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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第11回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、ごんぱちさん作『数字』と決まりました。みなさま、ご投票いただきありがとうございました。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
ごんぱち
2
3
家の入札
井原西鶴/ 高柳淳之介

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

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推薦作品と感想

印度象 in 土蔵
サヌキマオさん


感想:
 タイトル出落ち。それもまたよし、イエス!
 成る程、土蔵の外にインド象があり、中に我々がいるならば、何の問題もない。
 四次元ポケットをひっくり返すと何が起きるのか問題があるが、あれは何の事はない、後ろ側に付いている布みたいな部分はただの飾りであって、その本体は入り口部分に過ぎない。要するに通り抜けフープの四次元版だ。つまりはひっくり返すなんて事はできやしないし、そのわっか自体をねじったところで、エネルギーの発生装置が故障して繋がりが途切れるだけなのである。
 だが油断するな、インド象が例え入り口を通れなかったとしても、鼻があるぢゃないか。あの長くぶにぶにと動く毛が生えた自在に動く鼻があるぢゃないか。その力強い鼻に捕らえられ、絡みつかれ、まさぐられれば、人間などひとたまりもない。
 人間よ、象を侮るな。穴ドールというと卑猥なので、字は間違えるな。

※又吉イエス氏は、本年亡くなられていたとの事。謹んでご冥福をお祈りいたします(なんだそのバランス感覚)。
投票者: このバトルへの参加作者

数字
ごんぱちさん


感想:
実話かしらと思えるほど、リアルを感じました。
「母」の思いにピンと来ない医師やケアマネージャーに、不安とイライラと諦めと悲しみなどを感じているであろう「私」の心をいろいろ想像しました。

私の両親も高齢者だからでしょうか、引き込まれました。
ありがとうございました。
投票者: 純粋読者

感想:
「印度象 in 土蔵」
 タイトルから拡げて無難で古典的なオチにひたどり着きました。

「数字」
 ちょうどこの長谷川式の先生が認知症になった記事を読んだところです。タイムリーといえます。
 母に数字がついた事実にショックを受けている、というよりも、これだけ苦労して介護しているのに、頼るべき医療機関が数字をつけるという「処理」でしか対応してくれないことに対する絶望感を書いたのだというように読みました。最後の雪だって友部正人の「雨さえ降ってくれれば / 少しは気分も変わるのに」の世界です。雪が降るだけでも、ほんのちょっとだって意識を逸らせられるかもしれない。

「家の入札」
 高柳淳之介、どんな人だろうと思ってwikiをpediるんですが、そうするとなるほどなるほど、こういう文章をものすこともあるだろうなぁと膝を打つわけです。
 たしかにこの、にじみ出る実利一辺感。嫌いじゃありません。
投票者: このバトルへの参加作者