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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第9回バトル結果

おめでとうございます。

今回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん『展覧会の屁』と決まりました。みなさま、ご投票いただきましてありがとうございました。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
2
2
ごんぱち
1
3
ゑきすとらばがんざ
辻潤

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

■Entry1
展覧会の屁
サヌキマオさん

感想:
実際、狸化けが実現したら、大した技術であるのは確か。

匂い系の展示は多分どっかにあるだろうなぁ……と思ったけれど、映画も芸術の一分野なのだから、4DXとか正しくそれだな。
してみると、美術館に陳列可能な作品というのは、それはそれでかなり狭義の芸術作品なんだろう。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
オチも意外でしたが、そこまでに至る、現代美術の不評ブリ?の記述も説得力のあるものでした。「泉」もすごかったようですが、まさか「屁」。小説の中だけの設定とは言え、「泉」に勝るとも劣らない奇抜なアイディアだと思いました。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■Entry2
事業展開
ごんぱちさん

感想:
「展覧会の屁」
 タイトル先行型。

「事業展開」
 「落語をベースにした作品」を評価するときに悩ましいのは「本歌取りをして、なおかつ落語的なエッセンスは損なわれていない」ほうがいいのか、それとも「細かけぇことはいいから面白ければ」いいのか。ただ、こういう自問自答が起こるあたりで、あたしゃこの作品、それほどハマっちゃないんです。
 本家の落語の方でも「歌舞伎」「相撲」他、別のカルチャーをベースにしたものはある。で、そういうのを見ると、結果として「面白きゃ何でもいい」ンだろうとは思うのです。一方、落語をベースにしながら水素水出すかぁー? という気持ちも確実にあるのです。もうちょっとオチがしっかり作れていれば四の五の言わんと済んだかも知れません。
投票者: このバトルへの参加作者