第17回中高生1000字小説バトル全作品・結果一覧

#題名作者文字数
1交代宣言水葉 けい987
2ふかやしのにっき小径1000

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Entry1

交代宣言

家に帰って、何気なく鏡を覗いた。ああ、今日も疲れた顔してるな。
ぼーっとそんな事を考えていると、鏡の中の私がにこっと微笑みかけてきた。

嘘・・・!?

みるみると鏡の中の私は姿を変えていく。私と同い年くらい、私にそっくりの、男の子だった。そしてなんと、鏡の中から出てきたのだ。にゅうっと。
「こんにちは」
やっぱりにこにこ笑いながら、彼はそう言った。私は、ただただ呆然としていた。
「あいさつもできないのかな? 僕の分身さん」
「分っ・・・!」
「ああごめん、間違えちゃった。分身は僕のほうだね」

・・・分身? 彼は、私の分身・・・。なんで鏡の中からこうも非科学的にでてくるの? しかもどうして男の子なの? 何をしにきたの? 何の為に出てきたの?
どうして・・・

私の質問を見透かしたかのように彼は言った。

「交代しない? 最近里香子、調子に乗りすぎだよ」

当たり前のように、発せられたセリフだった。
「なんで私の名前・・・」
「僕は君の分身だよ? つまり、僕もリカコ」
当然だろ、と苦笑している。

「いいかい? 僕は、君の中にある善意の固まりなんだ」
「善意・・・?」
「そう、善意」
「それじゃ、まるで・・・」
「君が、悪意の固まりなんだよ」

いきなり分身が私につめより、首をつかむと壁に叩きつけてきた。

「君が僕を作ったんだよ? ・・・昨日親友の小百合、泣いてたよね?」
「ちょ・・・苦しい・・・」
「幸子に言われたからだっけ? 小百合、成績いいから、幸子に目の敵にされてたよね。君は、一緒になって小百合をいじめたんだっけ」
「それは・・・っ!!」
事実だった。小百合を一緒になってシカトした。靴も隠した。
怖かった。
次にそのターゲットになるのが自分だと考えると、怖かった。
自分がターゲットになったあとに、小百合が私に味方してくれるとは限らない。
自分を守る為に、親友を犠牲にした。

「そのあと、君のなかには罪悪感が生まれたね? そういう罪悪感・・・君が小さいときから積み重なってきたものが、僕。女子の関係が嫌だったんだろ? だから君は自分の分身を男に作った。でもね、最近調子にのってるよね。・・・小百合は、僕にとっても親友だったんだ。泣かせて欲しくなかったんだよ」

苦しい・・・!

「だからさ? 交代しよう?」

目の前が、暗くなった。


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Entry2

ふかやしのにっき

こおんばんわあぁああぁああぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!!!
 あ・き・らでぅえせええええっっっっすうぅ!!。
 どうでしょう。いかがでしょー。
 でもねでもね!
 今マジピンチなの。文芸部(たしか入ってた)の宿題(みたいなもの)があるうえ、Qの締め切り(アバウトだったような気も)もちょー近い(具体的には後2時間)って訳だったり違ったり。テストも。
 とにかく焦っていたわけ。
 でもでもでもね。
 ワープロに向かって7分。エイジオブエンパイア2と戯れて112分。ついに!!!!
 ぴぴん!! って来たのぉぉぉぉおおお!
 書ける! 書けるわぁああ!! 
 その瞬間私はもぉう小ピピン。
 つまるところはピピン3世。
 ピピン3世はヒルデリヒ3世との最終決戦が間近に迫って、緊張の余り正露丸を呑みすぎていたりした。ひどく胃が痛い。便秘で下痢だし。
 「ピピンさま…」
 「誰じゃ…?」
 疲れた声の疲れた誰何。人形のような声音。
 「わたくしにござります。」
 「誰だそれ」
 「ボケですか」
 パタパタシッポを振る下っ端A。
 「あ、下っ端Aだな。キン○マンで言えばテリーか。伊藤か。」
 ピピンには、関が原(対プロシア)がせまって、スケジュールには『ドッキリ(ロケ)』とだけ。
 「家庭教師の稲垣足穂はどうしましょうか」
 「同性愛者だろう。斬れ」
 「少年愛の美学か。せめて…男色大鏡とか」
 ギリシア的妄想にふけるピピン。実はレディコミファンだったりする。あとうや まなふ先生とか。
 「ごほっごほお!!」
 むせかえるピピンは優しい。さするAもしかり。 
 灯籠が消える。点いた灯りはなぜだかピンク(すわっ! 男色!?)
 影となったピピンは、もはや、小ピピンではない。つまり三世ではない。
 ルパンで言うなら2世である。
 藤子で言うならF不二雄である。
 しかし、肝心な事は伏せておこう。
 肝心な事は何かはまた置いておいて。
 ぐう。
 というような夢を見たの。
 あ、嘘。ごめんなさい嘘ついちゃった。
 ごめんなさい泣くから許してまじで嘘ついたのはあやまるってほんま毒混入チョコを食わせないで飴あげるから!!
 まあでもさ、小説なんて全部嘘みたいなもんでしょお。
 とかいいながら、これ書いてる人はあきらぁじゃないんだよねー。
 というわけで、これは私小説じゃないよ。電脳日記でもない。
 小説かどうかも怪しいし。
 でもでもね。これは実話なのよ。
 いや意味分からんけど。

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