第20回体感1000字バトル結果

おめでとうございます!

今月のチャンピオンは、 良慶さんの作品『幸せ』に決まりました。
良慶さん、おめでとうございます!

エントリ作品作者(敬称略)得票
 
15幸せ良慶3
13チャリンコ日本一周忠 美希生2
6ぼくの名前は飯島辰裕 1
7花瓶と写真千早丸 1
14デカダンスYAIBA1
21帰るところ中人1
22フリオの紙飛行機まる1
26レンジカノイ1
28空中メロン沙風吟 1
31八月のパンダ山本汎太1


感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。
「私の投票がない!」「内容が違うような」
……掲載もれ、ミス等ございましたらご連絡いただけますようお願いいたします。



推薦作品と感想

幸せ  良慶さん
 
感想:文章の運びは今一つという感じでしたが、ストーリーは良いです。
主人公の気持ちや行動には同意してしまうし、ラストの斧で壊すという落ちもなかなかです。
僕だったらそのタイムマシーンで大儲けしてしまうんだろうなあ。
票者:



感想:自分が幸せなのに自分の愛する人の幸せを願う男の生き様に感動した。
票者:純粋読者


感想:どこかせつないところが気に入りました。
票者:QBOOKS登録作者



チャリンコ日本一周  忠 美希生さん
 
感想:「チャリンコ日本一周」に投票しました。
「白雪」と「ずっとそばに」も良かったのですが、最終的にはこれ。
これら三作品は共通して読みやすさを感じました。
ゴチャゴチャとした情景表現はなく、オチのよさと全体のスリムさは、とても勉強になります。
素晴らしい作品なのに、文才を恃んだ自己満足的な押しつけを感じなかったのは、好印象でした。

票者:QBOOKS登録作者



感想:「チャリンコ日本一周」
なんともイイです。雰囲気が。そして読みやすい。
これだけの物語を描いて、しかも1000字以内と感じさせないのは技術の成せるわざだなぁと思いました。

次に良かったのは
「花瓶と写真」。
シンプルだが上手いです。素直に良いと思いました。

他に良いと思った作品は以下。
「夏の課題とスプラッタ」→文章軽薄気味だがちょっと意外で面白い。
「運命奏者」 →長すぎるが、リズムがいい。
「ずっとそばに」→素朴な話だが好印象。
「リアル」→導入良くないけど読ませる感じ。
票者:純粋読者


ぼくの名前は  飯島辰裕 さん
 
感想:自分にはない話の持っていき方だと思った。純文学を書いたことがないので、書いてみたいと思わせてくれました。読んだあと、随分と頭に残る作品で叙情的でした。心に残る作品というのは、そんなに出会えるものではありません。次回を楽しみにしています。
票者:QBOOKS登録作者



花瓶と写真  千早丸 さん
 
感想:まず文章の歯切れが好きです。
重すぎず、軽すぎず。パッと見て「読んでみたい!」って思わせる様なオーラが漂ってますよね。
文章ってヴィジュアルも大事なんだなぁって思い知らされました。

そして結末には意表を衝かれました。
ガムシャラに努力しても満たされない何か、って有ると思うんです。
ゴールに急ぐ余り、余計な事だよ、と忘れている何か。
大概、そんなものは繊細過ぎて気付かないんです。
でも、気付いてみると自分の歴史を覆す様なものだった、って分るんですよね。
自分が激しく遠回りしていたって事に打ちひしがれてしまうんです。
…と、最近同じ様な経験をした自分は強く共感してしまう訳です!
心の古傷にズバっと切り込んで、沁みる痛みが何故か郷愁を誘う。
そんな「傷口にキンカン」みたいな甘酸っぱい所が素敵な作品ですよね。
票者:純粋読者



デカダンス      YAIBAさん
 
感想: 知ってしまった者だけが、使える言葉。見えてしまった者だけが、想像図を描ける。そんな感じがしました。
票者:純粋読者



帰るところ  中人さん
 
感想:変だけど印象に残った。
票者:純粋読者



フリオの紙飛行機  まるさん
 
感想:優しくて澄んだ世界が、整然と書いてあるように思えます。
静かな衒いの無い風景なのに、とても心に残りました。

それからなんとなく24の「何なんだ」が気になりました。
あと30の「桜の木の下で」には共感するところが多かったです。
票者:QBOOKS登録作者


レンジ  カノイさん
 
感想:最初に、超個人的な意見から。
今回、明らかに「規定類」から外れた投稿がありました。
「規定類」をよく読んでから、投稿して下さい。
更に蛇足ながら、「規定類」にある「小説バトル作品規定」は、
商業誌へ公募する際にも有効ですから、
慣れていた方がいいと思います。

では、まず気になった作品をあげ連ねてみます。(敬称は省略させていただきます)
01「ピラミッドはなぜ作られたのか(ZYAPAN)」
(ほんのりエッチ(健全)な話は大好きです)
08「夏の課題とスプラッタ(ヘビトンボ)」
(近未来的設定が面白いが、あの設定にしなきゃいけない話だろうか?)
13「チャリンコ日本一周(忠 美希生)」
(いくらでも裏読みできそう。渋い)
22「フリオの紙飛行機(まる)」
(ポエムですねぇ〜 こんな紙飛行機欲しいです)
26「レンジ(カノイ)」
(図書館や本屋に入り浸る心境がよく分かる)
28「空中メロン(沙風吟)」
(ポエムですねぇ〜 冷静なツッコミがあるのもGood!)

で、今回は26「レイジ」へ投票させていただきます。
淡々と日常を(自己分析しながら)追って行くのがリアルです。
文章も書き慣れていらっしゃるようで、読み易かった。
票者:純粋読者



空中メロン      沙風吟 さん
 
感想:発想が面白かったです。ただオチが弱かったですね。
何故姉は泣いたのだろう。何故メロンが飛んでたのか。
いろんな「?」が出る作品でしたが、少し変なお話しで好きです。
票者:純粋読者


八月のパンダ  山本汎太さん
 
感想: 無神経な作品が多かった。別に下手だとかうまいとか、意味があるとかないとかはさした問題ではない。ただし、QBOOKSの、体感1000字小説ですよと書いてあるにもかかわらず400字だの2000字だの10000字だのを送りつけてくるのには恐れ入った。投稿者は日本語が読めないのだろう、とも考えたが、何しろ日本語を投稿してくるのだから日本語は読めるのだろう。でも、もしかするとコピー&ぺ……いや、野暮はよそう。
 野暮はよすが、そもそも心意気のない人間に小説が書けようはずもなく、1000字という規定を逆に面白がらなんだらハイそれまでよ、である。(もちろん、1000字ぐらい、というのであればそのあたりの感覚の違いは肯定的に楽しみたい)現に、無神経と思しき作家の作品は得てして面白くも何ともないのだから。
 さて、投票なのだけれども、「八月のパンダ」山本汎太 でひとつ。漫画的なので、これだったら漫画でやれよ、とは思うのだが、これ以上の物が無かったので、これで。書くべきものをもっと絞れれば、ぐっとよくなるだろう。
 次点は、見せ方やタイトル、設定を考えればよくなるであろう「夏の課題とスプラッタ」ヘビトンボさん、<僕>と周りの人間の位置を整備すればもっと魅せられる「ここを切ったらどうなる?」じゅんさん、 これも漫画だろう、の「チャリンコ日本一周」忠美希生さんの三本です。んがぐっぐ。(O MAke_B) 
票者:QBOOKS登録作者