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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第68回バトル結果

おめでとうございます

今回のチャンピオン作品は、サヌキマオさん作『やまたのおろち』です!

投票結果
得票数 
1
サヌキマオ
2
2
ごんぱち
1
3
猟奇者と浪さん
添田唖蝉坊

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

「私の投票がない!」「内容が違うような?」……掲載もれ、ミスなどがございましたら、QBOOKSインフォデスクのページよりご連絡ください。

推薦作品と感想

■Entry1
やまたのおろち
サヌキマオさん

感想:
八岐大蛇をあのまま放置していた場合、一体どれぐらいの被害が出ただろう。
1年1人なら村の規模的にはさほどでもないだろうか。
だが、若い娘だけだとすると、子供の数には影響しそうだ。
そう考えると、喰われる前に子供を生ませよう、といった発想になるかも知れない。
案外それによって、良い感じにバランスが取れていたところに、素戔嗚尊が介入したのかも知れない。
これによってバランスが崩れた村は、食糧不足やインフラの不足で崩壊していく可能性は十分あり得るが、人口が減る方向の政策はなかなか難しい。しかも1度減ったら、年寄り票が多いから戻せないという、何だか宇宙空間で移動しているような話である。
投票者: このバトルへの参加作者

感想:
 アレシアだよ。

『やまたのおろち』
・うちの地方ではスサノオのブランド力が比較的強く、家から近いところの神社でもやはりスサノオを祀っている。が、オロチはいない。毎年征伐されているからだ。この場合のオロチは町内のオヤジ連を指していて、わんぱく王子と「枝引き」で戦うが最後は退治されるのだ。まあ他所の祭りなので詳しくは知らないけど「でんでらこ」で検索して欲しい。出るかどうか分からないけど。
・さて、本作もオロチの物語である。八人の従姉が消えたのなら数合わせとしてちょうどいいわけだ。ここで問題となるのは、おそらくは地主夫婦なのだろう二名を人間扱いせず家蜘蛛としてガン無視し、まるで親族など死に絶えたかのように住居を無断占拠しているクソ同人女である。きっとこの後、申し合わせた八台の軽ワゴンとミニバンがぐにゃぐにゃと押しかけて、すでに泥酔した八組の従姉夫婦のファミリーが降りてきて同人女討伐作戦を開始する。つまりそういうことに違いない。
・まったく現実というのは、このようにYoutube漫画並みの下世話なものであるが、そこを神話作品に昇華するのが所謂ナラティブ化なのだ(ちがう)。でも主人公はそんな事は無視してさっさと集落を後にしてしまうのだった。いや、話としてはここからが大事だろうと読者的には思ったのだけど。でも仕方ない。他所の祭りなのだから。

『説得力』
・イエスって悪いやつだな(小並感
・実のところ法は四角四面に守れるものではなく、その条文には曖昧さが残され、刑罰には幅が与えられているのであります。法は社会生活のガイドラインでありマニュアルではないのです。そこを勘違いしますと、法に触れなければ何をしても良いとか言い出す狂人になります。人は少なくとも、律法を守る分には平和な羊で居られるのであります。
・イエスは、奇蹟と称するテロで人心を動揺させ、詭弁で法解釈を歪めては「人の裁き」を否定する、まさにアウトローであります。これこそは法治国家への敵対行為であり、いずれ神の名を騙って無頼の徒を集めローマに進撃せんとの野心を抱いていること疑いの余地もありません。幸いイエス組織の幹部の一人が自らの行為を悔い改めている様子、彼を協力者として手引きさせますので、かの邪智暴虐のイエスを必ず除かれたく、謹んで申し上げる次第であります(パリサイ感
投票者: その他のQBOOKS参加作者

■Entry2
説得力
ごんぱちさん

感想:
「やまたのおろち」
 タイトルと名前の表記がわやくちゃで蛮人さん大丈夫かしらと思ったけど面白いのでこのままでええかと思いました。【※】
 わりあいに当初思っていたものと違うものが出来ましたが、最近は「これを書いてみよう」みたいな種というか芽というか、そういうものを探すのが大変なので、ちょっとした素材を膨らますのに苦労しております。もっと生活に起伏があるといのかもしれない……。人間とも遭っていない。

「説得力」
 なぜ人は姦通をするかというと「いい」からであり「そこに男/女」がいるからであるが、それを「残された家族の悲嘆」「社会的地位の喪失」「周囲から石を投げられる」などのペナルティを想起することで無理矢理抑えている。だとしたら「せずに抑えている」人間から「それでも姦通しちゃった」人間への嫉妬というのは無視できず、「罪を犯していないものだけが石を投げなさい」というのはちょっとよくわからない。

 これ、今の若い子(10代)を相手にしていると、わりと過半数以上が「オレは罪を犯してないもん」って嬉々として石を投げつけそうな気がするんだよなぁ。
 不気味なくらい(一部の)若い子は真っ当に生きている(が故に、貫通するものの気持ちがわからない)。

「猟奇者と浪さん」
 生活争闘。そう、生活闘争なんだよなぁ。
 トー横グリ下、という単語が脳裏を行き交いました。それぞれの立場での生活闘争だと思います。本人なりのアイデンティティの確立。想像しようのない未来。


【※編注】タイトルとお名前の件、申し訳ありませんでした。蛮人はあまり大丈夫ではありません。
投票者: このバトルへの参加作者