第2回チャンピオンofチャンピオン詩人バトル Entry2
まぶたの、すグ上の辺
光、
ざわざわしクて
目を醒ますと
浜辺
俺は、
眠ってル間に
何故か
時々
海にキてしまう
疲れていルのか
最近
頻度を増す、一方
で
コドモの頃から
ずっと、そう
歩いテ
とか
電車に乗ッて
とか
ましテや
夢遊病
とかじゃなク、
また、
身体抜け出して
キてしまった
らしイ
「で、それから?」
「えと、です、ね」
(昼日中、喫茶店)
なぎこさん、と、昼飯を食ッて
いる
内勤の、なぎこさん
と、営業の俺、向かい合って、食ッている
親しイ訳、でも
なクて、
みんな、呼ぶから
なぎこさんて、俺も呼ぶ
ケド、
どうして
一緒に、
食ってるンだろう
おっかしイな、
こンな話
今まで
親にも
友達にも
コイビトにも
したコト、
なクテ
「佐藤さん、ときどき、海みたいな、匂いする、の自分で気づい、てる?」
俺ダケ、に聞こえるクらい
の、声で
なぎこさん、外廻りの、出かけに云っタ、
から、
ダから、
つい、気がゆるんでしまったン
だ
「海のある町で生まれたの?」
「いいえ、全然」
今朝も、起キたら
波にアタマ
浸ッて
て太陽、
うンと
高く、
しらジらしクて
で、
いツも
帰り道がわかンなくて
でも、
慣れてるから
やり方は
考えなクても
わかッてて
ずっとずっとずっとずっとずうウウウウウウウウウッ
と海岸線
ひたすらひたすら
ひたひたサくサく歩いてると
急に
なンにも見えなクなって
目エェェェェェェェェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエ、
開けると
ベッド、
パジャマの襟
髪の毛
口ン中にも
砂ア
「パジャマ、着るんだ」
「なぎこさんは?」
「なんにも着ない」
「……なん、に、もオ……?」
(しばし、沈黙)
「……おかしい、ね……俺、」
「おもしロい」
「……オもしろ、イ?」
ドんなふうに意識、身体、抜ケるの?
キモチ好イの?走るノ?トんでユくの?速イの?遅イの?寒い?暖かい?
明ルい?眩しイ?ソれとも真ッ暗い?体温は?音、色、味、匂いは?あルの?
……自分じゃわからないケド
気づくと、
そうなるダケ
で、
「どンなふうなんだろ、幽体離脱、みたいな、カンジ?」
「幽体離脱、したコトない、から……」
なぎこさん、ハナのアタマ
ナポリタンの、ケチャップ、
に全然気づいてなクて
なぎこさんの目の
真ン中に、
俺
なンだか
変なんだケド
動揺シながら、
急に
愛しク思え、
て、
「……見たい、です、か?」
「みたい」
「……じゃあ、見に、キます?」
「じゃあ、ユく、て、……でも、イイの?」
俺が抜け出すの、見えたら、
どんなカンジか、
後で、
どうか
教えて下さイ
(大幅に、中略)
でも、
なぎこさんは、
俺と一緒に眠ってしまったンで
身体を抜けてユくのを観察するコトは
出来ナかったの
だっタ、
以上