第15回詩人バトルチャンピオンは、
いとうさん作『妻→RPG→つよし』に決定しました。
おめでとうございます!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 60 | 妻→RPG→つよし ★ | いとう | 4 |
| 12 | ペットボトル | K,@,マーホ | 3 |
| 68 | モクレンと老女 | 空人 | 2 |
| 74 | 初節句 | 春九千 | 2 |
| 53 | ゲーム | ヤマタカユウキ | 1 |
| 19 | ひだりうで | あおい | 1 |
| 58 | 桜と恋の関係 | *悠花* | 1 |
| 31 | 白い部屋の夜に | 茶封筒 | 1 |
| 10 | The liberation | 浜新一樹 | 1 |
| 55 | おれんじ・ぺこ | 稲城さとし | 1 |
| 45 | 今、何と? | 小原夏子 | 1 |
| 22 | 疲れたスーツは脱ぎ捨てた | 木葉一刀 | 1 |
| 9 | 狂愛 | 麻貴香音 | 1 |
| 63 | わたしは舟 | ユキコモモ | 1 |
| 59 | ブーゲンビリア | カイヱ | 1 |
| 64 | 欠席届け | 空条 遥 | 1 |
| 18 | 言葉 〜呪文の加速度〜 | 爆睡王子 | 1 |
| 36 | みず | 長月 | 1 |
| 14 | mon amour | 音治郎 | 1 |
| 40 | 小さく暖かいもの | 密 | 1 |
| - | 無効票 | - | 1 |
爆睡王子さんの「言葉 〜呪文の加速度〜」か、
いとうさんのこの作品か、迷ったけど、後者を選びました。
主題としては、あんまり好きではないけれど、
この後味の悪さ(笑)は完成度の高さゆえだと判断しました。
段々と人が狂っていくのをうまく表現していると思った。
旦那の言動及び行動は奇怪だが、ラストの方に出てくる
>俺たち
と言う表現に、旦那の愛を感じた。
それにしても、この奥さん、わざと殺し続けているのだろうか。
その点、非常に気になる。
とにかく繰り返し読むと、なぜだか旦那が可哀想に思えてくる。
旦那と奥さんの、RPGによる自分探しと恋愛物語?
なんてね。いとうさんに、一票。
まるでロボットのように「俺」に命令される妻と、
その妻にコントローラーで育てられるつよし。
でも、「俺」と妻のやりとりは夫婦と言うよりは、
甘える息子と言いなりの母親の様にも思えます。
つよしは「俺」の投影であり、
母親に愛情を注いで欲しかった「俺」の復讐なのかも知れません。
そんな事を考えながら、この作品を推薦します。
3人の微妙な距離感が好きです。
すごいなあって思います。
12.ペットボトル K,@,マーホさんの作品に投票する。
戦争映像と平和な都会の日常が二重映しになっている映像が浮かんだ。とてもうまいと思う。
その他、気になった作品は
4.風が強い夜 ninaさん…冷たい凛とした空気を感じる。同時に暖かさも。
19.ひだりうで あおいさん…右手と左手はどちらが優秀かいつも競っている。今回は左手の勝利。
39.ゆるやかに音もなく止まれ 佐藤yuupopicさん…五月の風が流れていく。あなたと私が居た記憶を乗せて。しんみり爽快。
68.モクレンと老女 空人さん…霞を食べて生きる仙人というのがいて。その老女は子ども達の笑い声を食べて生きているのだと思う。老婆は少し元気になる。温度差の対比がうまいと思う。
シニカルなテーマでありながらも、小気味のよいリズムでさらりと読ませてくれる。かと言ってただ軽い作品に仕上がっているわけでもない。作者の詩のテクニックと視点が抜きん出ていました。
他に迷った作品は木葉一刀さんの「疲れたスーツは脱ぎ捨てた」とユキコモモさんの「わたしは舟」です。
モクレンと老女にどんな繋がりがあるのかわかりませんが、心の純白さがしみてきます。
昔を懐かしむというより、学生時代のなんらかの出来事をようやく後悔し、反省し、理解する事ができた老女を想像させます。
場面がスモークがかった詩人の世界として見る事ができたので、投票させて頂きました。
映画的な情景で、単純に素敵だなぁ、と思いました。
本人は実際に見られたそうですが、
そうゆうところを見逃さない作者の観察眼に◎です。
水木一郎氏に朗々と唄い上げてもらいたいような気も・・・
最近、アントニオ猪木さんの詩を見たときがあったのですが その時によく似た感じを持ちました。
最後の文で締まったかんじがして、いいです。
このゲームはリセットもコンティニューもできないよってことを
盛り込んだら面白くなったかもしれないと思います。
たった8行。限られた言葉数で見事に一つの物語を作り上げている。
リズムもいい。言葉が最小限までに厳選されている感じがした。
すとんと受け入れられて、最も印象に残った。
読んだ人はこの中から様々な物語が想像出来るであろう広がりを感じる。
早い話、一目見て、巧い、と思った。
読んだ後、思わず顔がほころんでいました。とっても落ち着いていて、季節感があって、 > 桜の花びらの形は実は、 > 一番ハートに近いんです。 ってところで「うーむ、言われてみれば」とか想ったりして、桜の散り方の表記とかもすきです。 Entry50小松知世さんの作品「空」とこの「桜と恋の関係」とで最後まで選考迷いました。 空は、何だかこれから人生の壁や悩み事が出来たとき、空を見上げたら自分も勇気付けられるような気がしてくる。桜と恋の関係とは評価のしどころが違うので判定には苦労しました。 で、後者の方がタイトルと作品本体の関連にインパクトがあったと想うので、桜と恋の関係に一票!
