第7回詩人バトル結果
投稿受付───2001年5月30日迄(終了)
発表───6月3日〜
投票───6月3日〜6月31日迄
結果発表───7月3日
●チャンピオン決定
第7回詩人バトルチャンピオンは――――
那智さん作「群青と橙」に決定です。
那智さんおめでとうございます! これからも楽しい作品を期待しております。
票をとれなかった方も、これから参加しようと思っている方も、
頑張ってチャンピオンの座を目指そう!!
- 群青と橙(那智)
- 分かち書きのようで、単純な分かち書きとは違うところに一票。
考えて区切っていて、それが効果的だと思いました。
でも、なんでブランコなんでしょうね。
私の頭の中では、完全に砂浜でイメージされてます(^^;
- なんと言っても、まず自然の描写のテクニックが上手すぎました。
前には月、後ろには太陽、と柿本人麻呂の歌を思い浮かべられました。
最後の「静寂が 大音量で・・・」の部分に、一票です!
- 「砂 に埋めた 吸殻が 土に還れるか は 分からない」 の様な区切り方や、最後の「静寂が 大音量で響き」と言うフレーズなどがとても印象的でした。
なんか曲がつきそうな感じがします。何となく。
- 回を追うごとに全体のレベルが底上げという形で上がっているような気がする。が、一方で、図抜けた作者がいないのも厳然とした事実だ。
唯一この作者はわずかながらぬきんでた作品を書いていたように思える。
ただし、「朝」と「夜」の構図は、
「東の野に炎の立つ見へて 返り見すれば月傾きぬ」
と、
「菜の花や 月は東に 日は西に」
という二つに代表される有名な構図である。和歌の世界でも「本歌取り」という技法はあるが、それにしても、である。上二つを思い起こさせることはわかっていように、これを効果的に使わない手はなかろう。
与謝蕪村は「朝」と「夜」の構図に「菜の花」という要素を含んだが、それ以上の効果を生み出すものがこの詩にあったのか。
「ブランコ」「砂」「吸い殻」「コーヒー」。
この四つと「菜の花」。
どう考えても「菜の花」ひとつの方が優れてあまりある。もっと磨けばよい作品になったのではないかと思う。
以下に気になった作品を挙げる。
〇ヾ(-.-) 「シヌトキ・イキルトキ・ニンゲン」 (-.-)ノ^^^^ 小林祐悟氏作
〇し 春九千氏作
〇逆三角形のつぶやき 空人氏作
この三つは「オンライン詩」という特殊な環境を利用しようとしている試みが見える。紙に印刷するわけでも、縦書きでもない環境を利用しているのは、しかしこの三作だけで、あとの作品は従来の形を踏襲し、しかも今まで他の詩をまともに読んだこともないのではないか、と思える程度でしかないのは悲しい。
〇ボール SPASH氏作
この作品は、詩の空気、というか、読み手の呼吸というか、そういうものをふまえて書かれてあるように思えた。好ましい。が、それ以上ではない。
どの作品も、時間をかけて言葉を選んだ、という印象を受けるものではない。短いから時間をかけない、ではなかろう。「舌頭にて千転すれば、句自ずから成る」とは松尾芭蕉の言葉だが、千転どころか百転した作品もない気がした。思い入れが少ないのだろうか。アマチュア詩人にも、すばらしい才能は眠っていると思うのに、返す返すも残念だった。
- へんなコンプレックスを持ってないような気がします。
- 逆三角形のつぶやき(空人)
- ぱっと見、形が気に入りました♪
三角形の形、いいです。
逆三角形もいいです。
こんな発想はびっくりです。
<P>は詩の中の文字なんでしょうか?
タグなんでしょうか?
気になりました・・・
(編注:発表後、作者様からのお話もあり、タグは消させていただきました。
作品の「投稿箱」に「改行が反映されない」という問題は解決いたしましたので、ご安心ください)
- 「逆もまた真なり」
逆三角形はただ
三角の反対
なだけ
。
?
安定を
望むのは不安に
勝つ生命力の欠如
楽しむ心に安定は少量
逆さのせいじゃない、一点で立てないのは。
立つべき点を人に頼るから、逆三角形は不安定になる。
- ボール(SPASH)
- 無垢で素直でストレートな感情表現にまいりました。
気持ち、ちゃんと伝わりましたよ。
- 琥珀の中で(sachi)
- 今回のバトルの中ではこの詩が一番感じるものがある詩でした。
- 白の断想(トモモ)
- 無邪気な感情が見えました。
言葉の選び方、好きです。
- 遥(rin)
- 読後感がさわやかで爽快な気持ちがしました
(。ーwー。) なごむ〜〜〜
- 白パン(あるいは白い粉のついたパン)(大覚アキラ)
- 今回は、大覚アキラさんの『白パン(あるいは白い粉のついたパン)』に投票することにしました。アキラさんの描き出す世界は、好き嫌いは出るにしろ、ハマる人にはとことんハマる世界だと思います。
今回の作品も、かなりシュールですね。この詩とハイジの世界との乖離がおもしろい。タイトルにある「白い粉」は覚醒剤を彷彿とさせます。(「白い粉のついたパン)を略して「白パン」なのだと解釈しました)毎回ハイレベルの作品を出してくるアキラさんの次回作も期待しています。

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