| # | 題名 | 作者 |
|---|---|---|
| 1 | 夜の音 | 尾二源昇 |
| 2 | 超難問 | nekoze |
| 3 | 絶望 | マーマレード=ジャム |
| 4 | 風が強い夜 | nina |
| 5 | 私の叫び | 林檎 |
| 6 | トンネルの光 | 伊東春日 |
| 7 | わがまま | おしゃれ作家リボン |
| 8 | 失い始める | 唐田 なぎさ |
| 9 | 狂愛 | 麻貴香音 |
| 10 | The liberation | 浜新一樹 |
| 11 | life is full of ups and downs.-七転び八起き- | 朝長 康太 |
| 12 | ペットボトル | K,@,マーホ |
| 13 | 懺悔と妄想 | 有機機械 |
| 14 | mon amour | 音治郎 |
| 15 | ざわめき | たるみ |
| 16 | 独裁 | Yugo Yoshida |
| 17 | imagine | YamaRyoh |
| 18 | 言葉 〜呪文の加速度〜 | 爆睡王子 |
| 19 | ひだりうで | あおい |
| 20 | 朝 | ちゃら |
| 21 | 泡泡紙(プチプチ) | ガセ |
| 22 | 疲れたスーツは脱ぎ捨てた | 木葉一刀 |
| 23 | いつか、きっと | 瓜生 遼子 |
| 24 | サツマイモは世界を救う | 凹 |
| 25 | 永遠の約束 | ヒカル |
| 26 | STAY | 吉田 東子 |
| 27 | 満月 | 林檎 |
| 28 | 鉄路の記憶 | 楽太郎 |
| 29 | 夢〜願い〜 | 水無月 |
| 30 | なみだ | 乾 華音 |
| 31 | 白い部屋の夜に | 茶封筒 |
| 32 | 愛の歌 | ショウ |
| 33 | scotch whisky and daily breads | フォニックス |
| 34 | 情報ネットワーク | 深sachi |
| 35 | 孤独な海へ | IDEA |
| 36 | みず | 長月 |
| 37 | 出発 | PIERO |
| 38 | それぞれ | りんご |
| 39 | ゆるやかに音もなく止まれ | 佐藤yuupopic |
| 40 | 小さく暖かいもの | 密 |
| 41 | ひばり | 狭宮良 祇簾 |
| 42 | まだまだ | HAJIKO |
| 43 | 罪 | 菊池ヒカル |
| 44 | 霞んだ灯 | 和夢 |
| 45 | 今、何と? | 小原夏子 |
| 46 | 聖域 | 十和 七海 |
| 47 | ある涼しい夜、 | Franky,bit silly. |
| 48 | 『涙のわけ』 | 橘内 潤 |
| 49 | 自我 | lapis |
| 50 | 空 | 小松 知世 |
| 51 | 夏は繰り返す | ヤム |
| 52 | 刹那の夢 | 碧瑠 |
| 53 | ゲーム | ヤマタカユウキ |
| 54 | 道。 | リリィ |
| 55 | おれんじ・ぺこ | 稲城さとし |
| 56 | 「儚」 | 日月 明 |
| 57 | 何の為? | 白月 |
| 58 | 桜と恋の関係 | *悠花* |
| 59 | ブーゲンビリア | カイヱ |
| 60 | 妻→RPG→つよし | いとう |
| 61 | 思い出じゃない | 田中菜葉 |
| 62 | 旧友 | あをね |
| 63 | わたしは舟 | ユキコモモ |
| 64 | 欠席届け | 空条 遥 |
| 65 | spring love... | sakura rain |
| 66 | 私でない私へ | 芽萌里 |
| 67 | ワルツざか | 植木 |
| 68 | モクレンと老女 | 空人 |
| 69 | 月としての僕 | てこ |
| 70 | 俺の女はいつもあぐらをかいている | 多田野英俊 |
| 71 | ミルククラウン | 葉月涙 |
| 72 | 少女地獄 | ぶるぶる☆どっぐちゃん |
| 73 | 亜希子、白亜紀の子供 | 渡 謙三郎 |
| 74 | 初節句 | 春九千 |
夜に溶けるは過去の粒子
美しさを伴い
とけては消え
消えては現る
ときにそれは
うれしさであり
哀しさであり
なつかしさでもある
じっと耳をすましてみれば
風の向こうの
夜の音が
ふと聞こえてくる
今夜もきっと聞こえるだろう
やりたいことがわからない
やってることはかわらない
そう
『例外のない法則はない』
こんな世界で
解かなきゃならない
ノーヒントのクロスワード
満たされた幸福なんて
思いつきもしない。
これが、ばら色だった。
それが、
満たされた幸福なんて
思いついた。
これが、褒美なんだ。
すぐに明日の身支度を
今なら、希望に間に合うから。
次の日私は死んだ。
満たされた幸福なんて
どうでもいい。
風が強いので
僕らは眠らないことにした
風が強いので
そうやって
木々のざわめきだけを聞いて
夜闇の深さに怯え
ここは隣近所とも街とも断ち切られた空間だということを感じ
横に座っている人、君だけが
今、現実にある世界だと、一瞬思い込んだ
風が強いので
僕らは眠らずに
孤独さのもたらした、ふたり分の温もりに感謝し
またその孤独さ自身に寂しさを覚え
涙した
風はもう止んだ
僕らは明けはじめた空を見ようと
外へ出て
寝不足の割に冴えている体に朝露の冷気を浴び
新世界との対面を果たした
綺麗な朝焼けの中
その時僕は泣いたかもしれない
はじめまして、新しい朝よ
はじめまして、新しい僕らよ
「お前はブサイクなんだ 死ね。」
「お前より私の方があの人と似合ってる。」
あいつには届かないからこそ 私は心の中で叫んでいるのかもしれない
自分が一番醜い事にもきづかづに
「私が愛しているのはあなただけ。」
「私は あなたを心から愛しています。」
あなたには届かないからそこ 私は心の中で叫んでいるのかもしれない
まるで自分に言い聞かすように
あなたの星は強い赤
夜の夢で
私が抱いた星の赤
遠くに見える景色さえ
あなたは私のそばにいて
橋から見える川も
幻かもしれない
飛び降りても
死なないかもしれない
あなたの赤い星も
いつか輝くし
それでもここに立っててずっと
私が
この手を離すから
君が離れていって 存在の大きさを知った
何一つ形には残っていないけど
心にポツンを穴があいた。
その穴は誰にも埋める事はできないし
誰かに埋めて欲しいとも思いはしない。
その穴だけが二人を結んでいる気がするから。
君はもういない。
君の存在は火葬場の煙突からグングンと
意味を持たない空へと吸い込まれていった。
それを見つめる僕。
寂しさや悔しさを幾らつなぎ合わせたって
もう過去へのこだわりでしかないことも気付いてる
気付くたびに強くなろうと願い。
けど、人はそんなに簡単なつくりじゃない。
僕らはロボットなどではない。
自分の意志をもち その意思のままに動ける
涙も流せるし 言葉に感情を乗せる事だってできる
けど神様の決め事には逆らえない 弱い人。
心の穴は誰があけたのか神様だったんだね。
埋める作業一つしないあなたは僕らの英雄気取り?
