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第19回詩人バトル Entry2

死を見つめて

明日死ぬかも知れない
そんな恐怖に襲われた時
私の周りの緑に
少し救われた

一面に広がる稲穂の緑...

ここの生まれたことを疎ましく思うことがあった
でもその度に目にする
赤々とした
あの夕日がくっきりと目の裏に焼き付いて

いつしか誇りに思うようになった...

死が間近に足音を忍ばせてくる
この光景を
失うのが恐い

愛する人の記憶と共に
残しておきたいのに...

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