやすやと眠っている。 まず美由紀を起こさなきゃと思ったおれはしゃがみこんで、 美由紀の肩に手を乗せようとした。その瞬間。 腹に鈍い痛みが走った。おれの背中越しに男の姿がうつった。 おれは病院の部屋の宙に浮いていた。 美由紀がおれに抱きついて泣いていた。でもそのおれは ベッドで寝ているおれの体だった。 ことの顛末はこういう事だった。 あの時美由紀は監禁されていたのだった。 美由紀はおれが悪魔と話している間に誘拐されていたのだ。 そしておれは美由紀を救い出そうとしていると誘拐犯に勘違いされ 包丁でさされ悲劇の死を遂げたのだった。 「こういう事もあるもんですねえ」 悪魔はおれの隣でこう言いやがった。 悪魔は信じるもんじゃない、と思ったがもう遅かった―。
第6回作品受付 2月25日〜3月25日迄
作品発表4月1日〜
感想票受付 4月1日〜4月25日迄
結果発表5月1日
第6回中学生1000字バトルは、チャンピオン該当者なしとなりました。
残念な結果ではありますが、投稿下さったそらさん、是非次回もご参加下さい。
作者の皆さん、読者の皆さん、是非ご参加下さい。バトルは皆さんの投稿と投票で成り立っています。
感想票:なし
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