僕の大切なものを返して欲しい、それだけだ僕の願い。
英雄気取りのあなたへの最後のわがまま。
失いはじめる
大切なものから 逃げてばかりで
どうでもいいものを 追いかけて
自分に必要なものを 失い始める
あたしの声をちゃんと聞いてよ
この泣いた顔照らしてよ
とてもとても醜いあたしに流れるこの雫を...
余裕見せて笑ってたけどそれはかなり嘘だった
知らなかったの?私の魔の手があなたに近付いていることを
愛してる愛してる愛してる愛してる
あなたの声しか聞こえない
こっち向いてこっち向いてこっち向いてこっち向いて
あなた以外見えない
抱き締めて抱き締めて抱き締めてそっとキスして
これで死んでもいい???
絡んだ指先しなやかな舌
妖し気な目線に欲望の唇
口付けは酔わせ躯の自由を奪う
愛じゃない?恋じゃない?だったら何?束縛???
欲しいだけじゃ物足りないあげるだけじゃつまらない
もっともっと狂った思いじゃなきゃ
あたしの心満たされない
いってきのワクチンで全てが救われるなんて
善意が売り買いされる時代の中で、
広い知性の果てを遠く見つめて
救えることがこの世にあるなんて信じられない。
邪悪な鉄の鳥がお前をソナーで見据えている。
電波が伝える映像がおまえをけしてはなさない
興味が本意とくいちがいに笑っていた
死者の列が血の海を越えてやってくる。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
もっとたかいところへ、己を掘り下げていくのさ。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
人は目で果てを見ない、想像で銀河も超える。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
知性の外側で勝ち誇った顔で俺は笑っている。
安らぎを求めて戦火のなかを国境をこえてくる
故郷に魂を置き去りに西へ西へと向かっている。
何に対してけりをつけようと騒いでいるのか、
目の前でまた小さい命が消えていくのに。
静寂の中をミサイルは走りぬけていく。
何かを叫びながら凄まじい速さで闇の中へ消えていく。
揺らぐデモクラシーはどこへ行こうとしているのか
その罪にだれが罰を、だれが罰を下すのか。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
もっとたかいところへ、己を掘り下げていくのさ。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
人は目で果てを見ない、想像で銀河も超える。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
知性の外側で勝ち誇った顔で俺は笑っている。
何もしないで今までこれたと彼女は本当に思っているのか
その信仰が全て嘘だと分かったら彼女はどうするだろう。
フロンティアの勇者たちは守るために戦ってきたのに、
この地球で平和だった時代など一度もあったためしがなかったのに。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
もっとたかいところへ、己を掘り下げていくのさ。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
人は目で果てを見ない、想像で銀河も超える。
神が平和を望まなくても俺は揺るがない
知性の外側で勝ち誇った顔で俺は笑っている。
未来を力に
過去を支えに
私は 憧れの自分を追い駆けている
目標への道の色々な分岐点で
道を自分で選び 決定し
踏みしめる事は楽しい
その道の先で 人と巡り会う事も
又 楽しい
たとえ 石に七回つまずいても
八回起き上がる自信がある
だから まだ終わらない
終わらせてなるものか
まだまだ私は 進んでゆく
まだまだ路は 続いている
大量生産で 作られ
放り投げたら つぶされ ポ−ン
同じ 帽子に
同じ 中身に
そろえられ 送り込まれ
もぬけのカラになるまで 使われ
中は洗浄し 山積みの ペットボトル
集められ 燃やされ
人に 帰る
思惑 困惑で
愛する人の為だと 戦い ポ−ン
ボタン ひとつで
決まる 自販機
突き進む 核ミサイル
一滴の血さえ この世から 消える
中は戦場で ゴミと化す ペットボトル
集められ 燃やされ
人に 帰る
そこは戦場で 人だかり ペットボトル
殺された 兵士は
人に 帰る
誰かの 気まぐれで
突然 音が鳴り出す
響けば ポ−ン
僕を無条件に愛してくれてた家族を振り切り僕は故郷を飛び出し、
僕を慕ってくれた全ての人々を振り切り僕はこの会社を飛び出し、
僕を頼りにしていた恋人を振り切り僕はこの街を飛び出し、
僕の未熟な心を容認してくれたこの文化を振り切り僕はこの国を飛び出し、
僕達の世界を形作ってくれた重力を振り切り僕はこの惑星を飛び出し、
僕達を生み育ててくれた光を振り切り僕はこの恒星系を飛び出し、
僕達にロマンと勇気を与えてくれた星々を振り切り僕はこの銀河を飛び出し、
僕達にいつも難題を突き付けた暗闇を振り切り僕はこの宇宙を飛び出す。
僕はどこまで行くのだろう。
僕はどこまで行けばいいのだろう。
どこまで行けばこの心は許され、満たされるのだろう。
「いつまでも待ってるよ」
そう言う僕に
「みんなそう言うのよね」
そう言う君は
さすがに僕の愛した人なのだなぁって思う
躍るのは木
歌うのは風
観客はぼく
監督はきみ
鮮やかな色をした俺の左手は
シルバー・コイン
シルバー・コインを拾った
吹き荒れる風があるならば
俺は志願兵となろう
荒野が開拓されるのならば
俺は真紅の刻印を捺す
夏の終わり方なんてとっくに忘れちまった
証人はいない
俺は故意的にゴミになったのだ
侵略者を歓迎する義務を携えて
ベビーシッターは解雇したから
さっさと毒物を盛れよ
これは強制命令だ
俺は目をそむけるから
無邪気な 青い瞳をそむけるから
足りない想い
儚い夢
「ありがとう」
時が経てば
苦しみながらも
分かる筈なの
本当に素晴らしい
そう感じる出会い
いつか求めて
あきらめない
弱いけど
笑いたい
心から…
念仏唱え コーナーからコーナーへ 最大旋回速度で 駆け抜けろ
ひだりうで
男物の時計を
つけた彼女の
ひだりうで
右腕より
