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1000字小説バトル

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1000字小説バトルstage4
第71回バトル結果

ざんねん

1位投票作品の数がその得票数以上となったため規定により今回のチャンピオン作品はありません。

投票結果
得票数 
1
おんど
1
2
サヌキマオ
1
3
ごんぱち
1
4
アレシア・モード
1
5
わたし舟
斎藤緑雨

感想票をお送りいただいた皆様、ありがとうございました。

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推薦作品と感想

■Entry1
長編小説「途中まで」
おんどさん

感想:
「長編小説(途中まで)」
 梶原さんのキャラクターが面白いんですが、あの、なんだろう。絶妙な語り口なんだな。
 絶妙な語り口に、絶妙な切れ場という非常に微妙なバランスの上に立っていて「面白えなあ」になっております。
 ちょっとでも軸足がブレるとだめになってしまうかもしれない。そんな語り。

「たましいの右側」
 タイトルが格好いいときはだいたい裏切ります。ブシュー(後ろから斬りつける音)。

「愚問」
 おっと「ごんぎつねの誤答の話題」がわからなくて調べてしまったぞ! 完全にこれは読解力の問題ではなく「風習の断絶」なのら!
 こどもたちも「今とは別の風習があった」という理解があるから「死体を煮た」という答えにたどり着くのもわかる。わかるぞ!
 なお、死体を煮ることで昔は(いまもか)ゼラチンとか膠とか軟膏を作ったりしてたんだねえ。

「灯台無明」
 立ち上る平沢進感はПのせいか海へと向かう風のせいかはたまた神こと悪意のウィルスのせいか。平沢は超然としているが、同じ世界で別のレイヤーではこんな感じの大音量が展開されていると思うと腑に落ちる。
 完全には理解していないがスピード感はすごい。

「わたし舟」
 内容はさておき、声に出して読むと格好いいんだよなあ。いいよなあ緑雨。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry2
たましいの右側
サヌキマオさん

感想:
身体の中に異物があり、それが取り出されるというのは何かしらの快楽を伴う想像だ。
脳の皺の隙間を洗いたいと思う事はないが、消化管を水洗いしたいといった事はある気がする。
これが血管や気管、胆嚢などに広がって行くのがすなわち、大人って事なんだろう。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry3
愚問
ごんぱちさん

感想:
マジレスすれば「ごんぎつね」を読んでも「鍋の中身」はわかりません。三重吉の赤い鳥版にも南吉の原著にも何も答えはない、たぶん南吉も知らないし、茂平じいさんだって分からないかもしれない、これは本筋とは関係なく「通夜の料理のメニュー」なんてどうでもいいことだからです。小説は一から百まで仔細すべての記述を並べるものではなく、言い換えれば南吉も三重吉も子どもが作品の本質を理解するうえで描かない方が好ましいと判断したから省いているのであります。それをわざわざほじくり返して質問するのは、作品への理解を期待するものではなく、ただ子どものおかしな回答を期待して現代の異常性としてあげつらい、時代に対する鋭い問題提起として耳目をあつめたいという我欲を満たすことこそが目的としか思えません。まさに愚問なのであります。本作『愚問』は板東英二という魔人を登場させることで子どもの回答を怪物化させるSF的アプローチによって子どものおかしな回答に期待する現代の異常性を明示し、時代に対する鋭い問題提起を果たしていると思います。
投票者: このバトルへの参加作者

■Entry4
灯台無明
アレシア・モードさん

感想:
「たましいの右側」
全体的に星町さんへのラブレターとして読めるだろう
それとも脳みそがうんこであることを望んでいるのかな?
ちょっとよく調べてみてほしい。
こちらの調べでは星町さんのうんこはパンツに付着している。
あなたが丁寧に洗っても落ちないかもしれない。

「愚問」
話の大筋、俗に言うマン筋は理解できたのだが、登場人物が不可解だ。
黒柳、坂東、野々村、草野、蒲田、四谷。
わたしは登場人物が3人以上の話をマン筋では理解できるが正確には理解できない。
俗に言う陰核を外した理解しかできないということだ。
それとこれはとても個人的なことだが、小学校の運動会で私だけ足をぐるぐる巻きにされて走らされたという苦いPTSDがある。
生徒、職員、地域が一体となった壮絶いじめの始まりだった。

「灯台無明」
読み終わっておおむね不安な気持ちになった。
果たして1000字小説バトルというのはこんな感じだっただろうか。
それとも何かの予選なのだろうか。
ちょっとよくわからない。
よくわからないので3回も読んでしまった。
不安が募るばかりだった。
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投票者: このバトルへの参加作者