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第11回詩人バトル Entry4

冬のカフェオレ

牛乳あっためて
砂糖を山盛り3杯いれて
粉をとかしてカフェオレつくって
お揃いみたいなマグカップに入れた
飲んだら急に、外が暗くなった気がした
チャイムが鳴る
夕方でも夜みたいに暗い
ねえ
そういえばこんな時間、あなたと二人
あまり外を歩かなかったね
覚えてるのはどこか明るいお店の中で
思考が飛ぶ
そう、例えば何か渡したいものを買って
おみやげ持って
蒲団の中にいるあなたに会いたかった
私はコートを脱いで
手を洗って
冷たい手をあっためてから
蒲団にもぐりこむんだった。ただいま


ただいま


扉を開ける
青暗い部屋の中、電気をつける
私は牛乳あっためて
カフェオレつくって
胃の中に流し込んだ
砂糖は山盛り3杯、あまったるい
一人だよ、ひとり。
ふたりでいると、冷たい手がどんどん早くあったまっていって
おなかのあたりとか
もっと熱くなって、キスをするの
カフェオレよりも熱い、甘い
そんな幸せな過去を、空想を、いそいではじめてあったかくなる
一人で蒲団に入る。寒い
けれど朝起きるころにはもう、同じように温かくなっているのだから
ただ過程が違うだけで
本当なんだ

泣きたくなって
記憶の中で
甘いカフェオレ飲み干した

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