おんなを主張する
アンバランスな
ひだりうで
やがてくるはずの朝が
やっと訪れる
昨日とつながった一瞬
また一日積み重なった
これが人生かな
また一日分
線が延びた
君のために、とっておいたんだ。プチプチ。
いつか、君にあげようと思ってね。
君に、あいたくなったとき、プチッ
眠れない夜に、プチプチッ
君にとどかぬ思いも、プチプチッ。
プチプチが、全部つぶれちゃったとき、もう、
プチプチをとっておいてあげたい、だなんて思わないようになってたらいいな。
雨の日だって
風の日だって
たった一人の一張羅
てめぇと俺とで汗をかき
高い都会の建築物を
見上げ見上げて歩いた日々さ
てめぇはいつでも俺に言ったさ
「俺がお前を守ってやるさ
だからお前はしっかり歩け」
だから俺は歩いてやった
てめぇと一緒に歩いたさ
雨の日だって
風の日だって
てめぇは俺を守ってくれた
品定するよに俺を見る目も
てめぇが居たから浮かずに済んだ
見た目は浮かずに話術で浮いても
それはそいつさ俺の個性さ
俺はてめぇと一緒だからこそ
今の都会の建築物の
一室籠もって働いてるさ
てめぇに代わる新たな相棒
てめぇ程じゃねぇけれども
それなりガンバリやってくれてる
だからてめぇは今はゆっくり
再び出番があるときまで
暫く身体を休ませてくれ
疲れたスーツは脱ぎ捨てて
タンスの中の特等席で
今はゆっくり眠らせて
いつか再び俺とてめぇ
共に戦うその日まで
疲れたスーツは脱ぎ捨てた
私はここに立っている
私はここで生きている
私はここで恋をして
私はここで生涯を全うするだろう
だけど、サ
何をしたらいいのか分からないんだ
生きるってことが
私の存在意義ならば
ただ生きているだけでいいのか?
私は何か私にしか出来ないことを
しなくっていいのか?
何をすればいいんだ?
何をすべきなんだ?
友達と一緒にいるとき
パソコンで遊ぶとき
ご飯を食べたり
映画を見たり
遊園地に行ったり
楽しくて楽しくて
時がたつのを忘れるけれど
終わってしまうと
つまらなくなる
私の存在意義は
生きてるってことだけなのか?
生きるためだけに生まれてきたのか?
何かしなくてはと焦るのに
何も出来ない自分がいる
いつか・・・・
いつか・・・きっと・・・
何かできるようになるだろうか
私らしく生きれるときがくるのだろうか
世界の流れに惑わされずに
ただただひたすら何かをしながら
私らしく生きる土地があるのだろうか
不安に思うことはたくさんある
それでもみんな不安と折り合いをつけて生きているのだろう
私がここにたって生きているように
みんな自分の土地をしっかりしっかり踏みしめて
何かと誰かと歩むときを夢見て
生きているのかもしれないな
私もそうなるのかな
そうなれるのかな
いつか・・・いつか、きっと・・・
私らしく生きるんだ・・・
アフリカには 砂漠がある サバンナがある
そして ジャングルがあった
少年の挨拶は ”ジャンボ”
しかし もう長い間言ったことがなかった
出会う人は皆 敵だった
銃口を向けてくる 兵士だった
アフリカには 砂漠がある サバンナがある ジャングルがある
そして 戦争があった
少年は 腹を減らしていた
少年の食べ物は雑草の芽だった 辺りに生えている木の実だった
ただそれだけだった
ある日 少年は見知らぬ男を見た
兵士でない人を見たのは久しぶりだった
男は火を焚いていた 食べ物のいい香りがした
少年は 生きるためなら何でもしようと思った
―ここに座って食べないか? ―
男は不意に話しかけた
少年はぎくっとしたが 食べ物の香りに負けて座った
男はアフリカ人ではなかった 少なくとも少年の知らない国の人だった
すすけた服を着て 大きな羽飾りのついた鞄を持っていた
少年は尋ねた あなたは誰だ、と
―ただ 世界を旅しているものだ―
どこから来たのだ、と
―海の向こうから来た―
何者だ、と
―人は私をインディオと呼ぶ―
少年は よくわからなかった
男は 焼けたサツマイモを渡した
少年は 無言でほおばった
甘い 甘い うまい・・・
男は少年に言った
ここに三つの種芋を植える
もしまた食べたいのなら 六ヶ月掘り起こしてはいけない
六ヶ月後になると蔓が生えている それを掘り起こせばまた食べられるだろう
少年はうなずいた
次の日 腹を減らした中年の男が芋を探していた
中年の男は昨日 木陰から見ていた
男はひとつ芋を見つけると そのまま食べてしまった
一週間後 芋の上で銃弾が飛び交った 兵士達が撃ち合った
何人も死んだ
ある兵士が手榴弾を投げた それは芋の上で爆発した
芋は粉々に飛んでしまった
一ヵ月後 ひとつ残った芋は生きていた
芋は芽を出した
芽は葉になり 蔓になり 地を這った
少年のように 中年の男のように 死んでいった兵士のように
地を這った 地を這っていった
六ヵ月後 少年は現れた
少年は飢えていた 何も食べていなかった
芋蔓は一面に広がっていた
少年は必死で土を掘った 夢中で蔓を引っ張った
大きな芋が引っ張り出された
少年は生のまま 泥がついていたが かぶりついた
芋は淡く黄色く 甘かった
少年は 食べた
食べて 泣いた
三年後 インディオの男が通りかかった
そこには小さな女の子が立っていた
インディオの男を見つけると 慌てて走っていった
しばらくすると 女の子はあの少年を連れて戻ってきた
少年の後ろには 小さな子供達がいっぱいついてきた
子供達はみんな サツマイモを持っていた
少年は男にサツマイモを渡した
そして笑った
男も笑った
でも、子供達はもっともっと笑った
少年は言った
”ジャンボ ”
アフリカには 砂漠がある サバンナがある ジャングルがある 戦争がある
そして 笑顔があった
あなたがあなたを愛するかぎり
あなたがわたしを愛するかぎり
あなたが世界を愛するかぎり
わたしはあなたの味方でいるわ
なにがあっても
いつもあなたを愛してあげる
いつもあなたを護ってあげる
いつもあなたの側にいてあげる
あなたが望んだものを
わたしはあなたに与えましょう
これはあなたとわたしの
永遠の約束
悲しいことが どんなに多くても
そこにあなたがいたから
悲しいことが どんなに多くても
そこに、あなたがいたから
一言であらわせるのは ただそれだけ
そこに、あなたがいたから
雲ひとつ見えない、澄んだ夜空に散りばめられた星屑達の中で 独り輝く貴方(満月)に気付く。
淋しいかな?
