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乾杯屋金河南さん
感想:「41」
状況説明の足りなさの是非というのはあるが、それ以上に、断片的に与えられる情報から内容を読み解く、というのが面白い作品でもある。
親切ではないんだけど「何をしているのかしら」と中を覗きたくなるような魅力はある。
がゆえに<坊は、茶屋の脇に座り、拒んだ自分に煙管という褒美を与えた。>だけうまくないと思った。坊=自分なのだろうが、ここだけは、単純に下手だ。
なんかこう、コンテンポラリーアートのような、一本。
「乾杯屋」
短い分量の中で「乾杯屋」なる彼の面白さはしっかりと描けているのです。とても良いと思います。で、投票しようと思った。
ただ、見張りの人がいた、から、何なんだろう。「犯人サイドの見張りが助けてくれた」なのか、そもそも誘拐された現場を見張っている人がいた、のか。
わりとちゃんと考えたが、そのへんが判然としなかった。
「小春病理」
これはノンフィクションです、と宣言することに何の意味があるのかわからないけど、おおむね、あったことです。
何の意味があるんだ!
「西暦壱万年」
いやー、あのー、チームを組んで調査した結果、わりと早い段階で「あ、こいつら関係ねえや」と判断されるような気がする。
それと「アンパンマン」はさておき、「ウラシマタロウ」という表記でなんらかの文献に載ることはあるだろうか。戦時中の国民学校低学年向け読み物とかかな……?
「蜻蛉」
あ、そうか。読んでて判った。往来に向けて郵便局の窓口があって、そこで小包を出していたら、つま先立ちの坂の上から荷車が高速で降りてきたんだ。
郵便局の建物の中だと思うとちょっとわけがわからない。
郵便局は判ったが、そこからその後の蜻蛉の連想に感情がリンクするかというと、そっちの方はあんまりよくわからない。「あの車は確かに僕の身を砕くために落ちて来たんだな」というのが、やや病的な感じはする。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:面白い。本格派というか、オーソドックスには敵わないといった印象を受けました。
投票者: このバトルへの参加作者
感想: 謎の仕事かと思いつつ、いわゆる太鼓持ちというのは、結構近しい仕事だったのかも知れない。結構しっかりと芸があったらしいが、あんまり作り込まれている感があっても違和感があろう。
本来盛り上がるべき内容と、盛り上がるべき酒類がある飲み会の類を、敢えて盛り上げ役がいなければ盛り上がらないというのは、一体その飲み会に意味があるのかというそもそも論に辿り着くのだが。
投票者: このバトルへの参加作者