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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage3
第77回バトル結果

ざんねん

今回は票が分かれてしまいました。一位作品の数が、その得票数以上となりましたので、規定により今回のチャンピオン選出はありません。次回にご期待ください!

投票結果
得票数 
1
エルツェナ
1
2
緋川コナツ
2
3
メリークリスマス
小笠原寿夫
4
深神椥
2
5
叶冬姫
2
6
アレシア・モード
2
7
ごんぱち
2
8
サヌキマオ
1
9
幽霊の足
相馬御風

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

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推薦作品と感想

■Entry2
春色のマニキュア
緋川コナツさん

感想:
○春色のマニキュア/緋川コナツさん
介護経験がある関係から、花弁が琴線に触れたように感じました。

○メリークリスマス/小笠原寿夫さん
子供の頃のあるある話、その裏の話、そして子供の頃には聞かせられない話。
話す側も、話して良いのか悩んだのでしょうね…そんな気苦労がラストで伺えます。

○再会/深神椥さん
主人公逃げて、と言いたくなる内容。
もしかすると実は、という感じの気配も臭わされ、次に会ったときが恐らく色々と最後なのかも知れない、とは思わされます。

○ブッシュ・ド・ノエル/叶冬姫さん
…肉まん、冷めてないといいね…(合掌)

○侵攻/アレシア・モードさん
突然の俳句に感想も何もかもが吹っ飛んでしまう。
これがコズミック、というものか…

○忘年会/ごんぱちさん
コミュニケーションのつもりがいつの間にか肉体言語になっていた、という笑えないあるある話の一つになりそうですね。
現実にそうなった人も少なくないかも、と邪推してしまいます。

○晶/サヌキマオさん
いつの間にか始まっていたシリーズもいよいよ終了、しかし続くものもあり。
諸行無常。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
いいと思いました
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■Entry4
再会
深神椥さん

感想:
2.「春色のマニキュア」
コナツさんの文章は相変わらず読み易くて上手ですね。何の違和感もなく読後感も良かったんですが、物語がストレートに着地しすぎてしまったような気がしました。


4.「再会」
中盤から「富江」が脳裏に浮かんでは離れず、一体どういう結末に持っていくのだろうと思って読み終えたら、とても良い塩梅な背筋の寒さを感じられました。面白かったです。


5.「ブッシュ・ド・ノエル」
冒頭の『女の子は三回綺麗になった』に惹かれました。素敵な始まりだと思います。さらに個人的な好みを言うなら、この一文で改行してほしかったです。


7.「忘年会」
久しぶりにごんぱち節を読めて満足です。

(ぼん)
投票者: 純粋読者

感想:
この方は「そしてどうなるの」と思わせるところで終わってしまう場合が結構あって。そこが物足りない時もあれば絶妙な時もあるのですが、今回は良い方に落とせたと思います。やたら明るい小村さんは「私」を憎んでいるのかひょっとして幽霊なのか? 幕引き後も余韻のように続く不安感は作品としては1000字の延長線でありその量感が好ましいと思うのです。
ただ、導入部はよくわかりません。主人公はペンで何を書いていたんでしょう。本作品なのかな。この疑問はさほど楽しくない。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry5
ブッシュ・ド・ノエル
叶冬姫さん

感想:
女性ならさっさとケーキ食べて
バカヤローですむのですが、
男の子は自分に悔しさがいく切ないロマンチスト
投票者: 純粋読者

感想:
側にいて当たり前過ぎたのがせつない
でも、綺麗になった女の子のように
カッコ良くなれるように頑張って欲しい。
投票者: 純粋読者

■Entry6
侵攻
アレシア・モードさん

感想:
 あけましておめでとうございます(掲載時期を考慮した挨拶)。

「ぼくと家業と習慣しきたりと」
 やはりその「つばが飛んだから(道場の)天井を拭かねばならない」というシチュエーションも、「そのために十分な高さの脚立がない」という条件も「屋根がめくれる」という設定も相当無理があると思います。作者的には「だってそうなんだもん」かもしれないが、「だってそうなんだもん」に付き合うほど読み手は親切ぢゃあないと思う……。

「春色のマニキュア」
 介護の必要になった母親がマニキュアを塗るようになった、というのは伊藤比呂美の『女の絶望』だったか『閉経記』かで読んだことがある。が、「老いて変わっていく親」というのはそれだけ普遍的なテーマであるっちゅうことでありましょう。
 1エピソードに絞って書いてあるところはいかにも1000字小説で、よろしいのではないでしょうか。