澄んだ夜空に独り輝く貴方に気付いたように 貴方もまた、一人見つめる私に気付く。
お互い独りじゃないね。
遠くの貴方に、私が気付いて そんな私に、貴方が気付く。
お互い、淋しくないよね?
木枯らしが雪を連れて
ホームはがらんとした白の彫像
汽車を待つ人は
立ち食い蕎麦の湯気にまみれて
凍えた指に命を吹き込む
静かに手をつないだぼくたちに
風がいつか白のカーテンを運んだ
君のぬくもりだけが
ただ確かな鐵路の傍で
ぼくは君を
そっと抱きしめ
白雪の幕が尽きぬ間に
ぼくは君に
くちづけをかわした
あの街へ向かう
黒々とした塊の汽車が
煙と湯気を捲きながら滑り込む
余韻というには余りにも
刹那すぎる温もりなのに
何時果てるとも知れぬほど
この胸は燃ゆるように熱いまま
君の瞳が砂時計のように
来る時間を報せて
ほろほろ零れる
その銀の軌跡は
まるでこの汽車が往く
鐵路にも似て果てしない
必ず迎えに来るからと
交わした言葉は
今もあの駅に
しがみついているだろうか
通勤電車を待つホームの
鉄路を眺めてふと
君の涙を
胸に顧みた
時は 決して
止みは
しないものだと
いつまでもこの夢が続けばいいなって思った
この夢は覚めないで欲しいって願った
それでもいつかはこの夢は覚めるんだよね
だからこの夢は覚めても忘れないように
いつまでも覚えていられたらいいな
ーふとしたことに感動したのはいつー…
風が吹いたよ
おひさまがきれいだよ
ほら 華が咲いてるよー…
メロディーが聞こえてきそうな 空
涙がこぼれそうな わたし
「ありがとう」
白い部屋にぼうと
浮いた円の夜が
ひとり佇んでいた。
夜は棒と佇み続け。
こうこうとした蛍光灯が
白い部屋を明るく照らす。
ぼうと佇む夜は無言のまま
立ちつくしている。
もうすぐ夜が明ける。
彼はひとつ大きなあくびをしながら
どこかへ去っていく。
扉が閉まり蛍光灯の電気のスイッチが切られる。
ぱたん。
夜が去り、部屋に暗闇が宿る。
朝だ。
ねぇ君に話しておきたい事があるんだ
風が吹いて桜の樹がゆれて
赤と白の花びらがかぜとともにゆれて
君はその中、きれいな髪なびかせてそこにいたよね
僕はまたせていた君を怒らせないように
走って君のもとへ走っていった
君に本当に感謝してるよ、あえてよかったって思ってる
悲しいときもうれしいときも君一緒でホントよかった
いつまでも君をはなさぬよう君のこと考えた
君が幸せであるように、風がまだやまぬように
この歌は君への愛の歌
なりやまぬように一緒にうたえたらいいな
僕の心明るくしてくれる君が大好きだよ
にぎった手を・・・髪をなでて、そしてキスをする
桜の樹の木漏れ日の中で
あれ?あの日いつだっけ、一緒に花火みた日
僕は花火より君のほうが気になって君の一挙一動、全部みてた
それで君も僕に気がついて思わずほほえんでくれたよね
雨ふりし時は僕がかさを君にさしだし
強すぎる風が吹くときは君の前にたって君をまもりつづけるよ
この歌は君への愛の歌
君にはぼくの前でうれしいときにうれしい顔を
悲しいときに悲しい顔を
でもいつまでも笑っててほしい
この歌は君への愛の歌
何年さきまでもこの桜の木のしたで
僕と君が一緒にいられるように
この永遠が終わらぬように
僕は君をはなさない
ps.砂田ーみてんならメールくらいよこせや!
誰かにアド聞いて!よろしく!
次回はもっと短めに書きます!
今日とゆう日が終わって
疲れた顔で家に帰る
残された今日分の気力を振り絞り
お風呂を入れてゆっくりつかる
あがったあとはお楽しみの
お疲れの一杯
歳をとったのかなと苦笑しながら
これが至福のときさ、と
つぶやいてみる
今日の僕は何をした?
一日の実りはあったのか?
何もしないで終わっちまったのか?
ちゃんと前に進んでいるかい?
現実が見えているのかい?
今日とゆう日が終わって
疲れた顔で家に帰る
残された今日分の気力を振り絞り
冷蔵庫から昨日の残りを出してみる
とりあえず何とかなりそうだ
電子レンジであっためて
やかんでお湯を沸かして
TVのスイッチを入れる
一人暮らしはつらいよなとぼやきながら
これで結構上手くやっているさ、と
笑っている
今日の僕は何をした?
明日の準備は終わったかい?
いつまでも子供のままじゃまずいだろ?
いやなことは忘れられた?
いい思い出は出来たかい?
そういえばあのコはどうしてるだろう?
今日の僕は何をした?
人に優しくできたのか?
当り障りなく上手くやれた?
どんな失敗をしたんだ?
挫折したときの気持ちを忘れていないかい?
自分を見失っていないよな?
今日の僕は何をした?
ちゃんと勉強はした?
単調な日々に飽き飽きしているのか?
健康には注意している?
タバコは止められそうか?
夢に向かって生きているかい?
明日はどんな日になるんだろう?