「白い部屋の夜に」は終わりと始まりが入れ替わる瞬間をきれいに描写
していて、それなのにあっさりとした書き口。
この作者さんの筆使いはいつも押しどき、退きどきをこころえている様
でとても上手だと思います。必要な部分だけを切りとる感じ。
誤字がなければ、もっと何倍もよかったんですけど。
35「孤独な海へ」、51「夏は繰り返す」なども心に残りました。
が、35。脱字が。
69の「月としての僕」。この作者さんも文字にしにくい雰囲気を見事に。
不思議で心地よい。でも結局テーマはどの部分から読みとればいいのか……
テーマは再出発、かな?普通に読めば。
もう少し分かりやすくしては、雰囲気が崩れてしまうのでしょうか。
今回も悩みました。
歌詞かな?という感じもしたのですが。
これに曲をつけてみたいです。
「ワルツざか」と「亜希子、白亜紀の子供」が非常に洗練されていて群を抜いてましたが、残念ながら両作品とも規定違反で対象外。
対象内の作品の中ではこの「おれんじ・ぺこ」が一番良かったように思います。すごくあっさりしていて読み過ごしてしまいそうだけど、個々の言葉のイメージを上手くスライドさせながら1つの情景をきちんと書ききっています。こういうのは好きだったりする。
焦るな急げ!というのも私はどうかと思っています。
思わずなにか声をかけたくなる作品だと思います。
最後の、「疲れたスーツは脱ぎ捨てた」
まだ余力があるように感じるのは私だけでしょうか。
読みやすいリズムと、明るさと強さと弱さが入り混じっているように思えます。
狂った感じがとってもびっくりだったけどよかったです。
お湯の温度、浮力、体感、反響音、湯気、
1行目にしてすっかりユキコモモさんの湯船の中へ、
すっかりもって行かれました。
ブーゲンビリアの花から、こんな詩ができるとは思いませんでした。
嫌われないための鎖に囲まれた小さな花――このイメージが自分の中からは出てきませんでした。
それでもって、スタイリッシュな言葉運び……なんかもう、メロメロです。(……って、解釈はこれであっているのでしょうか?)
好きだという気持ちを伝えられない、という詩はよくあります。
が、この作品はそれを神様がいじわるをして、など、かなり独自の視点で書かれていると思いました。
その視点が面白い。
詩全体の、何となくかわいらしい雰囲気も好きです。
次点はユキコモモさんの「わたしは舟」と、空人さんの「モクレンと老女」。
この3つでかなり迷いました。
上手さだったら、いとうさんだと思います。
でも、一番グッときたのがこの作品だったので投票します。
ナチュラルハイを表したのだそうですが、私には、言葉(の意味)が伝わる瞬間のように思えました。
勢いがあって好きです。
ちゃらさんのもすごく好きです。
インパクト勝負じゃなくて、一言一言に気を使ってる感じが良いと思います。
平凡なことを表現するのは難しいですが、克服できているのではないでしょうか。
正直物足りない。最後、後一歩突っ込んで欲しかった。
でも
題材としては一番好きなところであり、全体を平仮名で
まとめたところで題材を生かしているかなと。
正直他にも推薦したい作品は在りますが、今回は「みず」
「いい人なんだけど」
ってな男が捨てられるときの捨て台詞は聞いたことありますが
こーゆーパターンは初めてです(^^|||)
そ〜か〜〜そーくるかー♪
こ・・・こーわー( ̄Д ̄|||)
表現の仕方が不適切、かつ不適当に感じます。言い方変えれば、長くて無駄、ってことです(言葉が悪くてすいません)。とはいえ、辛うじて読める、と思えたのはこの推薦作と、あと「ひばり」くらいでした。
今回はまあ不作でしたね。
え、私の出来?
聞くなよそんなこと。
ところで投票数どの程度でしょうかね。25,6程度と読みますが果たして。
当たってたら誰かご飯おごってください。
久しぶりに詩人バトルを流し読みしました。
後半あまりじっくり読んでいません。
という曖昧なことで申し訳ありませんでした。ごちそうさま。
ペットボトル(12)懺悔と妄想(13)を推薦します。
「ペットボトル」はゴミになるペットボトルが核ミサイル化してしまい、将来大変なお荷物になるので、まさに、黴の繁殖したペットボトルの中の青色、緑色、茶色、白色、灰色といったモワモワの毛玉が繁殖している様子を想像してしまって、ああ、これウランじゃん。って思うだろうと喚起させてまいました
爆発音であるボーンかポーンかどちらかわからない、ペットボトルロケットの発射音を大量生産された生産工場のラインの兵器工場は全くオッソロしい理科の実験だと思うのだった。ということで、音がよかったのでおもしろかった。
「懺悔と妄想」は僕で始まる文章の反復だけれども、始め僕でなくて俺と呼んでいたのだった。やっぱり、俺の方が好みなんだけれども、まあ、僕でもええかな・・・飛び出すという動詞で完了するのだけれども、そのスケールが行ごとに更新されて、しだいにスケールものさしが大きくなるというのは、そうx10絵本ってな絵本か写真集かがあったかなぁあと、思い出された。そうはいっても、この詩の場合には単純にスケールが変化していくのではなくて、そのスケールでの僕の位置づけが確認された僕が脱出を試みるのであるので、微妙におもしろい。きりなく妄想していく俺がそれぞれのスケールの世界から脱出することに対して、少しばかりの気後れを感じながら、飛び出していくのは心地よく。結局どこまでも果てしないこと気がつきつつも突き進んでいく様子がなんとも、結構な按配でした。おい俺!それでよかったのか?と思うものだった。
ということで、2つの推薦をしておきまする。ぶひぶひ
※推薦作品が二作品あったため無効とさせていただきます(スタッフ注)