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第27回タイマンバトル、開票開始! ○推薦作:女神の秘密 青野岬 煮凝りと姉妹の不気味さがいい!! ▽投票者:その他の作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 主役は何だったのかなと考えて、ああムノーでも犬でもなく、犬の残ったものなのかなと漠然と思いました。異常な事態でありながら、恐怖よりもより日常に入り込んでいくようで、楽しかったです。 ▽投票者:純粋読者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO タイマンバトルは難しいなぁといつも思ってしまいますが、 叫姉妹の話も面白いけれど、ストーリー展開の意外性という点で MAOさんかな? ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 細部にまでこだわる文章の巧さに脱帽です。二回読んでやっと意味が理解できたのですが、全て地の文というのも挑戦的でやられたという感じです。 内容を読むと、異国の地の家族の家計図が見えてくるようでした。水がめに入れて食べられた犬の復活した姿がアホっぽくて面白かったです。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 計算されつくされた巧緻な話を書かれた青野さんに対し、あっちこっちにほつれはあるが、先の読めない怪作で迎えうったMAOさん。読み応えのあるすばらしいバトルでした。お二人ともさすが! 商業誌の片隅にあっても違和感の無い「女神の秘密」だけど、「にこごり」の題からあの姉妹が出てきた段階で先が推測できてしまった。文章は読んでいることを感じさせないほど自然で、物語の運びもスムーズ。だけど、残念ながらストーリーの先に引き込まれない。巧い、とは思うのだけど…。 読みながら「ああ、ここの文章…??」と思いつつも、描かれている人物に感情移入し、不思議な話の展開を知らず知らずに追ってしまったMAOさんに今回の一票を捧げます。 でも、本当に甲乙つけがたいバトルでした。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:女神の秘密 青野岬 実力伯仲!優劣をつけるなんぞ不可能なので、好みと付け届けの差で青野さんに一票。 「そんなこと、わたくし達にとってはプランクトンよりも小さなことですのよ」きゃー怖い。モデルがあの姉妹ということで、フィクションと分かっていても全くありえないとは言い切れないところが、もっと怖い。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:女神の秘密 青野岬 最後までおもしろく読めました。 ラストがこんな展開になるとは思っていなかったので 想定外でした。 いつもこの方のを読んで思うことは、ネタが豊富だということです。 次のを読みたいと思わせる作者の技量はさすがだと思います。 ▽投票者:純粋読者 ○推薦作:女神の秘密 青野岬 これは喜劇なのか、悲劇なのか。 叫姉妹自体が美女ではなく色物扱いの今日この頃、喜劇もババア、もといセレブマダムになってくると悲劇であります。結局、笑いちゅのはいきつくところグロテスクになっていくよ、という話でして、グロテスクも行き着くところ神聖美だったりするわけです。象面人体のガネーシャなんて見ればコミカルだけど、じっさいはグロですよグロ。阿修羅さまみたいな赤ん坊が生まれてもおっかなくってしかたがない。 なんかそういう、一部の核心をついているな、という印象でした。 あとは文章が平易でいい。平易をやろうとして平易であるのはたいしたことです。おもしろうございました。(M) ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO MAOさん作品感想 小説あるいは物語というのは、その語りの妙で楽しませるという要素があるというが、この話はまさにそれだろうか。ガジェットとしての煮凝りはあるが特にテーマはなく、何も始まらず、何も終わらない。煮凝りという言葉からのインスピレーションだけを愉しんで作ったという雰囲気である。犬が最後まで鳴かないせいだろうか、読後になにやらぷるぷるした感覚だけが残るので、それで良いのではなかろうか。 青野さん作品感想 MAOさん作品と異なり、至極真っ当な物語作品である。表現も明快で読みやすい。 それだけに、簡潔にまとめすぎた感を持ってしまう。まず、己の美を追求するために人の命を厭わないという逸話は既に定型化しているので、煮凝りの風呂が出た段階で既に結末を語ったようなものである。 それはそれでよいのかもしれないが、序盤で「乳はニセモノか」という指摘があった。一種ミスディレクションを誘うためであったのだろうが、本物でも偽物でも「プランクトンより小さなこと」であるならば、極論、全身整形サイボーグでも良いのであり、人間の煮凝りで美を維持することを最大の秘密として隠す必要はないだろうと思ってしまった。 個人的には、美を追求する四十女の拘りを楽しんで読んだ。姉妹については、時折お目見えするかの姉妹のように、似ているような似ていないような姉妹間の個性が出ていると嬉しかった。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 近頃のMAOさんは、冒険をしたくてうずうずしているように思える。 バトルに投稿された作品を読んでみると、どれも変化球ばかりだ。 直球など、ひとつもない。 今回もバリバリ変化球でくると思ったので、私はあえて直球で勝負しようと思った。 「ムノーと犬、そしてスウプ」を、私は大変面白く読んだ。 大人向けのシュールな絵本を読んでいるような感じだった。 この作品の凄いところは、無国籍のありえない世界を舞台にしているのにもかかわらず、ちゃんとその具体的な情景を読者の頭に想像させるだけの力を持っていることだ。 