まっさかさまに、落ちて、堕ちて、おちてゆく。このままおちてゆくのなら楽になれるでしょうか?たぶんイエス・・・被害妄想で、挙動不審な、アタシが、消えてなくなったならもう辛くない。アタシも、アナタも、その他大勢でさえ。みんな幸せなのだからそれは、楽になった、 ということなのでしょう。もう すぐ 地面。でも こんなにも ココロが穏やかで気持ちがいいのです。ぼすんと、大いなる間抜けな音を立てたアタシの体。人の叫び声が遠くに聞こえたよう。アタシなんかに見向きもしなかった、親と友達がちょっとおかしな位冴えた目にうつる。おちてくる、たくさんの涙と声、アタシの思いと 彼らの想い。アタシは泣きながら、高く澄んだ空を見上げる。うん。今は、もう、辛くない。
生まれてきてから?だけ増えていき数えるのもめんどくさく本当に知りたいことではないのかもしれないと自分でまた増やす悪循環で。で結べる時は何時だろうかとまたいらない?が浮かんだ
僕なんてもう要らないんだろう?嘘、吐くなよ眼、逸らすな僕なんてもうとっくに要らない僕はもう知っているこの期に及んで取り繕うなよ二晩も前から僕が見つからない何処にも僕は見当たらない要らないものなど捜し出す必要もないのだけれど思い知るのが怖いのさほら、笑えよほら、笑っていいよ笑え笑えって笑え笑え笑えワラエワラエワラエワラエワラエ安いおまけ、付けてみろよそんな付加価値、どんな効力も発揮しないただ、思い知るのが恐いのさ僕の居場所なんて輪廻の何処にも見当たらない僕の意味なんて何処にも有りはしないハヤクそんな僕を頼むから 笑ってくれ
風を孕んだカーテンが大仰な翼のように天井を舐める雲の峰で爆ぜるのは中年教師が吐き出す英単語最前列で机にへばりつくあなたの帆のような白いブラウスと襞スカートの下の脹ら脛に欲情兎穴に飛びこんだアリスはワンダーランドあなたはどこへ着くだろう答案用紙は白いまましたたかに回答鉄柵は固く編まれたレースの喪服
子犬を殺して空き缶に詰めましたさて、これは子犬の死体と呼ぶのでしょうか?世界が思いのままになるとしてさて、最初に思いのままにすることは?不幸を両手一杯に持った少女が居てさて、可哀想と思う?助けたいと思う?日常に言葉が沢山転がっていますさて、此処から幾つの宝を見つけられる?全てを遮る壁があったとしてさて、それでも運命の糸は繋がってる?世界がまた、大戦争になったとしてさて、それでも心臓の鼓動のを信じれる?宇宙の膨張が終わったとしたらさて、人間の不安は消えていく?星が全く見えない夜にさて、流れ星に願いをかけようと思う?飢えに苦しむ名も知れぬ子にさて、どんな言葉を詩人はかけるのでしょう?それでも僕は戦おう戦う相手は幻想だ幻想と戦うこと自体が幻想だけど現実逃避と駆け落ちしよう
仕方ないじゃない あたしだって寂しいし 恋くらいしたっていいじゃない性格重視顔重視 才能あればなお良。 恋する自由はあたしにだってあるわでも会えないし 会いたいし 会いに行っちゃおっかなくらいの夏は嫌い 体調悪い 日に焼けるし 真っ白でいたいのよ 外も中も真っ白でいられたらな ショートケーキになりたい イチゴの赤が欲しいでも夏はショートケーキのクリームだって溶けだす だから夏は嫌いでも会えないし 会いたいし 会いに行っちゃおっかなくらいの蝉が鳴く 五月蠅い ジージジジ 頭にくる そんな季節なの夏は溶けだしたショートケーキは不味そうで それはまるであたしみたいそんなあたしを受け止めてくれる人 だったらいいのになぁ嫌いになられてもいい 無関心よりはマシだから溶けだしたショートケーキ 不味そうなそれはミキサーにかけてグチャグチャにして 冷凍庫にしまっておけばアイスクリームみたいになる
※作者付記: 私自身をあらわしています。宜しくお願いします。
真っ白な雪の上 染めるのは血の雨凍えそうな白に 暖かな赤が降る愛してください 見放さないでこんなにも美しい白に 赤黒い影を落としても私は貴方を待ってます鮮血は美しく 君を映す真っ白な絨毯何処から映しても素晴らしい肉片肉食の私には たまらない光景一つ一つを集めよう 冷たい雪の中 暖かな臓器
彼方の愛情表現が苦しいほど 私の身体に纏わりついて彼方の愛情表現が愛しいほど 入り込んでくる一歩一歩 音も立てずに身体を這ってズルリ ズルリ と身体の中へ。。。ただ 一心に何かを探して・・・