アルバムを捲る写されていたのはあたしの大好きな太陽みたいなあなたの笑顔アルバムを捲る写されていたのはあなたと約束した希望溢れる二人の未来アルバムを捲る捲られたページにはあなたの姿も見えないくらいの暗黒色した海の底アルバムは突然にこの先に映し出されるものはないとあたしに告げたアルバムに終わりがないなんて思いもしなかったあなたの笑顔はどこ?あたしと約束した未来は?あなたはどこ?ずっとずっと一緒にいようってあなたの未来にはずっとずっとあたしがいるって言ってたじゃないなんであなたはいなくなってしまったの?アルバムの続き見たかったなほかの誰でもなくあなたと一緒に現実を受け止める勇気は今のあたしにはないのだからもう少し時間をくださいもう少しだけあなたとの幻想の空を羽ばたかせて…?
※作者付記: 愛する人の突然の死。すぐに受け止めることなんてできない。あの人との時間はなににも変えれない大切な大切な刻(時)。「アルバム」と言う名のあの人と自分との歩んできた道をこれから自分独りで歩いていかなければならない。そんな「幸せな日々」と「絶望」の狭間で生きている人はきっと数えきれないほどいるのだろう。
「サクラ」どこかで誰かと逢う夢を春はどうして見せたがる虚ろな頭を抱えていてもきみが座って待つ場所なら不思議と靴が知っているよ”ねぇサクラ、シリトリしよう好きなものを言ってごらんよ” 今を盛りにつぼみが開き咲いて誇って魅せられる夜はとても艶やかに昼はとても移り気に暖かな南風に誘われ桜並木立ち止まって愛でいれば肩にそっと花びら舞い落ちる”ねぇサクラ、シリトリしよう好きなものを言ってごらんよ”明日の話はするだけ野暮ねまた会いたいのは人の情分かっているけど、移り気な春に任せて来た恋は春に任せて遊ぶがよいさもっと近くにいらっしゃい”ねぇサクラ、シリトリしよう好きなものを当ててみて”後ろ髪引く恋しさにも静かな別れを告げる春の息静かに降る春の雨
どぉしてアナタゎ泣いているの?哀しみゎ夜空に返して、今は笑っていて?だって、僕の宝物はアナタの笑顔だから泣きたいときは、一人じゃなくて、ぎゅって手をつないであげるから笑いたいときは、一人じゃなくて、大声あげて一緒に笑おう「もぉ少しだけ一緒にいたい」アナタがそう願うなら、僕はいつでもアナタの側に僕だって 一緒にいたい いつまでも
水深約80cmの海に漂いましょうわずか三畳程の平らな世界は今や僕らだけの貸切だよそよ風にそっと弾けて消える命新たにノズルから生まれる命僕らの意のままに続けられる一瞬の生さあゆっくりとお眠りなさい抱かれる熱の熱さは約42度くらいだよ目覚めたらのぼせ上って世界が逆転。
人とは 変わるものなのですね。たった半年で アナタの中身は まるで別人のように変わってしまった。外見は変わっていないのに・・・。それは 私のせいなのでしょうか? 変わっていった人は もう元には戻ることはないのでしょうね。でも 私は前のアナタが好きでした。 大好きでした。 愛していました。残酷ですね。 死んでしまえば 会えなくて 顔も見えない 声も聞こえない。でも 生きていれば 中身だけ違えば 顔を会わせ 声も聞こえる。私の大好きだった。 愛したアナタの顔や声はするのに でも私の愛したアナタは もうどこにもいない。私が泣いてすがったら 前のアナタのままでいてくれましたか?アナタを失ったのは私のせいなのでしょうか?今のアナタを見るのは昔のアナタを思いだして とても......つらいのです。変わることは普通 悪いことではないのに......
嬉しいと思ったとき面白いと思ったときヒトは笑う美味しいものを食べたとき素晴らしい景色を見たときヒトの顔から笑みがこぼれる幸せを感じるとき安心しているときヒトは自然と微笑むあなたが笑うと隣のヒトが笑う幸せは伝染するんだとあなたは笑うあなたが笑うと私が笑う私が笑うとあなたが笑う心から愛があふれるその瞬間私は笑うよあなたのためにあなたは笑うよ私のために
生きることとは喪失感の繰り返しなのかと嘆き泣いた夜朝焼けが慰めに来てようやく眠る目覚めればまたも夜遥か遠くに思い馳せ閉じ行く私の肉体は風に吹かれ枯れゆく末やはりどこにもたどりつけず死に場を求めさまよい歩く肥大しすぎた魂ははまるべきところを失って目をこじ開けては拡大した肉体を見る享楽とは気休めに過ぎぬとは何を迷って言ったのかと酒を何度も飲み干して歌い踊った夜朝焼けが覚ましに来てようやく眠る目覚めればまたも夜