自分はもちろん
家族や友達
昨日すれ違った人とか
どこかの国の誰かとか
みんなのことが気になってしまうんだ
芸能人の悪口を言ったり
台風を心待ちにしてしまったり
デジタル時計とアナログ時計を併用したり
そういえば昔好きだったあの子はどうしてるかなとか
情報が溢れていなければ
もっと平和に暮らせたのに
今日もまた
某県某市で殺人事件
知らない人が死にました
いつものことだと思いつつ
どうして悲しくなるんだろう
悲しくなる必要がどこにある
孤独な海へ
ひとり
舟を漕ぎ出した
釣り竿の先から
糸を垂らして
夢が掛かるか
待ったけれど
いつまで経っても
夢は掛からない
網を持って
掻き回してみても
ただ擦り抜けて
ゆくばかり
独な海は
黄昏て
いつしか舟は
空になった
あめも
くもも
ゆきも
すべて みず
きも
はっぱも
はなも
はんぶんいじょう みず
なべにいれてひにかけたら
きえてなくなる
そして
あなたのからだも
わたしのからだも
このあおいほしも
好きな人がいます
こんなにも、穏やかで優しい
恋は初めてです。
好きな人がいます
どうしてもこの気持ちを伝えたくて
悩んでばかりです。
好きな人がいます
どんどん私は欲張りになっています。
好きな人がいます
気持ちを伝えるとき、
意外と冷静でした。
好きな人がいます
それでもあの人は優しかった。
好きな人がいます
私は、私らしく、前を見て歩く事を決めました。
好きな人がいました
これは、終わりではなく
始まりだったのです。
私はたぬきが好き。
少林寺を習い、ローンした。
私はたぬきが好き。
離婚をして、スチュワーデスになった。
私はたぬきが好き。
又、結婚した。
私はたぬきが好き。
今後、一切ソバにいて!
たぬきはソバが好き。
もうきっと乗るはずのない電車は
二度と見るはずのない景色の中を
萌え出る木々の香りあおい風を渡って
美しいものばかりあふれる町を抜けて
そう この五月の窓は
このままずっと往けば好い
光の午後を
このままずっと往けば好い
あなたを取ったら他には
何一つ変わり映えせぬ日々よ
まばゆく他愛ない
小さなしあわせよ
目も眩むハイスピードで
連れて行かれろ
遠くへ遠くへ
このまま遠くへ
ゆるやかに
今この時よ
音もなく
そう
時間よ止まれ
雨の日にふる小さな優しさ
遠い日に埋もれた小さな救い
雨だれの音で目を覚ます 灰色の朝に
アスファルトに横たわる 無感動の死
幼いながらに酷く哀しいものだと思える程に
何か雨の朝は私の知覚を変えてしまう
純粋性を否定するような鮮やかな色を失った朝は
小さな死を内包していつもそこに存在した
感傷的な日常 目をあわせないようにして通り過ぎた
群れをなす子供達を追い駆けて
光は雲の向こう グラデーションの一日
少し白くなるせかい 舗道の瀝青
印象でしか心に留められない私が憶えているのは 赤
赤いミニスカートと赤いハイヒール
赤いマニキュアと赤く染まった手
その手にぶらさげたビニール袋の中の猫だったもの
小さな暖かいものが その惨いほどの印象の向こうに在る
信じられるものは 私が 信じていいのは 信じるべきものは
たぶん そういったもので
彼女の見上げた肩の向こうに 小さな青がみえた
青と赤 鮮やかなコントラストが 灰色のなかで目に染みる
少し大袈裟かもしれない 私はいまだにその小さな救いを愛しているのだけど
彼女は泣いていたのだろうか
小さな青をめざすように歩いた 原色の彼女
何もない地面のうえで
此処には何もないのだ と云い聞かせる
足まかせでも真直ぐ歩いたつもりで
曖昧な笑みを浮かべて前を見ていた
僕等の記憶はたとえば
ひこうき雲のように塵を優しさに見せて
それでも引き摺ることを 止めはしないだろう
古い毛布に包んだものは 山程有るだろう
愛されていた そう思わずにはいられないから
何もない地面のうえに
もしも樹を植えたなら 倒れるだろうと
一粒の種でも始めるのは苦労なので
曖昧な笑みを浮かべて前を見ていた
僕等の希望はたとえば
かみなり雲のように裏切りに満ちていて
陽の照りつける荒野を
風の吹き抜ける荒野を
ただ自分だけを幸くと祈り
野に道を造るでもなく
地に種を蒔くでもなく
ただ自分の生だけを望んで
それでも誰かを頼っては 甘えたくなるだろう
何もない地平の向こうに 人を探すだろう
愛されている そう思わずには
空たかく翔ける雲雀に 僕等の姿が見えるだろうか
御前はこの広い水色に 小さな染みにしか見えないけれど
後ろから 聴こえる声を
聴こえないものにして
後ろから 聴こえる声を
通り抜けさせて
わたしはいま 透き通るように正直に生きようと
わたしはいま 自分を感じることを拒みつつ
いろんな風に吹かれても 揺らがないように
新しいことが教えてくれることを 見つけようとしてる
後ろから 聴こえる声を
認めながら 作り笑顔で返す
逃げてるの? 逃げてるの? 逃げてるの?
まだまだ 何も知らないひと
まだだよ もう少し待って いまを問うことを いまを疑うことを
後ろから 風に吹かれて
時は 流れるものだと
ため息は 深呼吸だと 感じた
自由になりたい。ずっとそう思って居ました。
あたしの存在を感じている総ての人々の記憶からあたしの名前を消してしまえたら、どんなに良いか。
なんかそんな事を思いながら今までずっと生きて来ました。
頭の中を廻るのは、毎日毎秒同じ言葉ばかり。
あたしを取り巻く総ての柵を取り払うにはあたしが此処から消えれば良い。
あたしみたいに小さな人間が唯一人消えた所で世界は何も変わらない。
消える。此処から。今すぐに。
其れこそが、あたしにとって真の自由。
でも今此処に居るあたしは弱くて臆病で、其れに気付いて居ても何も出来ないのです。
消えたい。消えたい。消えたい。消えれない。消えられない。消す事は出来ない。
あたしだけの力では。
此処まで来て今更他力本願も有り得ないけれど、もう判らないのです。
あたしを此処から消す方法。教えて下さい。出来れば今すぐに。
否、其れより消して下さい。其の方が早いから。
駄目ですか?
