生まれた時から堕ちていた大人になる程広くなる空の白鳥のような青さに掴めないと知って手を浸す(冷たい流れを感じた)生まれてこうして立っている世界を変える両眼をもっているそれが私と君だった闇に咲く黒い花唄とか愛とか時間とか五感とかそういうものとは次元が違う失いたくないもの崩れてゆく中、放さないから
どうしても天使になろうと思っていたら 転ばせるように身体(カラだ)が浮遊している マーブル模様に濁った水幕の上を歩くように 氾濫した空流に足を取られた ああっ……今 私は浮いている 羽が生えたように ああっ……今 私は浮いている 相手の意思に乗れなくて(ある意味孤独で) ああっ……今 私は浮いている 足場が無くなり転落していく 天上人とは 落下しているだけかもしれない
※作者付記: 即興詩人なのでうまくいっているのかわかりませんが、なんとなく天使と落下していく人間、両方とも翼が生えたように堕ちていくので、この詩が浮かびました。
昨日も今日も明日も、ない暗闇に顔をうずめた何も見たくなくて何も聞きたくなくて僕はどこまでも落ちていくことにした不安や苦しみは他の何かのせいで僕は何も悪くないんだと、そう、思いたかったあの日君のいた音のない世界であの白く染まり上がった世界で今、誰かがが泣いているよただ静かに、声もなく、ねぇ寒さが肌を貫いていくのなんだか、暗闇の中と似てるんだだからきっと、何一つ目をあけても何一つ、見えないね耳を塞ぐ手、もう離しても、良いですか音を拾い始めた耳に、あぁ、君の声あの日君のいた音のない世界で僕を呼ぶ君の声落ちていく暗闇は、どこにもなかったの光を映し始めた目に、あぁ、舞い散る白銀の宝石あの白く染まり上がった世界で泣いていたのは僕ですか滲んだ涙が一層に、世界をキラキラ揺らした僕の醜さも全て染め上げる白どうして人はこんな時、涙がでるの焼き付けておきたい景色なのに、よく、見えない「……ねぇ。 明日は久しぶりに、話をしませんか…?」
戦いに勝っていこう。戦って勝っていこう。戦いに勝っていこう。戦って勝っていこう。戦いに勝っていこう。戦いを楽しんでいこう。勝って楽しんでいこう。戦いを楽しんでいこう。勝ちを楽しんでいこう。戦いに勝っていこう。勝っていこう。深呼吸をしていこう。勝っていこう。戦いに勝っていこう。勝った。嬉しい。楽しんでいこう。戦って勝っていこう。勝って楽しんでいこう。戦いに勝つことを楽しんでいこう。戦いに勝っていこう。勝っていこう。私は歌う。高らかに言う。私が好きだと。私が愛している。私を。私は何でもできる。私は何でもできる。私は息をする。私は面白い。泊まっていく。戦っていく。戦う。戦いに勝つ。
※作者付記: 前に書いた詩で使った技術を応用してみました。楽しく読んでくれると嬉しいです。
終わらない繰り返しに疲れて握りしめたハンドルふらーり ゆらーり空っぽの頭で見知らぬ角を曲がる誰も自分を知らない場所 人波これ 一番身近な別世界胸に積もったモヤモヤぐにゃぐにゃからちょっとだけ開放されたような錯覚「考えてみたらこんなことって もうだいぶ長いことやってないよね」何回繰り返してみても必ず出てくる同じ台詞このまま夜空へ飛んで行けたらなんて衝動をぐっと抑えてなんとも胸につかえる勇気でまた行き先を日常に向ける……さてと また頑張るかな っと
目覚めたら新しい日々で音も、色も、ひかりもすべて形をかえた時は進み、世界は確実に老いていくというそして嗤う、鉛色の空この手がふれたすべてのものから受け取ったぬくもりわたしはその儚い繋がりを一生求めていくのだとおもうだからなにも、かわるものはない頬を抓ってくれてありがとう直線道路を走り抜ける風白銀の世界でひとり夢から覚めた12月のわたしいまどこかで産声をあげた春が一歩一歩近づいてくる
甘い甘い 真赤な服三角帽子の紅い ベリー少し甘酸っぱいココロの苦しさ『側にいたいよ』そう小さく呟いて飲み込めば少し錆びた歯車動かす合図薔薇を赤く塗る様に鳥が少年を孵す様に堕ちた星屑 瞬く頃君と一緒にもう少しダケ…
※作者付記: もしょろしければおいで下さい♪http://kanoko-com.hp.infoseek.co.jp/
君に伝えたいことがある大切なことを伝えたいたったひとつの想いを今 ここで君に伝えたいそこに優しい想いはあるか?涙溢れるほどの悲しみはあるか?今 ここにあるのはただひとつ『空虚』という単語だけである君にほどいてもらいたいこの大切な心から空白を消し去るために暗闇から ほどいてもらいたいその前に私は君に 悲しみを告げなければならないたったひとつの 光のために君に協力して欲しいんだ私の悲しみを優しさに変換するために
雪にさらされ 北風にもまれて それでも その小さなつぼみで じっと待っている 暖かい春にふれて 咲くときを 「一期一会」 出会いと別れ 春がきた さくらが咲いた 冬の冷気が雫となって 泣いているかのように 静かに落ちた