■Entry2
大腸の町サヌキマオさん
感想:「大腸の町」★★★
主人公は自宅の布団に横になって股を広げ、大腸の町に出かける。
さっぱりわからない。
主人公は人間だろうか。
股をひろげたからといって大腸に入れるものだろうか。
誰かの大腸に入るならまだわかるが、自分の大腸だ。
そこには町があり、ビール工場があり、主人公はそのことを誇らしく思っている。
まったくどうかしている。
大腸がんを気にしている場合ではない。
素朴な疑問だが、肛門から出る前の排せつ物をうんこと呼ぶのは精確だろうか。
作者はそれを「便」といい、「雲古」とも表す。
決して「うんこ」とは書かない。
謎のこだわりである。
「なるほど、台風の多い沖縄みたいに、環境に合わせた住居の建て方というのがあるものだ」
なにが「なるほど」だ。
「おだや」★
台本だろうか。サンドウィッチマンの店員コントもこんな感じで始まる。
店員(富沢)がボケて客(伊達)が突っ込む。
最初に店員が職業漫画風、転生漫画風……とメニューを提示し、ひとつひとつ丁寧にボケていく。客がひとつひとつ丁寧に突っ込んでいく。
そしてオチの前の丁寧な改行。
そしてオチた後の「……だめだこりゃ」で暗転。
お笑い界の信長と言えばドリフの長さんなのでこれは適切。
「ばんぎつね」★★
前半の【蛮きつねに関する参考聴取】というのはレジュメなのか。
長編を書くつもりのレジュメなのか。
我々はレジュメを読んでいるのか。
いやちがう。
前半の「参考聴取」をチャット自慰PTにぶち込むと『ああ駄目だ、こいつ話にならん』以下の文章が生成されることを我々は突き止めた。
「話にならん」のは蛮狐の行いではなく、この小説ぜんたいを指しているのだろうか。
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感想:頭山ならぬ大腸町。
しかし、頭なら単に花見に来たり釣りに来るだけだが、大腸には住んでしまうのだろうか。
確かに筒状なので、通うよりは住んでいた方が良いかも知れない。何しろ、しばしば渋滞も起こるのだからして。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:人間の主体が脳髄でないことは医学博士の桂枝雀によってすでに説明された事実でありますが、しかし世間では今なお脳髄の仕掛けた錯覚に支配され、脳内世界の牢獄に囚われたままの者もまだまだ多いのです。多くは施設での解放などを必要とされますが、ここに新しい療法が提示されましたことは人類にとって素晴らしい、まさに福音と言えましょう。実に単純にして明快、百聞は一見にしかず、つまり自らの目で確かめればよい。人間はすべての組織に各々の世界を持つわけですが、その中でも誰でも気軽に訪問できるのが腸内世界だったのです。思えば、自らの尻に頭を突っ込み飲み込まれて円環を成す伝説の蛇ウロボロス、あの姿が真理を示していたわけであります。多くの人には真似できないポーズですが、しかし実際は自分の尻でなくてもよいわけで心配はありません。みなさん、ワタシにヨリコンデください。どぞヨロシク。
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