第18回詩人バトル Entry9
「オネガイダカラブタナイデ」
僕がママに願ってもママは僕を叩くんだ
やめて、痛いと叫んでもママは僕を叩くんだ
叩かれるたびに僕は白鳥が羽をむしられた様な泣き声を落とす
そうするとママはまた怒って僕を叩くんだ
その度に僕は心を隠してしまう
暗い暗い闇の底へと…
「オネガイダカラサガサナイデ」
ママは僕の隠した心を探すんだ
見つけては痛めつけて
空き缶のように棄てていくんだ
「サヨナラナンテイワナイデ」
それでも僕はママが大好きさ
どんなに叩かれても痛めつけられても
僕はママが大好きさ
だからサヨナラなんて言わないで
僕を置いていかないで
僕はママが好きなのに
こんなにママが好きなのに