■ Entry2
月と6円サヌキマオさん
感想:「月と6円」
古本屋で手に入れた復刻版サワラセロッテ・モットの「突きと六ペニス」のフランス書院文庫版にも尿意が人を狂わせるくだりが描かれている。年を取って何が悲しいといえば制御不能な尿意であり制御不能な性欲に振り回されているタマキン党首なんてぜんぜん若い。コンビニ店員は幾ら呼んでも103万の壁に阻まれているから出てこない。手取りを増やせ、尿意を減らせと絶叫しても出て来るわけがない。日本語が通じないのかもしれない。セルフレジではたばこは買えない。呼び鈴をちんちんちんちん鳴らしても虚しい。119番を鳴らし当該コンビニが出火していると誤報を流せば、やがてサイレンが近づいて店員が飛び出すかもしれない、飛び出さないかもしれない、ちんちんだけ飛び出すかもしれない。私は癇癪持ちだからこれも何かの誤嚥と五円玉をレジに叩きつけるだろう。リクエストは大瀧詠一の「北へ還る十二月の旅人よ」をお願いします。
「鬼死骸のおはなし」
東北に攻め入った田村麻呂と、集落を襲う大武丸という鬼は、本質的に同じ侵略者である。岩手山から襲い来る鬼よりも、わざわざ奈良から遠征してくる田村麻呂の方が悪質性が高いとも言える。とはいえ権力闘争は勝てば官軍、負ければ賊軍である。鬼の首を取ったとて集落に平和など訪れない。平和な集落に邪悪な鬼が襲って来たのではない。もともと平和などない。力の強い者と弱い者が居るだけである。弱者が強者に阿るために、平和な集落に鬼が襲ってきたなどというストーリーを作るのである。本日11月15日、兵庫県知事選挙の終盤情勢はざっくりそんな感じである。この評が出るころには結果が判明している。首が飛んだ先にどんな首塚ができるのか。昔々のお話ではない。
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感想:あれからは5年で、そこからは4年、で、君と最後に会ってから16年だったか。
過去を数えるのは歳を取った証拠とは言うが、認識出来る時間はそもそも全て過去であるというのは、モモで既に語られていた。
時間をスパスパ煙にするうち、髪については灰色の男になった。
などと言ってみても、当方既に時間に縛られておらず、後は身体がポンコツになるまでにどれだけアクセルを踏み込めるかというドラッグレースだ。
もうちょい最高速に切り込みたい。
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