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第12回詩人バトル Entry5

月の記憶U

 真昼の白い月は
 今宵私の頭上をも照らす。
 姿を変えずに時間をかけて
 夜空の星屑を見方にした。
 
 存在を明らかにしながら、
 何かを写し出そうとする。 
 それは完全には消えずにいた、
 私のこころの中の記憶。
 
 知られているのだろうか
 忘れられない事を。
 
 知っているのだろうか
 想いが生きている事を。

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