アタシに煙を吹きかけるそれがアンタのお気に入り咳き込み、涙目、抗議の嵐さらりとかわして額へ一つキスかと思えば、またもや煙ブチ切れアタシはアンタを殴るごめん、ごめんは常套句あの頃すごく嫌だったのに今ではそれしか、思い出せない。
また当たり前のように誰か出逢ったことのない人の明かりが燈る街の上に続く狭くはてしない寒空まで霞んだ唄が届いて欲しいそう、願いが叶わなくても善いから君の声と懐かしき体温は光になって牡丹雪の中私を包んでいた静かに目を閉じればそれを証明する鼓動が揺れていた夏に残った花火達はしけている私は燈ると思い過ぎていた同じ空合なんて無いと誰もが知って生まれてきた筈なのに
残業中にケータイのメールをチェックしてた『友』から結婚通知が飛んできた結婚おめでとうあなたは私と違って笑顔も絶えず、器量も良いだからあなたは直ぐに大切な人を見つけるだろうと思ってたその後がいけないのよ私にだけ連絡が無かったそうだよねあの頃私は、NET出来なかったからケータイさえ、持たせてもらえなかったからでも、それでも幸せだったあなたのメールが来るまでは今、あなたにお子さんが居ることを知ってるアナログ派の恩師から聞いた別に驚かなかった夫婦だから当たり前でしょ?そうは言っても「結婚」か。私にはどんな方が待っているのだろう?探しに行きますか?冷たい風の中、颯爽と歩いて
私は強い。私は勝ち続ける。私は待ち続ける。私は挨拶をする。私はいろいろな人と会う。私は歩いていく。私はきれいだ。私は頭がいい。私は戦う。私は歩いていく。私は休む。私は戦う。私は相手を倒す。私は勝つ。私は強い。私は歩いていく。私は勝つ。私は勝ち続ける。私は戦う。私は寝る。私は歌を作る。私は歌を歌う。私はありとあらゆる事をする。私は勝ち続ける。勝つのは楽しい。私は楽しみ続ける。私は書き続ける。私は詩を作る。私は歩いていく。私は勝つ。私は勝ち続ける。私は倒す。私はいろいろな事をする。私は映画を見る。私は映画館に行く。私は映画の感想を書く。私は小説を読む。私は何でもできる。私は何でもできる。私は戦う。私は勝つ。私は懐かしい歌を歌う。私は戦う。私は勝つ。
※作者付記: また新しい詩を書きたいと思います。次はもっと楽に書けたらいいなと思います。
ろくじに起きて花に水まきじゅうじにあなたと待ち合わせ少し歩いて早めの食事口端上げて目を見つめにじに葉萌える公園であなたの話にオナカで舌打ち指先からめ爪を押すよじに肩見て額をあててあなたのみぞおち心で撫でればほほえむ腕が腰つつむしちじ静かに日も暮れておれんじらんぷを愛でながらくびすじ熱い息かかるろくじに起きて薔薇を摘むあなたの声に小首をかしげ今日も目の奥覗いてる
「はーい、時間ですよ〜♪ みんな揃ってマシンガン発射〜!」っていう発言のありえなさとあの人が「あなたが好きです」って言ってくれることのありえなさと同じくらいだって思っちゃうあたりで…………ごめん頭かち割ってくるわ
衝動を歩くえんらの虜既に始まった空気は足下で潰れた季節の転回重ねた腹を強請ろう堅実な寒空を抱こう共に捧ぐ友に捧ぐ供とせり桁を凌ぐ桜は上に咲いた犬を捧ぐ 夕立迷った蟻を植え雪原の殻を添え禊ぎは風を融解させる輝石に破れ傀儡に尖れ霜柱は名も限る砂に没す傷の洗いを泥土に託す初夏に語らう葉書の如く蔵に至った裸足の鷺は、濯いだ胎を許せぬと
世界には言葉がたくさん溢れていてどんな言い回しも 連なりも よみ方ももうとうの昔に 出し尽くされてしまった 気がしていたのだけれど僕だけじゃないみんな みんな新しい言葉を 紡いでる 紡いでく どんどん世界には言葉がたくさん溢れていていつも新しい言の葉が 生まれて世界を 満たしていくけれどその端から はしから かたっぱしから誰にも 聞かれないで 消えていってしまうたくさんの たくさんの叫びに誰かの 心とか そんなところの さけ び に祈りを 捧ぐ世界には言葉がたくさん溢れていてその中のここに届くほんの ほんの ほんの一握りを大切に 大切にして 生きて い く のだ
※作者付記: 題は「うたうたいとしておもう」と読んで下さい。(名前も「きらう」と読みます)
おっきな空おっきな海ちっぽけな自分でっかい地球でっかい宇宙ちっぽけな自分ちっぽけなのに背伸びしてちっぽけなのに手を伸ばすおっきな夢でっかい野望ちっぽけな自分にできることちっぽけだから背伸びしてちっぽけだから手を伸ばすほんとの自分を手に入れるため
君の横の特等席次は誰が 座るんだろう君は優しく甘い誰もを許してしまうからせつない気持ち込めたビターチョコ暖かい気持ち込めたラッピング涙の色に染まったリボン最後の『ありがとう』たくさん込めて…それでも君は笑って受け取ってくれるんだね
※作者付記: 即興で詩になりかけてない詩になってしまいました。。。
あなたのかんざしすてきねわたしのいちご赤いでしょふたりでいっしょにたべましょういっぱいコンデンスミルクあるんだから