第53回体感バトル1000字小説部門結果


おめでとうございます!
今回のチャンピオン作品は投票をいただいた2作品の中より
担当者の1票を加えまして、
土目さんの『a few wards』と決まりました。

エントリ作品作者得票
02a few wards土目1 + 1
04彼が酒を飲まぬ理由中津川渉1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」……
掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。

推薦作品と感想

■a few wards  土目さん

感想:
最後の一行の「僕の手元に残ったのは彼女の言葉だけ」がこの小説のエッセンスで、他の文は忘れても、これは記憶に残ります。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:
 中津川渉さんの『彼が酒を飲まぬ理由』は、結局、設定に終わっているように思われた。雰囲気的に『たそがれ清兵衛』ぽくなってしまった不利もあるのだが、何にせよ、まだ物語は始まってないという印象をうけてしまった。ただ現実味はある。しかしそれゆえに物足りない。会話のきっかけとしては――例えばエッセイやblogのように――良かったかも知れない。  で、対照的に、土目さんの『a few wards』は設定も何も語られないし、現実味にも一切欠けるのである。どうも面倒なところを全て投げ捨てている感じだ。ただ名無しの彼女が、置かれた初期設定から一歩動こうとしているぶんの進展はある(すぐ殺されるけど)。主人公(語り手)の存在が希薄なのは気になるが、それは『彼が酒を飲まぬ理由』も同じであろう。  で、悩んだのだけれども、ストーリーの語り手としては土目さんの方かな、と。これは単純に比較されるべきでもないのかもしれないけれど。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■彼が酒を飲まぬ理由  中津川渉さん

感想:
 毎回面白いなぁ。
 何が面白いって、よく見てるんだ。この人。
 小説の体になっていないという向きもありますが、あんまりそういうことは気にせずに書いた方がいいのかもしれないタイプかなぁ、とも思います。

 プロで云うと夫馬基彦さんなんか、こんな感じ。(M)
投票者: その他のQBOOKS参加作者