あたしみたいな人間は、死ぬ事すら許されませんか?
このままずっと同じ事を繰り返しながらあたしは生きて行かなければなりませんか?
あたしが犯した罪は其れ程迄に大きく深いものなのですか?
誰か、答えてくれませんか。答えて下さい。今すぐ。どうか。
自分の罪の重さも解らない愚かなあたしに。
どうか…
降りしきる雨を 窓ガラス越しに眺めながら 君を想う
夜空の見えない雨の中で ただ君に会いたくて 今夜も眠れない……
……降りしきる雨は いつまでも路を叩き続け 耳を塞ぐ
遠くの声さえかき消すように この疼き止まぬ胸 冷ましてゆくように
降りしきる雨よ このままであって もう少しだけ 止まないでいて
恋しい人のいない前途を想って 溢れるなみだ 紛らすことくらいは
どうか 許して……
「素早く丁寧に」
そんなん無理に決まっとるじゃん。
これを言われたのは当時、小学1年生です。
こんちくしょう。
星空を 見上げて涙を堪えた
背中に映る 醜さの痕が あたしの姿形 変えていく
変色し切った 波間の砂が
あたしの事を 要らないと言った
こんなになるまで どうして放って置いたの?
傷跡が醜くて 掻き消したいのは分かるけど
血が出るほど 掻き毟ったって
何にも ならない
生まれるのは 人間だけで
あたしは生まれない
あたしは人間だけど
人間じゃない
こんなになるまで 放って置いた
あたしの方がどうかしていた
体中が溶けて行くのに
残酷があたしを その場に取り残した
今は もう無い あの 砂場で
一人砂を掘っていた 醜いあたし
醜いあたし 醜いあたし
背中の傷跡が 醜い
裏声の裏に
君がいた
びっくりしたよ
立ち直れないような傷って 人それぞれ
僕だって自分の事じゃなきゃ きっと笑い飛ばしてた
なんとなく分かった あの時の君の涙
今から拭いに行っても 遅いですか?
僕であること
君であること
私であること
あなたであること
俺であること
あたしであること
女であること
男であること
人間であること
自分は何だというの?
何が当てはまる?
自分で枠を作ろうか
空を見上げる
人は
まるで救いを求めるみたいに
空を見上げる
雲一つ無い真っ青な空でもいい
白くて厚い雲が広がる空でもいい
人は
そこに希望を見出すかのように
空を見上げる
たくさんの感情が
自分という世界の中で
巡りそして溢れ出す
どうしようも出来ずに
泣き崩れるよりも
今はただ空を見上げ
その広大さに
自分の小ささを感じ取る
ぐっと
俯きかけた心に力を込めて
ふっと
強張ってる肩の力を抜いて
悩み迷いその歩みを止めても
この空に輝く光を
決して見失わないように
心が空を忘れぬ限り
希望の光はいつもそこにある
だから人は空を見上げる
押し潰されそうになるほどの不安に
打ち勝つために
夏の背中が見え始めると
キミはいつも 痩せたいって言う。
実現できないまま 毎年 毎年。
「もう 聞き飽きたなんて 顔しないで
聞いてちょうだい ワタシの決意を」
ちゃんと 聞いているよ
繰り返す キミの決意は
繰り返し ボクにとって
風鈴の音のように
台風接近のニュースのように
「氷」のノボリのように
甲子園の選手宣誓のように
夏を伝えてくれるのさ
ボクのかわいい女の子は
ボクの夏の風物詩
恋はそう、まるで夢のよう・・・。寂しい心がつくる、儚い物語。それが夢だとわかってしまったとたん、さめてしまうようなお話。だからせめて、その刹那の時を、楽しめたのなら・・・。
ゲームをしよう。
ここに、全てを用意しておいた。
嬉しいことも、悲しいことも、喜ばしいことも、切ないことも、許せないことさえも。
上下と大小はもちろん、突出から非凡、優しさから蔑みまで。
全てを用意した。
今から君に、ここで探し物をしてもらう。
これだけたくさんの物の中に、たった一つ、君だけの大切な物を置いておいた。
それを探し出すゲーム。
どんな形をしているのかって?
それを言っちゃあ、つまらない。だいいち、私だって知らないんだ。
リミットは長いようで短いが、まあ頑張って欲しい。
もしリミットまでに探し出せなかったら?
別に罰ゲームは無いよ。だから焦ってもいいことはない。
それにもし見つけられなくても、その時は他に色んな物を手に入れているだろうからね。
生まれ来る君へ。
準備はいいかい?ゲームはもうすぐ始まるよ。
ようこそ、世界へ。
振り向けば
まっすぐ伸びた、長い道。
歩くのもやっとの、がたがたの細いけもの道。
足を見れば血だらけで、
花もない、緑もない、
ただ歩くだけの、けもの道。
また前を向く。道はない。
だから歩く。道を創る。
だってそれしか出来ないから
「足が痛いと泣いてるよ
もうゆけないと、泣いてるよ」
そうだだけど、仕方がない。
休めるのはまだまだ先。
だから歩く。進まなくちゃ。
だってそれしかできないから。
ぼくにはそれしか、できないから。
柔らかな
仔猫の毛のような
秋雨の一日
水の中で過ごす
魚の気持ち
網戸越しの風に
丸くなって眠る
曇空の輝く
九月の午後
限りある 青空は遠く
いざなうは夢
黒と白と黄金の
空切る音に夢を見て
緑にとまる 鳥の羽ばたき
夢覚ます
夢の儚さは人
人の儚さは夢
永遠に
手の届かない
届いた時は
気付かない
心に去るは 孤独か 音か
人の夢
何の為に生まれてきたの?
怒る為?泣く為?
違うよね?
