炭酸の抜けたコーラと一緒に 白い腕を眺めて日が暮れる 外の夕日はきっと綺麗なのに 窓から見ることすら諦めている 痛みを和らげるという化学的な幸福を待たずして 鉛のような体は薄暗い部屋に溶け始め 誰かが早く私を思い出してくれることを願った