第16回詩人バトルチャンピオンは、
大覚アキラさん作『母に』に決定しました。
おめでとうございます!
票を得た方もそうでなかった方も、次回でまた頑張ってください。
感想票をお寄せいただいた読者の皆様、ありがとうございました。
| # | 題名 | 作者 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 74 | 母に ★ | 大覚アキラ | 3 |
| 89 | 消しゴム | ぶるぶる☆どっぐちゃん | 2 |
| 7 | 墓場 | ちゃら | 1 |
| 12 | マドロミノシアワセ | 温日 | 1 |
| 14 | 月がみていた | 密 | 1 |
| 17 | 幕開けとして、朝。 | ビオラ | 1 |
| 27 | ミルクティー | 花 | 1 |
| 37 | 七転八逃 | nekoze | 1 |
| 65 | ジグソー | うなぎ | 1 |
| 67 | 胃袋 | 茶封筒 | 1 |
| 68 | 若さゆえ? | みぽ | 1 |
| 72 | 雨 | 大村 志野 | 1 |
| 78 | 終わり | 葉子 | 1 |
やさしい雰囲気がとてもいい。やはりこの作者はいい、と思いました。
多くの作品の中で、この作品が一番「オーラ」のようなものが出ているように感じました。
最初から読んでいって、目が止まりました。
そんなわけでこの作品に決めます。
大覚さんの作品とは全く関係ないのですが。
規定違反が何作品かあります。
1行は40字で、60行以内、規定は守りましょう。
ひとつ「いいな」と思ったのがありましたが、規定違反でしたので推薦候補からはずしました。
今回は数が多い割には不作だったように思います。
その中で大覚さんの詩は簡潔で余分な言葉をシェイプした塑像的な美しさが感じられます。人の思いに直接響く詩だと思います。
今回もとても数が多く悩みました。
何度か読んでみて一番すっと心に入って来た詩を選びました。
母への愛情に一票入れます。
他に候補にあげていたのは、
No.25 もし神様がいて ショウさん
No.1 鳥の声 尾二源昇さん
No.52 権利 ヤマタカユウキさん
などなど・・・他にもたくさんありました・・・。
今回はダントツでこれでした。群を抜いてこれです。
言ってしまえばこの作者さんのいつも通りの書き方なのですが、
言葉を凄いスピードでどんどん積み重ねていくような勢いと、
最終連に向かってそのスピードが落ちていく遣り方がこの内容に
ぴったりでした。
消しゴムとその屑の舞うシュールさが、父親の死によってもたらされる、ただ「悲しい」とかいうこと以上の、言葉に出来ないなにかを表現していて、とてもよかったです。
題名はもっと工夫されていると良かったんですが、発想が面白いし、上手くまとまっていると思います。
74番と87番との三つで迷い、得点を付けてみたんですが、同点になってしまったので個人的な好みで決めました。ちゃらさんの言葉遣いが好きなんです。
今回は無投票…を決め込むつもりでいたのですが。
再度読み直したときに懐かしい台詞を思い出し、
この一票。
ちなみに2連目が懐かしい。
私事
コトバの流れと、浮かぶ光景が美しいと思いました。
コントラストにひかれます。
わかったようなわからないような感覚的な部分が物足りなくもあるが、
言葉遣いに魅力を感じました。
もう少し実感としての強さがあるとよりよいように思われました。
面白く素敵でした。
私のイメージは温かいミルクティーなんですが、よろしいでしょうか?(違っていたらごめんなさい)
一、ニ行目に思わず頷いていました。なんだかあったかくて好きです。
どの作品も歌も叫びも突き刺さるように心に響きどうしても甲乙つけ難いので、内容的な面ではなく、上手い下手でのみ判断しました。
別に字数が少なければいいと言う訳ではないのですが、この字数でこの内容の濃さはすごいと感じました。濃密です。
たった6行なのに、はっきりとした映像が思い浮かびました。
例え方がとても好きです。印象的でした。
何一つ「あなた」や「僕」に関する具体的な表現はないのに、
たった一言の表現だけで、彼らがどんな人なのか想像できました。
それから、こちらが深読みをしているだけなのかもしれませんが、「普通」である「僕」は、人からはみ出してしまっている「あなた」に怒りをもっているように見えました。
変わる必要はあるけれど、普通になってしまってはいけない、と「あなた」に忠告をしてるようにも見えました。
この、裏を考えると様々な意味が生まれてくるところも好きだったりします。
うなぎさんのと、どちらに投票するのか悩んだのが、楽太郎さんの『復旧の見込みはありません』です。
これは作品の世界にすぐに引き込まれました。
激しい言葉などを使ったりしていないのに、緊張感があったと思います。
全体を漂う、淡々としたもの悲しい雰囲気も、その緊張感を強めていました。
何度もくり返される「復旧の見込みはありません」という台詞が、よい効果をもたらしていたのでしょう。
恋愛の詩はたくさんあったのですが、この作品だけが強く印象に残りました。
ただ・・規定違反なんですよね。長さは一つも苦にならなかったんですけどね。
67:茶封筒さんの胃袋。なんか弱っている「俺」がかわいらしく思えたので。ママと胃と愛というキーワードも面白かったです。
次点は17:幕開けとして、朝。です。
他に気に入ったのは、13:祖父に捧げる詩、14:月がみていた、75:日没前、83:青年空間・瞬間少年・愛撫、です。
参加作品数は多いものの、もひとつピンと来なかった今回。
そんな中で、心にひっかかったのは以下の4作品。
「欠けゆくものたち」TANGOさん
「言葉 〜回想からの離脱〜」爆睡王子さん
「若さゆえ?」みぽさん
「青年空間・瞬間少年・愛撫」植木さん
色々と悩んだ挙句、みぽさんの作品をチャンピオンに推すことにします。
この、変な(失礼!)リズム感と、
いい加減に書き上げたようでいて、計算されているような、
でも実はテキトーかもしれない(笑)、あやふやさに惚れました。
こういうの、好きです。
他の3名の方々の作品も素晴らしかったです。
題材の好みで、みぽさんの作品をチャンピオンに推薦しましたが、
なかでも植木さんのは完成度だけで言えば
今回のチャンピオンに値する作品だと思います。
(前々回のもかなり好きでした)
こういうシンプルなのが大好きなんです。
欲を言えば、もう少し想像の余地の多い方が好みかもしれない。
さめた感じが一層無常感をかき立ててるようでよかったです。
切ないなあ。。。
以下は締切後に届いた感想です(無効票となります)。
すばらしいできだと思います! ほかの人の作品よりもずっといい作品だと思います。 自分はこれを読んで正直感動しすぎで鳥肌が立っちゃいました(^.^) そしてこの作品の虜になっちゃいました。 詩ってのは、やっぱりいいですね! 自分も暇ができたら書いてみようかなと思います。 これからもがんばって、いい作品を作ってくださいね。 応援してます!!