少なくとも僕はそうじゃない。
楽しむ為に、生まれてきたんだ。
笑う為に、生まれてきたんだ。
ひょっとしたら、そうじゃないかもしれない。
でも僕は、そう思ってる。
そう思ってたほうが、楽しいしね。
桜の色は、ふんわりした桃色。
恋した乙女の瞳の色。
桜の花びらの形は実は、
一番ハートに近いんです。
桜の花をこしたお茶は、
失恋した手の心のように、
ふんわり苦くて、色が濃い。
桜の花の散り方は、
風にふんわり乗って行き、
彼のためならなんでも。と、
はりきってしまう、あなたみたいに。
桜の花は、春に咲き、
新入生を迎える花。
だから、恋も一緒に迎える。
恋の新入生も桜は迎える。
桜の役目は花を咲かせる。
そのほかには、恋のたとえ。
桜の色は、愛してほしい色。
桜をあなたにプレゼントした彼女は、
あなたの愛がほしいといっている。
〈了〉
時々 雨。
いつもの嘘。
嫌われないための 鎖
引きちぎって バイバイ。
妻にテレビゲームをさせるRPGだRPGと言っても妻は何のことかわからないに決ま
っているそれどころか「たたかう」の意味さえ知らないに決まっている決まっているの
に妻にテレビゲームをさせる主人公の名前はつよしだ俺はつよしじゃないつよしではな
いので妻にテレビゲームをさせる
眠れない夜を暮らす
いつまでも慣れない慣れていない妻はゲームが苦手なので手取り足取りほらここはこう
そこはこう動かすんだよそう良い具合だぎこちなく妻の手が動いてつよしは動くゲーム
の中でつよしが動くたたかう敵を倒す成長する成長する成長するゲームの中で成長する
成長して大人になるつよしは成長する大人になる
つよしのいない夜を暮らす
つよしは死ぬ何度でも死ぬ何度でも死んで生き返るがまた死ぬのは妻が下手だからだ妻
が下手なのでつよしは死ぬ何度でも死ぬ妻のせいでつよしは何度でも死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
死んで生き返ってまた死ぬところを俺は見ているつよしが死んでいるのを見ている何度
も見ている妻のせいでつよしが死ぬところを何度も何度も見る見させられる
つよしと暮らす
ほらここはこうそこはこう動かすんだよなんでそう動かさないんだよつよしが死ぬじゃ
ないかまた死ぬじゃないか何度殺すんだつよしを何度殺すんだよ殺すのは敵じゃないお
まえだよおまえが殺すんだよおまえがつよしを殺したんだよ何度殺せば気が済むんだゲ
ームで良かったな生き返るからつよしは生き返るおまえが殺してもつよしは生き返る生
き返る生き返るゲームの中で俺たちの子供は生き返るゲームの中では
つよしと暮らす
ゲームの中で
静かにドアを閉じて遠くなる足音は
鈍く響いてもう戻らない
私は目を閉じたままそっと見つめていた
これが最後なのだと
独りにしては大きな布団で
冬はどうやって待とうかな
温まるまでの時間が
去年よりかかってしまいそうだけど
思い出を思い出なんて言わないで
後にしか自分を見つけられなくなるから
思い出は思い出だとしても
振り返らない もっと大人になれるまで
素直な自分を出せるまで
くだらないことで
お腹を抱えて笑い合える
そんな君が居てくれたこと
今 神様に感謝したい
わたしは お風呂場の舟
ぷかぷかと浮かんで壁に着いてみても
すぐに離れて
また向こう岸を目指す
何があるというわけでもないのに
見えない道をとおっている
(みえないみち わたしをみちびいて!)
それとも
これがみちびかれているレールの上なのか
線路を走る機関車は レールから逃げられない
(それはいやだ!)
けれどバスや飛行機だって
同じ道をとおっている
毎日 そのくりかえし
船だって……
わたしにはお風呂場の舟が合っているのかもしれない
きまぐれに流されて
たどり着き また離れて
岸に着いても待っているヒトがいないから
だから また流れていくことが出来る
また向こう岸を目指して
何があるというわけでもないけど
何かあるということ 密かに信じて
今日は
神様にいじわるをされて
君に好きって 言えないほどに
喉が痛いので
欠席します。 空条。
この思いを告げてしまえば
どんなに楽だろう
あなたへのこの気持ちは
あたしの中でどんどんふくらんでいくだけで
まったくしぼみそうに無いんだ
心の中で大きくなりすぎた気持ちを
これ以上膨らませないで欲しい
あなたの好きなところを挙げていけばキリが無い
声、しゃべり方、髪形、顔、笑った顔・・・・・・
全くあなたの事を知らないのに
どうしてこんなに気になる?
まだ何にも知らないあなたのことを
好きになってもいいのかな?
このままだと破裂してしまう風船を
自分で割ることもできずに
ただこわごわ持っている自分
この風船の行方は
あなたにかかっている
あなたの言葉にかかっている
毎朝会えるのが楽しみ
それだけが楽しみで
あなたに会えると思うだけで
鏡の前にいる時間が増える
変わっていく自分を
嬉しく思いながら
少し不安になる
この気持ちはあなたへと向かっている
朝から晩まであなたへと向かっている
生まれ変われるのならば
蝶になりたい
花になりたい
私でない私に
さなぎの時を過ごし
つぼみがほころぶのを待つ
私は生まれ変わる
私でない私に
今花が咲き 蝶が舞う
きょう おんがくしつで
さっきょくの べんきょうをした
ぼくは もっきんを つかうことにした
たたいておとが だせるからだ
きょくは すぐできた
だけどぼくは がくふがかけないので
ちょっと こまった
ピアノを やってるこは
スラスラ かくから
くやしい
でも おしえてもらうのは
もっとくやしいから
がんばって じぶんでかいた
ヤギせんせいは ごせんしの すいそうに
オタマジャクシが はっぴきいるぞと
いってたけど ぼくのきょくは
じゅぴきも かずがおおいから
かくのに くろうした
はい おしまいと
ヤギせんせいはいった
それから みんなのきょくを
ピアノでひいた
ぼくは じぶんのきょくが
ひかれないかなあとおもって
ドキドキした
へんなきょくだなあ といって
ヤギせんせいが あしぶみしながらひいた
おもしろかったので ぼくがわらったら
みんなもドッとわらった
