第43回1000字小説バトル結果 発表3月7日 INDEX |
| エントリ | 作者 | 作品名 | 文字数 | 得票なるか!? ★ |
| 1 | さゆり | 思い上がり | 1000 | |
| 2 | フラワー・ヘッド | 俺とキリコA〜格闘編〜 | 1010 | 1 |
| 3 | narutihaya | あずまよういち | 1000 | 1 |
| 4 | 黒男 | 濠中問答(小説 荘子 其の一) | 1000 | |
| 5 | 青野 岬 | 疑心暗鬼 | 1000 | 4 |
| 6 | 柏木 | Aマイナー | 1000 | 1 |
| 7 | 満月うさぎ | 猫を待つ | 983 | |
| 8 | aluma | 歌わないうた | 917 | 1 |
| 9 | さとう啓介 | 蒼き春 | 1000 | |
| 10 | sankan4on | そして誰もいなくなった | 997 | 1 |
| 11 | 立花聡 | 喫茶店 | 997 | |
| 12 | 堀井安樹 | 兎月伝説(とげつでんせつ) | 1000 | |
| 13 | 日向さち | 夜に沈む | 1000 | 1 |
| 14 | 川辻晶美 | Good bye, BOY | 1000 | 3 |
| 15 | 戸田一樹 | 瀬戸際 | 986 | |
| 16 | 藤政 慶 | 2055 Death | 1000 | |
| 17 | ごんぱち | つまらないもの | 1000 | 3 |
| 18 | 第1素描室 | フィドル | 999 | |
| 19 | 下圭 | 手紙 | 673 | 1 |
| 20 | 林徳鎬 | 男のからだは巨大な橋だった | 1000 | |
| 21 | 橘内 潤 | 『あい/はーと』 | 933 | |
| 22 | 太郎丸 | 天下泰平 | 1000 | |
| 23 | アナトー・シキソ | 胃の中に重いなにかが充満してくる。 | 1000 | |
| 24 | 蛮人S | 黄昏の日々 | 1000 | 6 |
| 25 | るるるぶ☆どっぐちゃん | ジェルソミーナ ジェルソミオ | 1000 | |
| 26 | カピバラ | いつかその日が来たときに | 1000 | 3 |
| 27 | 伊勢 湊 | ソラヲオモフ | 1000 | |
| 推薦作なし | 1 |
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第43回1000字小説チャンピオンは、蛮人Sさん『黄昏の日々』です。 |
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感想票
推選作品:疑心暗鬼 作者:青野岬 感想:この人は日常生活の中に潜む「闇」を描くのが上手だと思います。 また、「男性に対する不信感」もこの作者が好んで取り扱うテーマですね。 その点でライバルのおおもりさんとは、共通するものがあると思います。 私なんぞは、男女を問わず人間そのものを軽蔑してるんですが。 推選作品:疑心暗鬼 作者:青野 岬 感想:重くなりがちなテーマを爽やか(?)に描いていて、とても読みやすかったです。タイトルもいいと思いました。 推選作品:疑心暗鬼 作者:青野 岬 感想:全体に淡々と落ち着いた雰囲気が流れていて、安心して読めた。文体や会話も慣れている感じでいい! 推選作品:疑心暗鬼 作者: 青野 岬 感想:ラストが印象的でした。 不吉な暗示をみつけてしまった様な怖さを感じました。 推選作品:Good bye, BOY 作者:川辻晶美 感想:今回ストーリーになっている作品が少ない。 そしてきっちりと世界を作りあげた作品も少ない。 完成されている作品として一つ挙げるなら、本作しかない。 読めば、そう思うでしょ。 推選作品:Good bye, BOY 作者:川辻晶美 感想:とっても読みやすかったです。 推選作品:Good bye, BOY 作者:川辻晶美 感想:全部読んだ後にも、「やだ、女みたい」っていうのが頭から離れなかった。印象的でした。 推選作品:つまらないもの 作者:ごんぱち 感想:今回、一番面白かったです。個人的に。 「つまらないもの」というものを推測し、ラストは予想を超える「つまらないもの」。 本当に最後、つまらない! と思ってしまいました。 面白い感性の作品に一票。 推選作品:つまらないもの 作者:ごんぱち 感想:今回の作品のなかで一番ありえそうな話だったので。なにがありえそうかというと、どこかの雑誌を開くと載っているかもしれないと。読んだ後に読んだかんじがする話というか。ショートショートっぽい話が好みとか、小説らしい小説が好みなわけではないのですが、今回推薦作を選ぶにあたって、それを基準にしないとどの作品も何にも当てはまらないと感じました。本当はオリジナルで軽い哲学があって読み物として面白ければ最高なのですが。 もともとそんなに本を読むほうでもなかったので、バトルに参加するうちにいろいろな書き方があるんだなあと思うようになったわけですが、そういった感慨も薄れてきた今日このごろ。面白いのが少ない。今回はとくに(自分も含め)。推薦作なしってのもあるとは思うんですが、相対評価で一番を選ぶわけだし、推薦作なしってのは選挙でいうところの無投票みたいになんらかの意味を持つものでもないと個人的には考えるので、たいした意図もないのにそれをするつもりはないのです。 作者でもあるけど、月二十本も読む読者である身としては、もっと面白いのが読みたいです。作者自身が面白いと感じているものを書いている人もいればそうでないのもあるようなので。 推選作品:つまらないもの 作者:ごんぱち 感想:いやあ今回は数も戻り、質もかなり良くなって、面白かったなあ。ここ最近ではベストバウトかもしれない。で、そんな中からわたしが選んだのは、ごんぱちさんの作品です。