第10回乱取バトル詩人部門

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02   ざくろのように
トノモトショウ

唇に交錯する指から
不確かなざわめき触れ
ただ声じっと想像しく
揺さ振るほどに甲高く

乳房の稜線を歪に謎り
あるいは肋の数を奏で
互いの熱は神神しく
蕩けるように甘苦く

ざくろのように穢れたし

やがて蛇と華が巡り
互いを蝕む儀式が恥まる
貫くたびに罪深く
戸惑いながら跪く

夢は沙汰から始まると
交わす言葉の儚きままで
肌擦ることも疎ましく
もうお眠りとさざめ哭く