■ Entry3
秘伝くさりがまごんぱちさん
感想:「長編小説(途中まで)」
梶原さんエロいなぁ。この年(および年季)ともなると相手の顔なんか見てないものなぁ。勝手知ったる羽目心地。何を云うとるのか君ィ。
肉体のたるみといいあらわれ立ち込めるにおいといい、かなりしっかりリアリズムだと思いました。
そういう乳首を、私も舐めたい。
「王蛸襲来」
蛸漁師のエピソードは実際にあった話らしく、どっかで組み込んでおきたかった。
「秘伝くさりがま」
あ、いかん。思わず笑ってしまった。くさりがまの移り変わりがベタでも可笑しい。刀、槍、弓、のあとの腐り蝦蟇はかなり無茶苦茶だとは思うが、勢いで押し込んでしまった感がある。
「たこの海には帰れない」
こっちのたこは"ここでいい人見つけた"わけではなさそうだ。昔は"いい人見つけた"からこそ帰れなかったんだけど。
作品モチーフとしての「社畜」であるが、仕事に埋没することでのみ精神が安定するという状況がスタンダードになってしまった結果、読者は状況を違和感なく飲み込めてはいるが「ねこの森」の時代と比較するとなんとも殺伐としてきたんだなあという妙な感慨にとらわれる。あああ日本語が間延びする。
連休があったところで、どこかで仕事のことを考えている。
「六月の贖罪」
これをさらにブラッシュアップして曲にしてボーカロイドに歌わせたらそれっぽいものができる気がしてきた。
やらんですけど。
考えてみれば、AIが呪とか残存思念の話を繰り出してくるのは不思議な感じだ。
「石地蔵」
この手の語りを聞くたびに、はて、このお地蔵さんはなぜ語ろうと思ったのか、という動機の部分が気になってしまう。しかし、オチを見るに俗っぽいお地蔵さんだ。単純に「お地蔵さんも寂しかった」だけでないところが非常にモヤッとし、でも、シチュエーションとしてはお地蔵さんでしかありえないんだよなぁ。
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感想:アレシアだよ。なんかこう、それまでの否定否定で進んでいく感じで、二人が何にも噛み合わないまま年月だけが過ぎて行って、最後の最後まですれ違い続けるという、奇妙な感触の作品。いったいこいつらの二十八年間は何だったのだろう、竹三とか表では何か妙なカタカナ仕事とか飄々とこなしながら、週末には忍法の本とか読んで、くさりがまのタレを練り回していたんだろうか。でもすべては何の役に立つこともなく、何も噛み合わないまま終わった。でも敵討ちは果たしてしまうのだ。でもこれは本当に敵討ちを果たしたと言えるのか。でも秘伝くさりがま作りに注力している間、竹三はきっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じていたと思う。人生は、それでいいんだ。とでも四谷先生は言うだろうか。でも、残ったくさりがまは売るか、裏の川にでも捨てるのだろう。臭いし。
投票者: このバトルへの参加作者