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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第18回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、ごんぱちさん『プライド』です。

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
1
2
ごんぱち
3
3
該撤ケエザル
ツルゲーネフ/ 森鴎外

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

カーテン
サヌキマオさん


感想:
 禍々しさの直観。
 直感についてならば、視覚よりも味覚について、馴染みがある。
 食えぬ物、傷んだ物は、味ではそれほどまでにはっきりと分からぬが、喉が禍々しさを感じ呑み込もうとしない。
 創作物で、腐敗したものを発酵食品と誤認して食べる描写があるが、そういう風には生物は出来ていない。甚だ無理のある描写であろうと思う。
 それが成立し得る状況としては、直感を誤認させるレベルの香料や調味料で味を塗りつぶした場合であろう。あらゆる化学調味料を否定するものでもないが、こういう辺りがつまりは自然に反すると評される所以なのだろう。
投票者: このバトルへの参加作者

プライド
ごんぱちさん


感想:
完全なるヤブ医者とはまさにこのこと。毎日患者の語る話を右から左へ受け流してるんだろうなァ……。
投票者: その他のQBOOKS参加作者

感想:
わかりやすく、読みやすかったです。
投票者: 純粋読者

感想:
「カーテン」
 禍々しさ、についてはもうちょっと書いていこうと思います。

「プライド」
 それでも堂々と葛根湯を勧めてくるところにヤブ医者としてのプライドを見たいと思いました。

「該撤(ケエザル)」
 まぁあのあれです。格調で食わす、みたいなところがあって、気の利いたレストランでも店の格調で美味しくするみたいななとこ、ありますでしょ。
 あんなのと似ていると思うのです。で、これを4Kのカメラでとってもこうはならない。文体の仕事です。
 わけがわからなくても、格調だけで持つ。
投票者: このバトルへの参加作者