それは描写がぎりぎりのところで破綻せずに、ちゃんとリアリティを保っているからだ。 何も考えずにこのような文章を書くと、たいがいは世界観が崩れて、読者おいてけぼり状態になってしまう。 そうならないのは、MAOさんの文章力の確かさと、表現の豊かさに他ならないと思う。 今回、このような勝負ができて光栄でした。 ▽投票者:このバトルへの参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 他の参加者には悪いけれど、近年稀に見る実力者ガチタイマン。 両方ホラーっぽいけれど滑稽。ぬちゃりとした煮凝りを表すには、適切な調理法と言えましょう。 MAOさんの話は、蠢く煮凝り犬を疑問なく受け容れる多分少々おばかな感じの顔つきをした主人公その他の姿がありありと浮かびます。今度車に轢かれた時は、あんまりおいしくないスープが出来上がりましょうが、登場人物氏たちはその理由を想像もしますまい。 青野さんの話は、「プランクトンより小さな」のフレーズが、ホラーとコントの境目に立つべき本作を、コント側にすっころばしているような趣です。 で、二作を比べた場合、煮凝り犬の吐き気のするような可愛らしさのインパクトにほのぼのとしてしまうので、MAOさんを推します。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO どちらに投票するか考えつつそれぞれ読み直すたびに迷いは深まるばかりで 実は今もそうとう迷ってたりします。 でも、なんだろう、こう、妙な読みにくさの中に潜む「来る」感じが、 いいかな、なんて思いました。 青野さんの作品は、なんつーか、その敷居の低さみたいなものが逆に あだになっちゃったかなあ、ってソレは決して悪いってことではないんですが。 あーもう、うまく言えませんが、今回はMAOさんに。 (深) ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 「女神の秘密」 全体に読みやすい文章でした。美容整形の説明がリアルな上、どういう顔になったかわかる。状況の流れが自然に頭に入ってくる。 ただ、叫姉妹にあこがれるくだりが腑に落ちなくて、首を傾げたまま読み終わった感じでした。もうすこし納得させるか、はじめからあこがれていて欲しかった。お題から美容の秘訣=煮凝りという式が、最初から見えてしまったのもいたい。折角提示した謎が読む側には推進力にならないから、オチまで弱くなってしまう。 「ムノーと犬、そしてスウプ」 語り口と内容のミスマッチ。 小さいころに聞いたこわい歌みたいな内容なのに、つかっている語彙が和風。「按配」とか「やらかして」とか「丹念に」とか。正直読みづらかったけれど、これはこれで独特な雰囲気を作っていました。 誤記らしき部分がけっこうあって気になるのだけど一票。だって、物語が怖い。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 単純な意味で読みやすかった青野さんの作品は、怖いはずなのに何故か、最後の昌子さんの一言も手伝ってか(はたまた作者付記も手伝ってか)、「あらあらやられちゃったよ、まったくもう」という軽さ(良い意味で)があって面白かったです。 MAOさんの作品は何て言うかひっそりとしていて、でも力強い(抽象的ですが)。新しいのか使い古されているのかその中間なのかは知りませんが、有無を言わさず惹きつけられたのはMAOさんの作品でした。 (ぼん) ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO お二人とも難しいお題を上手に料理されていて、感心しました。お疲れ様でした。 青野岬さんの「女神の秘密」は、叫姉妹というネームングがイカシテて、期待したんだが、キャラクターにも物語の内容にも捻りが無く、退屈した。 後半、煮凝りに全身をじゅぶじゅぶと浸すところが気持ち悪くて、楽しめたが、殺されて煮凝りにされてしまう事を匂わせるオチは、ショッキングなわりに恐くなくて、ちょっと頂けなかった。 MAOさんの「ムノーと犬、そしてスウプ」も食べられてしまったが、生き返ったようなので、まあこっちの方が少し救われるのかなあと思った。文体については、雰囲気はあるが、読み難いので、あまり好きではない。 ……という次第で、MAOさんに一票。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:女神の秘密 青野岬 どちらもとても面白かった。特に、MAOさんの小説は今まで読んだMAOさん作品の中で一番面白かった。でも、より3000字という枠の中で自分をきっちり楽しませてくれたのは、青野さんの作品だったので、こちらに投票します。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:ムノーと犬、そしてスウプ MAO 不思議で、じわじわと滲み出てくる怖さが良かった。また読みたくなるタイプの作品。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:MAO ムノーと犬、そしてスウプ ゾンビーで最後のら辺で胸の中おぞおぞざわざわしてでもムノーが好いなら別にいいとおもうからすごく面白くて好かったです。そうですね。あのぷるぷるしたのは煮こごりですね。間違いありません。叫姉妹の決め台詞「そんなこと、わたくし達にとってはプランクトンよりも小さなことですのよ」も何だかとっても好ましかったのですが(”叫”てのも好いです)MAOさんの煮こごりの方がより一層おぞおぞざわざわぷるぷるしたので一票投じさせて頂きます(佐藤yuupopic) ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 ○推薦作:女神の秘密 青野岬 「叫姉妹」っていうネーミングだけで笑えた。 ▽投票者:その他のQBOOKS参加作者 |