■Entry2
生きる小笠原寿夫さん
感想:「泥の船」
後日「狸が乗ることで喫水域が下がると瓦解する船にしてはどうか」と家族に提案されて「いいじゃん」と思ってしまった。
「生きる」
一種の悟りであります。もしくは悟りの一種。日常でたまに訪れる瞬間。
そのへんの悟りに至るまでの経緯に説得力があって「ええやん」と思えている。
どういう感情の積み重ね、シャッフル、ミックスかはわからないが、急に焦点が合う時がある。率直でいいと思いました。
「長編小説(途中まで)」
<(前略)今注目の若手女優は誰だアンケート回収業務を受託、>
もうこういうので嬉しくなっちゃう。
乳首の比喩として「干しぶどう」というのはよくあるが、マスカットのツヤツヤ感を乳首に求めてしまうのは若干おそろしい気がする。寄生虫に目を乗っ取られたカタツムリのイメージ。
「事後処理」
かちかち山かなぁ。
ほかにうさぎとおじいさんが出てくる話が思いつかないものなぁ。
とはいえ、ちと省略しすぎて像が結ばない部分がある。そのへんの特定に脳が忙しく、仕掛けを楽しむところまでいってない。
「王様を欲しがる蛙」
高級空気嫁を王座に置く神の配剤とは。ロマンシング・サガ2のコッペリアを思い出した。木偶人形が皇帝の世界。
空気嫁が王の場合後宮はどうなるのか、という密かな疑問も。
「香水」
関東大震災のあとに地方から見舞いに殺到する人というのがあった、という記録に値打ちがありそう。こういうおせっかいな気質をひさびさに垣間見た。
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感想:折り返し辺りにきて、ようやくやりたい事がはっきりするというのはありそうです。
孔子は40を不惑としていますが、今はもう少し後ろの方にあるのでしょう。
生活に追われて働き続けていると、見落としそうですが。
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