■ Entry2
キムチサヌキマオさん
感想:「キムチ」
お土産にキムチをもらうことが年に15回ほどある。
匂いが散乱しないようによく縛って学校に持って行って理科実験室でこっそり食べるのが何よりの楽しみである。いくぶん日が長くなったとはいえ七時をすぎると真っ暗で、やおらふわふわとキムチが降りてくる。キムチの香りに惹かれてやってくるのだ。キムチはあんがいと小回りがきかないらしい。じたばたするキムチを左手に持ち替えて、あたためたちんちんをつまみ上げてびっ。キムチはちんちんに興味がないらしく、みんなキムチに群がっていく。
集められたちんちんがどうやってキムチになるかは興味があったが、今月はギガが足りないのでまた来月。来月になっても考えないことにしている。
「米倉涼子、書類送検されたってよ」
「米倉涼子って、米倉の中で涼んでそうな名前だよな。それに米倉斉加年ってモランボンだったよな。どっちが好きだった? 「ジャンは生きている」のほう? それとも「生き続ける味、朝鮮の味」のほう?」
「だめだめ、先月号のネームで「猟子っていう名前にはMajiで気をつけようね」って書いたのに、先生また今月号で涼子って書いてるじゃん」
「ジャンは生きている」
「麻薬の話どこに行ったんじゃい!」
「ママでも金っていう先進的なジェンダーフリーを公約に掲げた谷亮子が「生活の党と山本太郎となかまたち」副代表を務めていたことにはもう触れないであげて」
「えー? 時事ネタを拾ってみたんだけど、面白くない?」
「気に入らなかったら匿名で言葉のウンコを幾らでも投げつけられるんですよ。ウンコしながらでもね!」
「……分かったよ、見直すよ。見直すから近藤さん、ちょっとウンコ付き合ってくれない?」
「食べるウンコでいいですか? それとも飲むウンコ?」
「ココイチ行こう、ココイチ。ほぐして食べる粗挽きキーマカレーフェアやってるんだ」
「なすのトッピングはしませんよ」
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感想:生まれてこの方チョコボールを食べた機会は10を下らないと思うが、友人経由ですらエンゼルマークを見た事がないので、グリコがロッテを陥れるために流した誹謗中傷の類だと思っている。
その意味では、天使のちんちんも実物を見た事がないので同類だろう。
本作中の天使のちんちんが取れる様子は割礼のメタファーだが、実際のところ神の作った身体である筈なのに、人による加工を必須とする割礼のご都合主義感は、いかにもヨーロッパ的だ。そのようなイギリス仕草が勝者には必要なのだろう。ならば私は、敗者になりたい。
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