第45回1000字小説バトル結果 
  INDEX
 エントリ 作者 作品名 文字数 得票なるか!? ★ 
 1 白銀霧理  がらんどう  996   
 2 マーマレード=ジャム  むかつくトマト  843  1 
 3 詠理  『放心からの視索』  1000  2 
 4 さゆり  赤い糸  1000  1 
 5 左右田紗葵  理論的に生きれば今日は吉。  1014  6 
 6 青野 岬  参観日  1000   
 7 IONA  Nothing to Declare  1000  1 
 8 スナ2号  Cat Loves Fish  1000  2 
 9 紺野なつ  ダブルストーカー  1000   
 10 有機機械  影武者  925  2 
 11 narutihaya  ヘッジファンド  1000   
 12 立花聡  風邪の日  1000   
 13 日向さち  恋のキューピッド  1000  1 
 14 浅田壱奈  母からのプレゼント  962   
 15 澤井良  僕は宇宙人  1057  1 
 16 川辻晶美  海洋葬  1000  1 
 17 さとう啓介  男の花  1000   
 18 越冬こあら  きりとり  1000  2 
 19 犬宮シキ  僕の終わりは来なかった  1000   
 20 ごんぱち  アロエのはっぱ  1000  2 
 21 (作者の要望により掲載終了しました)    
 22 橘内 潤  『密室 〜死体とおれのツーショット』  999   
 23 太郎丸  ぼくのゆめ  1000  4 
 24 Ruima  階段  1000  2 
 25 アナトー・シキソ  悪いというか、まあ、ヤな感じ。  1000  1 
 26 カピバラ  ラスト・ステージ  1000  2 
 27 ぶるぶる☆どっぐちゃん  ゴーゴーパンチ  1000   
 28 繭  仲間へ  1000   
 29 林徳鎬  エレベーター  1000   

おめでとうございます!

46回とは。1000字バトルはいったい何年になるというのだ。うーん、すごい。それだけに、このバトルでチャンピオンになるのは大変なことだ。
今回その大変さを見事にクリアしたのが、『理論的に生きれば今日は吉。』左右田紗葵さん。圧倒的勝利となった。左右田紗葵さん、おめでとう!
そしてここのところ、じわじわっと目立つ太郎丸さん、ついに悟りを開いたか。期待大!




感想票

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉。
作者:左右田紗葵
感想:ビニールプールに浮かぶ「白い猫ちゃん」の水死体。
待合室に響く「ツィゴイネルワイゼン」。
その時、彼女には世界がそう見え、聞こえたのですね。
「想像妊娠って知ってますか。風船みたいな空想。」
伝わってくるものが、なんかすごいです。

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉。
作者:左右田紗葵
感想:最も小説の持ちえる効果を巧みに使っていたように思います。
イメージ、構造、スピード、転移。
色はポップに鮮やか、物が不条理なリアル。
好みと言ってしまえばそれまでですが。
最終部で最初の場面が反転して感じられられました。

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉。
作者:左右田紗葵
感想:あー、少女が堕胎するかしないか悩む話ねって思いながら読んでいると、ラストでびっくり!

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉。
作者:左右田紗葵 
感想:なんとゆーか、するすると読み進められる。一文字開けが微妙に引っ掛かってけど、中身の面白さに比したら特に問題なし。どうやったら、こーゆーのが書けるのだろーか?

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉
作者:左右田紗葵
感想:タイトルが好き。内容は好きじゃない。雰囲気が好き。詳しく説明するのは得意じゃないので控えるけど。中身がなんにもなければ素晴らしいのに、と、いうのは僕の好みです。今回も投票遅れてしまいました。

推薦作品:理論的に生きれば今日は吉。
作者:左右田紗葵
感想: 他のメンバーは運が悪かったと思うほかない。
 ダントツで、跳びぬけた。
 しかし、今になってもタイトルだけひっかるのだが。
 次点としてさゆり、越冬こあら、詠理、日向さち。

推薦作品:ぼくのゆめ
作者:太郎丸さん
感想:このところ、太郎丸さんの作品には個人的に注目させていただいてます。
なんだか作風が変わって来ているような気がするのは、成長していく
(生意気ですみません)過渡期だからでしょうか。
この作品も、ニヤニヤしながら読みました。
特に最後の一行が最高!可愛かったです。

