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第12回詩人バトル Entry64

自虐

ここまで生きてきて
これほどに自分を
自分自身を浅ましいと思った事はない
あまりにも
自分のした事してる事を
自分の理想や生き方に沿っていなくて
レールを外れてしまった気がして
他人の敷いたレールならば
笑い飛ばしてしまう事もできる
自ら敷いたレールだから
こんなにも失意にくれる事はない

どんな言葉も
どんな優しさも
どんな想いもいらない
自分の中の自分が居場所をなくして
いつしか目先の簡単な道に逃げ込んだ
そうして辿りつき
ぶつかった先で
また苦しむのだ
苦しめばいい
悲しめばいい
すべてを見失って
どこにも生き場を無くして
そうして自分から壊れていけばいい
絶望にくれて泣き叫べばいい
それが自らの戒めとなるのだから

それでもまだ光を見るのだから
未だ自分を戒めれていないのであろう
光を見る目を潰してしまえ
暖を求めて歩く足を折ってしまえ
支えをさがす手を切りとってしまえ
おまえという人間は
そうでもしなければ救えない
そうでもしなければ
おまえという人間は納得しないだろう
ここでも己を尊重してしまうのだから
おまえはほんとうに救えない人間なのだろう
考える頭を切り落としてしまえ
自ら身を焼き焦がし灰になってしまえ
そして
無に返ってしまえばいいのだ
そう
無に返ってしまえばいいのだ…

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