■ Entry4
不発弾政談ごんぱちさん
感想:「長編小説(途中まで)」
錦糸町といえば繁華街の中にあるラブホになんどとなくお世話になったものだが、チンパブの存在はとーんと知らなかった。しかも熱り立つ御立派様を愛でるのでなく、太腿にしなだれかかる気だるさを以て善しとするという。はーおそろすいなとづまりしとこ。つまりは、地球の裏側、南米にも侘び寂びの芽は育っていたということであり、そういう侘び寂びを――そうか、たまに銭湯で見るアレや。男湯なので誰ひとり熱り立つ者もなく、ただひたすらに垂れ下がる超弩級にでかいきぁんたまや珍宝の充実を観て「ご立派」と手を合わせる、人によっては貝を合わせるチンポならぬ店舗だということは理解したが行ってみる気にはなんなかった。
「厭庵」
前々から温めすぎて腐りかけていた「いやーん」「あっはーん」が成仏できました。こんなものが仏に成ってたまるか!
「口から仏様」
京都への修学旅行といえば、班で結託して京都を捨てて大阪の梅田周辺で豪遊して帰ってきた猛者たちがいたなぁというのを思い出しました。
なんか非常に可愛らしい逸脱を観られましたが、その路線で行くと「口から仏様」があざとく映ってしまうのはとうに青春が過ぎ去った脂ぎった中年だからかもしれません。
きっともっと率直な興味であるはずなのにな。読む側の魂が穢れているのでしょう。
「不発弾政談」
幕府はどこの国に負けたのだろう。大岡忠相が活躍したのが18世紀前半、ライト兄弟が飛行機を飛ばしたのが20世紀初頭となると大正末期~昭和初期くらいの話か。ナショナルジオグラフィックの創刊は1888年なので、普通に1946年以降の話と考えて差し支えなさそう。といったところまで吟味したところで満足しちゃった。探求は脳によい。投票とする。
「高原の井戸」
メルカトというとメルカトル図法ですがモルワイデとかモホロビチッチのことも忘れないでいてほしいと思いました。
引っかかる場所としては<壁の片隅に掛けられた小さな木の十字架が、わずかに夜気を帯びる。>なんですが、こういう描写をどこから学習したのか「夜気を帯びたらなんやっ中年」という部分に関しては思考が至らず、こういうところからなにがわかるかというと、「その表現は、なにをしているのか」まではAIはわかっとらんでやっているということですねご隠居!「そんなことよりおうどん食べたい」などということになり夜も更けていくのであった。
「涼み台の少女」
狢かあ。おれも人間を辞めてたぬきとして生きていきたい。
投票者: このバトルへの参加作者
感想:「長編小説(途中まで)」
アルゼンチンなら安倍じゃネーダの裸身クラブという名門がありますね。名門といえばやはり雨宮留菜でしょうか。膣内にいぼを付けて「カズノコ天井」にする名器形成を受けたことを公言していらっしゃいます。それを聞いただけで20%ほど血流が上がってしまいましたが、ナチュラルな名器と何が違うのか、それはTENGAでもいいのではないかとひとしきり思想にふけったものの裸身ではないので、人工名器だとしても死ぬまでにお手合わせ願いたいものですが、安倍総理は果たして名器に出会えたのでしょうか。
「厭庵」
読み返してみたら、頭の中で市原悦子が朗読している錯覚に陥りました。ひどい話なのに、現代版にチューニングされていない、オリジナルの昔話みたいで、なんとも寓話的というか、色数の少ないアニメーションみたいな風景まで浮かんできます。うまいなあ。
で、最後に市原悦子が言うんですよ。
「いやぁん」
なんかもう、変な笑いしか出てきませんでした。
「不発弾政談」
こちらも読み返していると、時代があっちこっちぶっ飛ぶのに世界観が壊れない。不条理にボケ倒しているのにそこにそういう物語を立ち上げてしまう中川家ですかね、例えてみると。裁判長が剛で、八五郎が礼二。なんかもう、そういう映像でしか脳内再生できないです。最後に礼二が「どーん!」って、もうそのまんまやんけ。
「高原の井戸」
村の少女メルカトは、のところでもう駄目でした。メルカトル図法のことしか考えられなくなりました。時間を返せ。
これ、長い物語の始まりの一部みたいなんですよね、この1000文字では、何も起こらない。何かが動く前の凪の状態。ゴンドールの南としか言い表せない場所で毎日同じことの繰り返し。それが壊れるところまで読みたいですね。
「涼み台の少女」
ああ、なんかこれいいなあ。五六十年のあいだにもののけがいなくなったことに安堵するようでいて、それを味気ないものだと振り返る心持ちが描けている感じがしますね。時代的には鬼滅の刃より少しまえなのかな、昭和八年から半世紀前ぐらいだと、明治ですかね。明治の中頃なら狐も狸もあたまにはっぱを乗せて日本橋辺りで人間をからかっていたんだろうなあ。
……というわけで、今回はどーん! 一発にやられました。
投票者: このバトルへの参加作者