みんな しずかにしろ だいはっけん
これは もっとへんだ といって
ヤギせんせいが ひいた
ほんとに もっとへんだったから
また ぼくもみんなもドッとわらった
そうしたら それは
ぼくの きょくだって
ヤギせんせいがいった
ぼくは まっかになってしまった
りょうほうの みみが ぽっぽとした
がっこうの かえりに
ワルツざかにすわって
かんがえて わかった
ヤギせんせい
ぼくのきょくは きっと
オタマジャクシを たくさんいれすぎたので
すいそうのなかで あばれてしまったのだと
おもいます
さいしょ がくふにかいたとき
あんなに へんなきょくじゃなかったよ
あした ほんとを
おしえてあげます
うちについて いぬのチビに
きょくを おしえてあげたら
ちょっと しっぽをふりました
ぼくとチビは なかがいいです
にごりのない 笑い声がひびく学校の庭
錆びたフェンスの外側に かすむ老女を見た
彼女はまるで 時間に置いていかれたように凍りついて
からまった髪
かかとのない靴
すり切れた袖
黒い爪
でも
眼差しだけは 雪を溶かす陽光のようにうるんでいた
半開きの口が その笑い声を吸いこんでいた
よどみのない 話し声が満ちる学校の庭
その外側には 汚れてしまった老女がいた
振り返ると
彼女の足下に
純白のモクレンが そっと舞い落ちた
。
落ちて行く月を眺めつづけた僕は、ただひとつ思いを口にする。アルコールの回り
きった脳みそは少しも動いてくれないが、それも悪くは無いと自分に言い聞かせ
る。風が出てきた。今夜はもうやめようと思う。ベンチを降り、うん、と伸びをす
る。これから鎖を断ち切ろう。僕は目を瞑り、反抗的に、ただ、跳ねた。
僕は多分、まっ逆さまに空へと、落ちた。
月の昇る夢を見た。
あぐらをかいてテレビを見ているお前の膝に
俺はそっと頭を乗っけた
お前の小さな胸を通り越して
あご、鼻の穴、短いまつげ
セックスするだけの相手なんて言ったら
ひっぱたかれるんだろうな
いつのまにかお前の手は俺の頭にのっかかってて
俺の前髪をかきあげる
それでもお前の視線はテレビから離れない
お前がさっきから釘付けになってる
テレビ番組のゲイ特集
なにが面白いんだ
お前は今、俺の前髪をかきあげてる事に気付いているのか
ネコでも撫でるようなお前の手つきに
俺は心地よさを感じてしまっている
それでもお前はゲイに夢中だ
なんだか腹が立ってきた
お前は俺の飼い主か
俺はごろごろいってるだけか
俺は腕を伸ばし、お前の耳たぶをつまんでやった
かさかさ指を動かしてお前はようやく
「こそばい」
と頭をちぢこめる
俺がお前の男じゃない
お前が俺の女なんだ
耳をひいてやめてと言うお前の唇に
つけこむようにキスしてやった
セックスはとことん拒むくせに
キスだけは積極的に応じやがって
舌をちょっと出しただけですぐかぶりついてきやがる
お前にとって俺は一体なんなんだ
俺と一緒にいて楽しいか
お前が欲しがる強い男はそこら中にいるだろう
「あたしの弱いと込みせられるのあんただけだよ」
見た事ねえぞそんなもん
「あたしの支えになってくれればそれでいいから」
必要あるのかそんなもん
俺の器じゃもてあましてるばっかりだよ
俺の舌はお前の口から顎をつたい、首筋へと流れていく
一番最初に見つけたお前の性感帯
性感帯の首筋を、お前は決して引っ込めたりせず
どんどんどんどんのけぞらせてくる
ああ、もうかなわないよ
お前はすごい女だよ
さっさとごろごろいってくれ
シャッタースピードを落として
彼女は真っ白なスカートを翻し
木漏れ日が射す小さな小道を
裸足で駈けてゆく
満天の笑顔ではしゃぐ彼女は
血に濡れた手にかまうことなく
薄い水色の糸であやとりをしていた
残像が残る青味がかったブラウン管を通して映るのは
真っ赤に染まったミルククラウン
18で旅に出た少女が19で死んだ
18で旅に出た少女が20になる前に死んだ
「狭い日本なんてあたしには合わないわ」なんて強がってた
「どうしてこの世はこんなにもファッキンなのかしら」なんていきがっていた
「あの人の横顔はなんであんなにも寂しげなのかしら。きっとあの人もあたしと同じなのね」なんてうっとりしていた
「ママ。淋しいわ、ママ」なんて泣いていた
18で旅に出て19にもなれば
そりゃ見なくても良い物もいっぱい見てしまうさ
18で旅に出て19にもなれば
そりゃ年頃の女の子が死ぬには充分な理由さ
18で旅に出た少女が19で死んだ
18で旅に出た少女が20になる前に死んだ
あの子が、あの子が、あの子が、あの子が、
あの子が
あの子が死んでしまったよ
雪が降った朝、表に出てみると寒くなかった。
東京にも雪が降るので結構うれしい。この調子で今年も過ぎていけばなーっと想う。この調子というのはこのぐらいの天気と言うことだ。雪は降るけど寒くない。異常気象。だらんと壊れながら進む地球。今年も後1ヶ月。1年は早い早い、やばいやばい。コロがそろそろ起きだそうとしていた。この柴犬はホント寝ぼすけだ。世間では子供が刃物で刺されているのに。血が流れてグランドに染み込んだのに。地面は昔から血を染み込ませている。戦国時代の阿鼻叫喚。アスファルトになって染み込まなくなった悪い血が悪いことを仕出かしているそんな世の中、2001年。亜希子。白亜紀の希望の子。ティラノザウルスの子。血を流せ。
スーと庖丁を持ってパパを刺す。なぜ今まで大人たちはこんなに簡単に人を殺せることを教えなかったのだろう。包丁。刺せばいい。今は毎日TVが教えてくれる。後はやってみるだけ。ついでにママも刺す。コロ、コロ。コロを便所座りで頭を下げて呼ぶ。私は恐竜になったよ、白亜紀の獣に。早く起きて。雪が降る日に恐竜になって染み込まない血が私を単純に襲う。パパの血は畳からあふれ出ている。コロ、コロあなたの獣を早く見せて。今は平成、恐竜は滅んだのよ。コロと名付けたあなたの人が見たい。御願い早く起きて。犬、犬コロ。
三月三日は雛祭り
今日は 初孫 初節句
綺麗な女になるんだぞ
願いをこめた贈り物
七段十五人雛飾り
五月五日は端午の節句
めでたや 初孫 初節句
強い男になるんだぞ
願いをこめた贈り物
五月人形 鯉のぼり