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第19回詩人バトル Entry3

老犬に石を投げろ

(Gのブルースで)
おれ達が詩人だったころ
学校に行けばランボーさんがいた
生真面目なリルケさんがいて
ジャムさんは女の子だから許されていた
イエ〜イッ
(語り : ランボーさんといったって
ランボーがいたわけじゃないよ
自分の詩の中に
『酔いどれて』 なんて書いちまうやつ)

ヘヘへイェ〜ッ 誰かがマラルメさんになると
岩波文庫が売り切れちまう
彼女がブルトン読んでいたので
おれはアポリネールのポルノを読んだ
イェ〜ヘェへェ〜イ
(語り : ロートレアモンの時は泣きたくなったね
あの本高かったんだぁ)

学生服の藤村さんは
『初恋』を暗誦している 白秋さんがいたおかげで
バラモンなんて漢字で書けた
イェ〜〜イェ〜〜〜
(語り : もう書けないけどよ)

朔太郎さんとはいわないが
せめてなりたや達治さん(心平さんもいたな)
都会っ子には通じないぜ犀星さん
高村さんはお人好しのぼろぼろぼろぼろ
ウ〜イェー
(語り : あれみんな童貞だと思ってたんだよな?)

西脇さんが
おれ達には最後のきらめき
寺山さんは死んじまった
谷川さんはもうジジィだぜ
ヘェ〜ヘヘへヘヘへェヘィ〜
(語り : 父っちゃん坊やとは呼ばせないぜ
だけど、もうわかんねぇだろうなぁ〜)
爺っちゃん坊や
イェ〜〜〜〜イ
ジャ〜ン

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