「メリークリスマス」
 前半はスムーズに読めたんだけど、後半になって急にややこしなってきた。
 あっさりと子供の無邪気な夢を壊すような母のベースが、子供の頃に両親をなくしたところから出来てる、という話かと思ったら「実は生きてる」と言い出した。はて、どういうこっちゃ、と思っているうちに、語り手は「そのことを黙っていたのは、子供だった私にそれを理解する事ができないと判断したからだ。よもや私は、私の祖父なのかもしれない。」と一人納得して去っていく。
 読者、置いてきぼられた。

「再会」
 死んだはずだよお富さん、ってありましたねえ。春日八郎。状況は一緒。生きていたとはお釈迦様でも知らぬ佛のお富さん。
 この掴みから「記憶が改ざんされてる」なり「小村さんが幽霊」なり「ゾンビ」なり「実は私が小村さん」なりという選択肢が出てくるんですが。
 1-1でクリボーを踏んだところで終わってしまった。

「ブッシュ・ド・ノエル」
 あ、綺麗にまとめてある。瑕疵がない。瑕疵を見つけるよーな読み方をするなという話であるが。

「侵攻」
 石川順一先生が憑依しておる(断言)。いや、アレシアremix的な。的な!
 絵面が面白い分、俳句の先生のビジュアルが先に欲しかった。

「忘年会」
 そんな当日に「忘年会やるぞー!」って会社があるのか。
 すごいな。サプライズ込みとはいえ。いやだがしっかし。

「晶」
 よし、年明けからひどい感想来い! 待ってるよ! カモーン!

「幽霊の足」
 「粘土の特性を理解したものを作れ」って美術の先生に言われたことがあります。

 それで、「侵攻」に投票するんですけれど。
 本人はいたって大真面目なのに、傍から見ると面白い、というのが今回「侵攻」なのです。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 果たして第二第三の俳句先生はやって来るのか? それとも、全く異なるなにか、例えば漬け物先生や、フォークリフト先生が来るのか、はたまた何も来ない事が宇宙なのか、概ね宇宙だから仕方がない。

・柿食えば鐘が鳴るなり大宇宙

 空気がないから聞こえない? 宇宙にだって空気はある、ただ、偏在しているだけなのだ!
 音はしないがな(駄目じゃん)!
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry7
忘年会
ごんぱちさん

感想:
今回のは、よかったです。
ごんぱち先生は、作風が特徴的なので、好きです。
リアルの中にも、常識とずれたところがあり、本当は大事なことを書いているんだけど、それを笑いに昇華させる作業に長けているという印象です。
飲みニケーションとか、今は言わなくなりましたし。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
今回は選ぶのが難しかったですが、「ごんぱちさんこういうのも書くんだー」ってことで、こちらに一票。
私が憶えてないだけですかね。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry1
ぼくと家業と習慣と
エルツェナさん

感想:
前回より動きがわかりやすくなっているのと、おかーさん強い
母は強しの部分が好きです。
落ちもきいています。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry8
サヌキマオさん

感想:
「ぼくと家業と習慣しきたりと」
短編マンガを読んだような読後感。
私は「磯部磯兵衛物語」を頭の中で想像しながら読みました。
(特に、お母さん)
わたくし磯兵衛ファンです。

「春色のマニキュア」
五年ほど前に介護の資格を取りました。

「メリークリスマス」
小笠原さんの作品はいつも、書き手が狙っているのか天然なのかわからない
ユーモアがあって好きです。
でも今回の作品はオチがちょっと理解できませんでした。
前半の幼い兄弟のクリスマスの夜の様子は、とても可愛かったです。

「 再会」
逢うはずのなかった友人との再会で、心の中に暗雲が立ち込める様子が
よく描けていると思います。
短編小説の序章を読んでいるようで、その先が気になりました。

「 ブッシュ・ド・ノエル」
十代は女の子のほうが圧倒的に大人で、男の子は幼い。
どんどん綺麗になってゆく幼馴染に取り残された寂しさと失恋の辛さが
冷えた肉まんに投影されていて胸キュンです。
でも頭の二行はいらなかったかな…?(個人的な感想です)

「侵攻」
なんだか石川順一さんの作品っぽいですw
面白かったのだけれど、いつものアレシア姐さんならではの毒がなくて
ちょっと物足りさなも感じました。

「忘年会」
うーん。
この職場は皆、仲が良いのだと思います。
素直になれないだけでw
男の人のこーゆーとこって可愛いですよね。

「 晶」
1000文字で、この内容、このボリュウム。さすがです。
なんだかよくわからなくて、あやうく置いてけぼりになりそうになったけど
何度か読み返すと、ちゃんと面白い。力ずくで面白い。問答無用で面白い。

とゆうわけで今回はサヌキマヲさんの「晶」に一票。
このシリーズは今回で終わっちゃうんですか?
投票者: このバトルへの参加作者