この方本当に実力あるなあ、と思いました。 推選作品:いつかその日が来たときに 作者:カピバラ 感想:今回は、立花聡さんの『喫茶店』だ!と思ってました。 ナンカとても上質な感じでよかったから。 でも1000字ぴったりじゃないのでやめた。 (そういうふうに自分で決めてるんで。) あと3文字くらい、句読点とか、漢字をひらがなにするとかで、なんとかしちゃえばよかったのに。 で、 るるるぶ☆どっぐちゃんさんの『ジェルソミーナ ジェルソミオ』 これはかなり味わい深いね。味わい深い。意味全然わかんねーけど。 でもなんか分かるような気もする。そこが味わい深い。 だからこれにしようかなと思った。 けど、前回もこの作者に入れたのでやめて。 結局、 カピバラさんの『いつかその日が来たときに』にします。 久々にカピバラ節がきけてよかったなあ、と思ったので。 微かに眉間に皺の寄ってるあの感じ。 といっても、補欠の補欠って訳じゃないよ。 上の三つ並べて、入れない理由がないのがこれだったから。 あとよかったのは、 柏木さんの『Aマイナー』 これはちょっといい。この意外で唐突な終わり方。 妙な空気を感じる。 alumaさんの『歌わないうた』 これは小説と言うよりは詩だな。ていうか、歌か? て、タイトルにそう書いてあるやん。 日向さちさんの『夜に沈む』 この話は、最後の一行がポイント。 この最後の一行があるかないかで全然違う。 川辻晶美さんの『Good bye, BOY』 これは、かなり深いかも。そうでもないかも。 でも好き。 太郎丸さんの『天下泰平』と蛮人Sさんの『黄昏の日々』 こういうのをきちんと書ける人を尊敬します。 俺はダメ。できない。イライラ〜っとしてくるから。 でも読むのは好き。 そんな感じです。 推選作品:いつかその日が来たときに 作者:カピバラ 感想:「嫁は姑の後を追う」と言う言葉がありますが、なさぬ仲の親子関係ほど難しいものはないですね。その訳のわからぬいらだちが、よくかかれていたように思います。読みやすい文体も好きですし、内容もわかりやすくていい。 推選作品:いつかその日が来たときに 作者:カピバラ 感想:この少し小ばかにした主人公の態度がリアルですね。間違っても口には出さないが、「あんたみたいになんないさ」と言う態度。主婦ならではの闘争心と言うか、どろどろとでも言うのか、リアルです。しかし、この作品は嫌みには感じない。なぜならそれは自分も含めた、老いと言う逃れられない運命を皆が持っているからだろう。ちょっぴり寂しさを予感させる作品です。 推選作品:Aマイナー 作者:柏木さん 感想:例によってなかなか選びにくかったですが、今回はインパクトのあるこれにします。自分がああいうシチュエーションになるのはゴメンだけど。すこし真面目な話をすると、こういうのは経験がある人は一般的なパーセンテージからしても多くはないと思うが、うまく読者に想像させてますよね。捕らえ方は読者それぞれで良いと思うし。作品というのは作者の手を離れたときから一人歩きを始めるものだとも思うしね。ここでいうのもなんだが逆に一読者なのに「これはこういうことです」みたいに作品を定義付ける感想は誉められても嬉しくないし、同時に定義付けをさせてしまうようなものしか書けない自分に自己嫌悪を覚えたりする。その点、この作品の広がりは素敵だ。 推選作品:手紙 作者:下圭 感想:今回はこの推薦作品『手紙』と『あずまよういち』を最終候補に選び、どちらに票を入れるか迷いました。最終的に『手紙』を選んだのは、この人の次回作も読みたいと思わせるものがあったからです。自分の文体を持っていらっしゃり、安定した下圭さんワールドがあるように思いました。感覚に訴えるような独特の文体、もしかしたら少し好みのわかれる作風かもしれませんが、今後もこの感性を大事にまたステキな作品を読ませてほしいな、と思いました。 今上げた2作品以外で気になったものは、『ジェルソミーナ ジェルソミオ』です。ちょっとわかりにくいところもありますが、しっかりと世界を作っていて、読みやすかったし、胸に残るものがありました。『瀬戸際』の作品の作り方も個人的に好みでした。 推選作品:そして誰もいなくなった 作者:sankan4on 感想:おもしろかったです。 推選作品:あずまよういち 作者:narutihaya 感想:一歩間違えれば立派なおやじギャグになったのだろうけれど、すごく真面目に語っているのが笑えた。内容よりも語り口が気に入ったので、一票。でも「洋一」って名前、ものすごく個人的な理由から、ちょっと嫌。 推選作品:俺とキリコA〜格闘編〜 作者:フラワー・ヘッド 感想:いい加減、つぼにはまってきました。いつまで続くんだろうと考えると、とんでもなく楽しいです。こんどは自分でもこのくらいぶっ飛んだの書こうかな〜。 推選作品:夜に沈む 作者:日向さちさん 感想:今回のバトルは迷いましたが、若い女性の微妙な心理を素直に、それでいて巧みに表現していた『夜に沈む』に票を投じます。 他に良かった作品は、さゆりさんの『思い上がり』(この方はもっと書いて書いて、何かを掴んだらぐっと上手くなる方だと思います)、下圭さん『手紙』(最後まで、この作品と迷いました)、カピバラさん『いつかその日が来たときに』の3作品です。 推選作品:歌わないうた 作者:aluma 感想:「歌わないうた」「瀬戸際」「ジェルソミーナ ジェルソミオ」あたりが好み。 とくに「歌わないうた」は、詩のような構成が雰囲気に合ってると思う。 普通の小説だったらできない演出でしょうが、千字小説ならアリでしょう。 推選作品:なし 作者:なし 感想:すみません、わたし自身も含めて特に頭に残るような作品はありませんでした。その中でも選ぶ事はできたでしょうが、どうも違う気がするので。 |
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