君がいない この白い建物は 今の僕にとって ただの通りすがりの 景色のひとつに 変わってしまった あの頃のときめきも 今はもう 薄れてしまったね もう いくつ冬が過ぎたのだろう あの日 見上げたグレーの空は はりつめて 今にも泣きだしそうで 強がってもなお こぼれ落ちる涙のように 粉雪が そっと静かに降りはじめたね 誰にも気づかれないように そっと静かに降りはじめたね あの日 僕は ずっと 空を見上げていたんだよ
冬のお風呂って息が詰まる 寒いから換気しないの そうすると空気が薄くなんの んで、あたしの頭に酸素がいかなくなる だから思考能力が低下しちゃって 終わった事をいつまでもぐだぐだ考えて 何で?何で?何で? って色々考えて 馬鹿みたいって自嘲して 勝手に落ち込んで ははっ正真正銘の馬鹿 でももうお風呂からあがるから 馬鹿みたいな負の連鎖は断ち切ってやる え? お風呂からあがたんだろって? そうだよ? うん…… 何で泣いてるんだろうね あたしにも分かんないや