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第18回詩人バトル Entry51

日常エゴ

光にむかって飛ぶ虫を
私はぱちんと手で潰す

小さいけれど確実に
私は「よっしゃ」と口に出す

一見
何も得るものはない
何の意味もなかったであろう
ヤツ、この虫の一生が
私の手によって
意味のある
人に何かを与えるモノとなった
その瞬間である。

よかったな、虫。

意味のなかったものが意味を持つ。
私は微かながらも充足感を得る。
嗚呼、なんと素晴らしい。

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