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第135回詩人バトル

エントリ作品作者文字数
1VIEW2010 1(1)はなもとあお127
2リフトにて石川順一
3真夜中金河南139




 


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詩人バトル読書会
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エントリ1  VIEW2010 1(1)    はなもとあお


mam...

わたしが欲しがらない子でいたために、まち、星が、羅列したお話。


ビニール袋
トタン
足音

うずもれた緑だった。
暑い一日の。
汗の粒がなみだみたいに、腕に垂れた。

2010.09.01

景色が
うしろに
流れる
平穏無事な
なにものかにまもられる
明日を迎えるために

夢を
残して
いくよ






エントリ2  リフトにて    石川順一


並べば登り行く草地の上を
ビール缶やお茶のペットボトルが落ちて居る大地を
藜(あかざ)のやけに生えて居る坂道を
電動軸索を離れないように上昇しなくてはなりませぬ

帰りは歩く下りの坂を
結婚したら働きますか働きませんか
そんなパロディーを思い付きつつ
私はRUN RUN RUNとゴール手前で少しだけ走った

下山した後はフランクフルトを食べるつもりが忘れ
17時台にはほんのちょっと雷が混じった膨大なスコール
帰りは戦場駅で鰻丼を食べた

だから1575円だったからなんだってばー
と言う女子高校生を私は黙殺した






エントリ3  真夜中    金河南



 あなたが首もとから息を 吐くと

 手のひらの思想が
 音を
 たてて
 踊る

 千年後の 夜に濡れた甲板で
 のぞきこんだうなじが
 
 海に漂う 倒れた恋を
 懸命になぐさめている

 身投げしたんだ 

 踊っているのは夢だった

 白い手すりに
 月光を
 重ね

 汽笛は遠い

 あなたの目じりから潮が 香る