雨が降る 雨音だけが鳴り響き 私の心をかき乱す そう 昨日はたしかに物悲しくて 不安だった 泣けない私のかわりに 空が 泣いてくれているのだろうか 全てをながしきってしまえば 心は 晴れるのだろうか そう 昨日はたしかに物悲しくて 不安だった 雨が降る 雨音だけが 聞こえる 私の心をかき乱す
時折、君を見る 姿ではない、君を型取る物 死んでいるなんて、まさか思わない 生きている、その痕跡が生々し過ぎて 遠い過去を、近い今に並べ立てる ふと、会いたいと思った 愛しかった全ては、もう気持ちが悪い だから、やっぱり会いたくない 幸せになって、幸せになって 本当に、思っていたのに 不幸せが、顔を出して来て 道連れにと、私を誘う 私の方から、会いに行こうか 君の方から来たなら、拒絶しよう
ずるずると重い身体を 引きずりながらずるずると 何処へ向かうのか 何を求めて 手探りの未来に 何があるのか 私に遠い未来はあるのか ずるずると重い身体を 引きずりながら まるで自分が入る為の棺桶を 自らが引くようだ 気がつけば 私の肩に1体 私の少し後ろに もう1体 そして背中にも 張り付いているらしい ずるずると重い身体を 引きずり 歩み進めれば 大きな鎌を手にもう1体 死神が 私を待ち受けているらしい