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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第12回バトル結果

ざんねん

一位作品の数が、その得票数以上となりましたので、規定によりチャンピオン作品はありません。次回にご期待下さい。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
ごんぱち
1
3
時計
竹久夢二

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

阿弗利加象煽り加増
サヌキマオさん

感想:
蚊にせよハエにせよ、実際のところ団扇でどうなるものだろうか。追い払えば回り込み、風圧にも耐える。これを撃破する為のハエ叩きの形状を思えば、空気抵抗による速度減衰は致命的であり、団扇の対空性能は皆無と言えよう。
 これによって扇ぎ尽くすには、類い希なる判断力と筋力を兼ね備える必要がある事は当然であり、そのような力を持つ八五郎の母が、なぜ蹴られるに甘んじていたのか、それはやはり親の愛故であろうか。だが、それが結果として彼の暴力行為を助長し、それは母に止まらず妻へも振るわれた事を考えるならば、母はこの連鎖を断ち切るべく反撃を加えるべきではなかったか。それこそが真なる意味での親の愛情というものではなかろうか。
投票者: このバトルへの参加作者

そして饅頭も
ごんぱちさん

感想:
「阿弗利加象煽り加増」
 このあと「丸耳象丸み未曾有」とか「亜細亜象味assort」とかも考えていますが今のところは何も思いついていません。

「そして饅頭も」
 なるほど。
「なるほど」という作品です。「なるほど」と頷いて、感想をしたためようとすると、特に何も出てこない。
 しいていえば、「まんじゅうこわい」に引っかかるオチを予め用意しておいたのか、結果として「まんじゅうこわい」にひっかけることでオチとしたのか、という点については興味が湧いたものです。

「時計」
 夢二が書いていると思うと夢二の絵で再現される。そうかぁ、逆に考えれば、あの絵はこういう喋り方をするんだァ。
投票者: このバトルへの参加作者