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第14回詩人バトル Entry7

シュプレヒコール・アンド・スーサイド

あなたたちは!

どうせ死ぬのなら!

植物人間になって死にたくはないか!

植物なのに肌色で!

何にも出来やしないけど!

お国のために!

植物人間になりたくはないか!

どうせ死ぬなら!

家族に囲まれて!

やさしい流れの中で満足して死ぬより!

お国のために植物人間になって死にたくはないか!

 

そして突然の雨。

彼らの叫びは御茶ノ水の雨にかき消され、残ったのはあせってスピーカーを片付ける中年。

平和とはこういうものかもしれない。

みじめでなさけなくてかき消されてしまうものなのだろう。

ただボクらはげらげらと笑ってそれを見ていて。

中年は一生懸命かたづけて。

電車は走って。

雨はやんで。

きみは植物人間になって。

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