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第12回詩人バトル Entry62

微か

歪んだ世界の中で、
僕等が求めたものは、
水溜りに映る小さな空だったり、
晴れた日曜日だったり、
夕暮れのどう仕様も無い淋しさだったり、
見えない痛みだったり、
いつかの温もりだったり、
終わりの無い闇だった。
ふと一人に成りたいと思っても、
何かと、
誰かと繋がっているのが常で、
其れがとても遣る瀬無くて、
そっと灯りを点したんだ。

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