手を繋ぐのも告白も 初めてのキスも全部 いつも夜にはフンギリがつかない私達 初めて見る彼の裸を 初めて見せる私の裸を 朝の太陽が笑ってみてる
レインボウ。 そらがふかいふかいかなしみにおかされてしまうまえに、 魔女はちいさなふねをうかべてひがしにむかいました。 くもはよくないしるし。 かぜはライバル。 あめはははなるかみさまのおおいなる愛。 魔女はありったけのちからをすべてつかって どうにかはなれこじまにたどりつきました。 やっとみつけた、ちいさなやしのき。 ここがわたしのねむるばしょ。 美しい星屑の群れが痛いほど煌く中 魔女はすうすうと寝息を立て始めました。 夢の中で虹の橋を渡りながら鼻歌を歌っていた魔女は、 遠くでどかんと、大きな雷が落ちたのにも、気付きませんでした。 星が灰色の雲に塗れて、 やがてそこにも、黒い雨が降り始めました。 そこに掛かった不気味な虹は、 まだらに光る烏の尾の色に似ていました。
コンクリの 壁に囲まれて どうしようもなく 早や歩きした 壊れた看板が 強い風に 打ちのめされていた でもやっぱり 見上げると 空は 大丈夫だよと伝う
むすぶ ほどける とけてながれる あなたとわたし むすばれていたはずなのに いつ はなれたの おたがいのためいき もうまじわらない どこかとおくへ いきたい いきたくない ひとりはさびしい かわもをただよう はなびらのように むすぶ ほどける とけてながれる そしていつかきえましょう このおもいもきえましょう
あ うえ かきくけこ さしすせそ た つてと なにむねの はひふへほ むめも ゆ よ らりるれろ わ を ん