疲れた君に笑顔をあげるよ元気だしてよって泣いてる君に笑顔をあげるよ泣いたあとはねえ 笑ってよって疲れた私に笑顔をください元気だしてよって泣いてる私に笑顔をください泣いたあとはねえ 笑ってよって
本当はね、強がってる。壊れそうなくせに助けてなんて誰にも言えないのよ。「さよなら」って言ってくれたら全ての苦しみは終わるのに。強いヒトを演じるのは孤独だわ。
海はきっと空に恋して空と同じ表情をする蛍はきっと星に恋して星を想って空に光る涙はきっと雨に恋してだからいつでも堕ちていく私はきっと彼方に恋して・・・何かを守って生きていく
あなたはたぶん知らないでしょう。あの日、修学旅行の帰りのバスの中、みんな疲れ果てて眠っていた。もちろんあなたも、わたしはあなたの寝顔をじっとみてた。修学旅行のバスの席決めのとき、くじで偶然あなたの隣に座れて本当に嬉しかった。 あなたは知らないでしょう。わたしはあなたに告白したの。眠っているあなたの耳元にそっと気持ちを告げた。それに気付いた人はたぶんいないでしょう。卑怯かもしれないわたしはあなたにちゃんと告白できる勇気はなかった。 君はたぶん知らない。修学旅行の帰りのバスの中。君の声はちゃんと僕に届いていた事を、そしてそのあと眠ってしまった君の耳元で君と同じ言葉をつぶやいたことを。 君は知らないだろう。くじで君と偶然なれて僕がどんなに嬉しかったかを。 だけどもう遅いんだ、何故僕はあのとき君の気持ちにちゃんとこたえなかったのか。僕の罪は重い。僕は君から逃げた、君からそして君の病気から。君はたった一人で病気と闘っていたのに僕には君の病気と戦う勇気がなかった。僕は卑怯な臆病ものだ。しかし、君はそんな僕を責めなかった。ただ笑っていた、いつもの優しい目で。 僕の罪は重い。だから今から君のところへ飛んで行くよ。君はきっと怒るだろうもう一生僕のことを嫌いになるかもしれない。でもそれでいいんだ。 ぼくはこの風景を忘れる事はないだろう どこまでも真っ青に広がる青い空。キラキラと輝くこの綺麗な海を。 「ダメ」 君の声が聞こえた気がした。うん、分かっているよ、君のぶんまで僕が生きなきゃいけないことを。でも君のいない人生なんて考えられないんだ。君がいないと僕は生きている意味がない。わががまな僕を許してくれ。生まれかわってまた会おう、僕はきっと君を見つけ出してみせるから。何百年、何千年かかっても、人間に生れなくても僕はきっと君を見つけだしてみせる。 「ダメ!!」 今度は幻なんかじゃない。はっきりと聞こえた声。いつも聞いていた君の強くて、どこか優しさを感じられる声。振り向くとそこに君が立っていた。腰まで伸ばした髪が風にあおられて白いワンピースとともに揺れていた。しかしそれは一瞬で、目の前には肩まで切りそろえられたショートカットにジーパンとTシャツをきた小柄な少女が立っていた。年はたぶん1,2歳下だろう。何故僕はこの少女が彼女に見えたのだろう。君の事を考えていたかららろうか。目の前の少女が笑った。 あぁーそうか目だ、優しそうにすべてのものを愛しむような目。僕は君の笑った顔が大好きだった。 「綺麗だね。」のそ少女が言った。彼女の視線を追っていくと夕日に染まったオレンジ色の海が広がっていた。いつのまにこんなに時間が経っていたのだろう。「わぁー」思わず声が漏れる。「何があったか知らないけど」少女が言った 「あなたの目を通してこの綺麗な景色を見ている人がいるんだよ!その目を閉じることはしないでほしい」その目はまっすぐ僕を見つめていた。 また、君の姿が目の前の少女にに重なった気がした。もしかしたら君はこの少女と僕を会わせるため僕をここへ導いてくれたのか。その心の声に答えるように少女が笑った。僕にはそれが彼女がイタズラっぽく笑っているように見えた。 「ありがとう、そかもしれないね」僕は少女に言った。少女は笑みを返して言った。 「わたしね、今日この時間にここに来ないといけない気がしたの。そしたらあなたがいた」 「僕も、君と出会えたことは偶然じゃない気がするんだ」 そして、二人は海に沈む夕日をいつまでも眺めていた。
いつからだろう君をこんな想いで見てしまうようになったのはただの友達部活が同じ仲間そんな関係だったのにただ、君と過ごす時間は僕にとって心地よくって君との時間が終わってしまうのが切なくって気づいたら君の姿を目で追っている伝えることが怖くってそれでも君といたいから僕は君をからかってしまうこの時間、関係すら壊したくなくって踏み出す勇気もないまま僕は今でも君に片思い
どんなに急こうとも時が速度を緩めることはないし早まることだってありえない遅く感じるのも早く感じるのもすべては僕らの思い込み自分の思いに囚われず周りのことも関係なくしてただあるがままに風に当たってみればどんなにか清々しいことだろうなんににも囚われずただあるがままに感じればいいふわふわと宙を泳ぐあの遠い雲のように