推薦作品:ぼくのゆめ
作者:太郎丸
感想:絶妙なテンポ。オチでホームラン!
他に印象に残ったのは
詠理『放心からの視索』 自動記述ということだが表現は確か。どこに連れて行かれるのかわからない危うさと、連れて行かれてしまいたいあやしさがあった。
narutihaya「ヘッジファンド」 するりと読めて、オチも鮮やか。かすかに漂う空虚な空気もいい。

推薦作品:ぼくのゆめ
作者:太郎丸
感想:オチも面白かったですが、子供の一人語りを交えた一夜の奇跡、
という演出がすばらしかったです。
子供部分も、ひらがなにしただけではなく、
文体にも工夫があってよかったです。
他によかった作品は、次の3作です。
「Cat Loves Fish」スナ2号さん:ラストの猫のコップに泣けました
「エイリアン」檸檬ラさん:完全にだまされました。ラストでびっくり
「階段」Ruimaさん:ほのぼの、さわやか。

推薦作品:ぼくのゆめ
作者:太郎丸
感想:「アルジャーノンに花束を」を思い出した。
片言の幼さが上手く表現されていて、本当に夢を追いかけている純真さがあった。感激した。

推薦作品:階段
作者:Ruima
感想:雰囲気がいい作品だと思いました。会話のテンポもよくて、ついつい引き込まれてしまい「そういえば自分も泣き虫だったなあ」などという回想に浸ってしまい、その上「あのときこんな彼女に恵まれていれば……」と考え込んでしまいました。二人の仲が羨ましいです。

推薦作品:階段
作者:Ruima
感想: Ruimaさんは、こういうの上手いなぁ。
 少女漫画風――で、間違ってない?
 若さ故の素直さか、それとも周到なテクニック故かは分からないけれど。

推薦作品:きりとり
作者:越冬こあら
感想:淡々とした所や、話としてキチンとしている所がよかったかと思います。

推薦作品:きりとり
作者:越冬こあら
感想:自分もきりとりをぴりぴりやるのが好きなので。
良いなあというのがたくさんあってとても迷いました。
ぶっ通しで読んだのですが、あんまり読みすぎるとどっからどこまでを小説と読んで良いのかわからなくなったりします。

推薦作品:アロエのはっぱ
作者:ごんぱちさん
感想: はじめは、青野さんの「参観日」にしようかと思っていました。主人公の年代は、非常に複雑で繊細なのです。それを、見事に描き切っておられましたから「参観日」に決めていました。
 が、何回か読んでいくうちに、ごんぱちさんにしようと決め直しました。
 子どもは純粋でとても奇麗な心を持っています。でもそれ故に、残酷でもあります。「アロエのはっぱ」は、そんな子どもの純粋な部分と残酷な部分を、描いておられました。う〜ん…すごいです。

推薦作品:アロエのはっぱ
作者:ごんぱち
感想:プロットは非常にシンプルなのですが、角度によっていろんな味が楽しめるいい作品だなと思いました。「ぼうや」は果たして“とてもやさしい子”なのか、それとも“すごくわがままな子”なのか。人を助けることが本当に人を助けるのか。他人への思いやりは、「しらないおうち」の他人を思いやっているのか。深読みし過ぎかもしれませんが、いろんなモラルの問題が見えてきて面白いなと思いました。絵本で読みたい鴨。

推薦作品:『放心からの視索』
作者:詠理
感想:悩みに悩んだ末に。
どうしても無視できませんでした。
次点(と言うかなんというか)は『理論的に生きれば今日は吉。』。
悩みに悩んだ末に。
読めば読むほどいい感じです。
そしてまた、お話としては『Cat Loves Fish』がかなり好きなのでした。

推薦作品:『放心からの視索』
作者:詠理
感想:難解なのだけど突き放されるという感じはなく、何を書いてあるのか知りたくなる作品だった。詩は巧さだけが目立ってしまったが、こっちのは面白い。いくら読んでも分からない部分はあるけれど、分かりすぎてつまらないよりは良いのかもしれない。
タイマン、応援してます。がんばってください。

