第18回詩人バトル Entry34
自分でも馬鹿で単純だと思う。
影響されやすい私の性格。
きっかけは少年漫画だった。
その所為で私は今、走っている。
風が頬を撫で、
周りなど気にならなくなる。
ただ、前に進むことだけを考え、
思考がショートする。
小四の時から中三までの約6年間続けていたバスケを止め、
体力の衰えを感じた。
体中が悲鳴を上げる。
でも、止まらなかった。
私が読んだのは、サッカーの漫画。
一生懸命な主人公に影響された私。
夢を諦めたくない。
その思いがシンクロした。
何となく、走ってみた。
走る前は縄跳びをした。
……久しぶりに気持ちが良いと思えた。
運動することなんて、
苦しいことなんて、
嫌いだったはずなのに。
夢に対する思いと共に、私は止まれなかった。
走ることは、人生に似ている。
始めは勢いが良いけど、
だんだん疲れて、
だんだん嫌になって、
止まってしまいたくなる。
立ち止まって楽な所へと寄り道をしたくなってくる。
速度が落ちて、
ついに止まってしまう。
でも、また走り出すことも可能なのだ。
夢へと向かって。
私は走っている。
諦め掛けた時期もあった。
寄り道してしまったこともあった。
でも今はまた走り出した。
一直線とはいかないけれど。
私には走り出すことの出来る、気持ちがあった。
諦めたくない、
追い続けたい。
何よりも、好きだった。
まだ高校生である私の道には幾つもの逃げ道が枝分かれしているのを感じる。
選ぶのは、自分。
厳しい道も、
楽な道も、
好きな道も、
嫌いな道も。
選ぶのは自分。
他の誰でもなく、自分だから。
私は今、迷いはない。
でもきっと、嫌になる。
絶対夢を追い続けて入れるという、そんな保証はない。
でも、今は。
今は確かに、夢へと歩んでいる。
走る。
苦しくて立ち止まって。
寄り道をして楽をして。
でも、私は。
人生という自分だけの道を確かに走っている。
前に前に……。