推薦作品:Cat Loves Fish
作者:スナ2号
感想:胸がしめつけられるような想いがしたのは、私が猫好きだからというだけではないでしょう。コップをくわえて迎えにやってくる猫の姿を想像すると、愛くるしくて、たまらなくせつない。
ただ、猫は美食家なので、金魚は食べないと思うなあ。嬲り殺しにはするでしょうけど。

推薦作品:Cat Loves Fish
作者:スナ2号
感想:いい。ちょっと悲しくて。
なんか昔の「みんなのうた」でありそうな歌の歌詞みたいで。
それと、俺が猫好きだから。今回はこれで。
その他には…
青野 岬さん『参観日』       
・これはちょっといい。ちょっといいけど、言い切れてない。
日向さちさん『恋のキューピッド』       
・これもちょっといいかも。でも、あくまでも、ちょっと。
辻晶美さん『海洋葬』       
・【私が先程まで考えていたことを】の【先程】がイヤ。
この作品の文章の中で「仲間はずれ」の単語のように感じるから。
でも全体としてはいい感じ。だから【先程】が余計目障りに感じる。
越冬こあらさん『きりとり』       
・こういうの書かせたらQではぴかいちだなあ。完成度高いよなあ、いつも。
太郎丸さん『ぼくのゆめ』       
・この話は気が利いてておもしろいな。最後の一行が効いてる。
ヤな感じもあって、それがいい。『Cat Loves Fish』とこれで、ちょっと悩んだ。 
今回はこんなところです。

推薦作品:ラストステージ
作者:カピバラ
感想:今回気にいったのは、『理論的に生きれば今日は吉。』『僕は宇宙人』『きりとり』『ラストステージ』の4作品。でも見なおしてみたら、このうち2作品が文字数オーバー。という事で、今回の対象は2作品から選ぶことにしました。こあらさんのいつもの不可思議な世界感は、当たり前すぎるほどになっているのだけれど、だからこそ安心して読めるという気持ちもある。という事で、時事ネタに近い気もするが、今回は(気持ちが)痛い話しの『ラストステージ』にします。

推薦作品:ラスト・ステージ
作者:カピバラ
感想:こんなにお腹の底から感動したのは、QBOOKSの初期のチャンピオン作品を読んで以来です。変に回りくどくない、映画のワンシーンのようなストーリーが好きです。 次点で、さとう啓介さんの「男の花」がいいと思いました。(カピバラさんの作品を読む前は、さとうさんに票を入れようと思っていました)

推薦作品:影武者
作者:有機機械
感想:爽快でした。イラク戦争もこういう頓知でもって無血クーデターに持ち込んで政権交代が出来たらよかったのにyぢと思いました。

推薦作品:影武者
作者:有機機械
感想:例のあの人もそんなかんじだったのかもしれません。

推薦作品:海洋葬
作者:川辻晶美さん
感想:読んだ後幸せになれた(笑)川辻さんの作品の空気が好きです。

推薦作品:赤い糸
作者:さゆり
感想:(ハル)って映画を思い出しました。
あの頃はパソ通だったけど。
web上では違うHNだけど、OFFしてみたら
同じ人だった。全然ジャンルの違うページだったのに。
と云う経験も思い出しました。
誤字らしいものもあったけど、ここに一票

推薦作品:恋のキューピッド 
作者:日向さち   
感想:かわいらしい話でした。ちょっと切ないのが良かったです。

推薦作品:Nothing to Declare
作者:IONA 
感想:雰囲気的に。

推薦作品:僕は宇宙人
作者:澤井良
感想:体調悪いので短めに。ラストでは素直にぐっときてしまいました。ただ前半はもうちょっとすっきりさせることが出来るんじゃあないかな、と思いました。

推薦作品:むかつくトマト
作者:マーマレード=ジャム
感想: みかんの花が咲いている!と白いお船でも見に行けば、でもね、わたちは子供。だから反抗期は当たり前。ははは。

推薦作品:悪いというか、まあ、ヤな感じ。
作者:アナトー・シキソ
感想:おかしな世界観なのに、心地よかった。
早い話、好みでした。
次点は「ラスト・ステージ」。すごく迷いました。
思わずせつなくなった作品です。

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◆スタッフ/マニエリストQ・3104・厚篠孝介・三月・羽那沖権八・日向さち・蛮人S